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Super Cityのブログ一覧

2010年07月13日 イイね!

北京の富裕層が休日使う外車⑥ -Porsche Cayman 2.9L-6

北京の富裕層が休日使う外車⑥ -Porsche Cayman 2.9L-62009年度にMCされたニューケイマンは、新たにケイマンSと同じ外径318mmのベンチレーテッドディスクをフロントに装着しています。リアには299mmのベンチレーテッドディスクが装着されます。

ニューケイマンSのリアブレーキディスクはケイマンより4mm厚さが多く、ポルシェ・セラミックコンポジット・ブレーキ(PCCB)をオプションで装着することができます。

外車に限らず、クルマ弄りの中で(バイクも同じです)、このブレーキキャリパー関係って結構ウェイト高いですね。足元が変わるだけでグっと締まって見えます。

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こちらは Cayman S のカットモデルです。2.9L ヴァージョンのカットモデルは無いので、参考です。

2009 Cayman 2.9L Specifications

●車体型式 ABA-987MA120
●車体全長 4,347mm
●車体全幅 1,801mm
●車体全高 1,304mm
●ホイールベース 2,415mm
●前輪軸距 1,490mm
●後輪軸距 1,534mm
●整備重量 1,435kg
●車両総重量
●最小回転半径 5.2m
●最低地上高 130mm
●燃料タンク容量 65L

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こちらも Cayman S のカットモデルです。

簡単な見分け方は、ポルシェ純正ブレーキキャリパーの色が赤は3.4L のS、黒は2.9L だそうです。
ラゲッジスペースと言っても、イッパイイッパイなのが良く解ります。

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こちらはエンジンルームの上部パネルを外して、上から覗いたショットです。

水平対向エンジンはV8、V10やV12と違ってエンジン造形やインテイク等の見せ場が全部下のほうにあるので、ここを外して見せるようにしてもあまり格好良く無いですね。
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Cayman S 3.4 V6エンジンのカットモデル(参考)です。

2009 Cayman 2.9L Specifications

●エンジン型式 MA121C
           2,893cc. 水平対向6気筒
           DOHC 4Valves
●加給器     なし(NA)
●ボア       89.0mm
●ストローク   77.5mm
●最高出力   195kw/265ps/7,200rpm
●最大トルク   300nm/30.6kgm/6,000rpm
●圧縮比     11.5
●平均燃費   9.5km/L(10・15mode)
●変速機型式  7速 PDK(ツインクラッチ)
●駆動方式   MR駆動
●0-100km/h  5.7 sec.
●最高速度   263km/h
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2.7L V6エンジンのカットパース(参考)です。

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トランスミッションのカットモデル。

トランスミッションはATが7速ポルシェ・ドッペルクップルング(Porshe Doppelkupplung、通称PDK。ドイツ語で“ポルシェ・ツインクラッチ”を意味する)、MTは通常モデルが6速仕様となっています。
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トランスミッション、デファレンシャル含む一体ギヤケースのパース。ミッドシップマウント/リヤアクスル駆動方式ならではの形状です。
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動力/駆動系統のカットパース。

このクルマの動力、車重等数値だけを見ますと、ノーマルのままではカタログデータの最高速度263km/hは結構厳しいかも知れません。これまで私も Cayman の存在は、名前とスタイルこそ知ってましたが、中身はあまり認識していませんでした。然し、このクルマはその価値を知る人ぞ知る、日常の場面で所有する喜びのあるスポーツカーです。

一家にもう一台、というような余裕有る立場になれたら、是非候補にしたいクルマです。

Posted at 2010/07/13 13:13:53 | コメント(0) | トラックバック(0) | 勝手にフォトレビュー | クルマ
2010年07月13日 イイね!

北京の富裕層が休日使う外車⑥ -Porsche Cayman 2.9L-5

北京の富裕層が休日使う外車⑥ -Porsche Cayman 2.9L-5これは欧州で、2009年MC発表当時の資料から抜粋した Cayman 2.9L の画像です。

排気管フィニッシャーの形がこのように横長の長方形をしているのが特徴です。個人的には、丸くて大きいフィニッシャーが左右両サイドにドバっと出てる方が良いです。



Cayman 2.9L に乗るオーナーの多くは、この重量の有るノーマルマフラーに換えてチタン製などワンオフ物を取り付けていたり、なので以外と日本ではパっと見で特定するのが難しいのかも知れません。


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パッセンジャー側ドアより室内。

内装仕上は、最近高級セダンばかりチェックしている目には、それ程高級には見えません。限られた排気量枠内で、ポルシェの味わいに浸りながら走りを楽しむ、価格的にもリーズナブルでという立ち位置のモデルです。ポルシェを純粋に好きな人には、コストパフォーマンスの非常に高いクルマだと思います。
センターコンソールから立上がっているシフトレバーは、この2009年モデルからMCによって組み込まれた7速PDK(Porshe Doppelkupplung、ドイツ語で“ポルシェ・ツインクラッチ”の意)専用型です。

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このメーターの画像は、HPからの借り物です。

またまた済みません、北京の実車のメーター周りは全然上手に撮影出来ませんでした。実車はグレー/ブラック系統色で、この茶色では無いです。
一方、各メーターの基底板はこの画像と同じブラックです。
Cayman S は、これと違いアルミ色ベースなのだそうです。

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ダッシュボード中央にあるクロノメーター。

このクロノメーターは、PDKと連携してデータ計測可能なのだそうです。
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フロントラゲッジスペース。

フロントボンネットを開けると、その下にはラジエータ等の動力系統補器類の他、約150Lのラゲッジスペースが確保されています。間口、奥行き、本当に旅行バッグを詰めるには狭い、小物入れです。
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リヤラゲッジスペース。

リアゲートを開けると、その下に容量約260Lのラゲッジコンパートメントが確保されています。
然しご覧の様に、同じ260Lと言っても階段型で高さに余裕は有りません。開口部内の両サイドに高くそびえているのはマクファーソンストラットを納めているフレームで、この形のレベル下には2.9L 6気筒を押し込んでいるため、見えている以外のどこかに荷物スペースは有りません。

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リヤシート後方の棚部。

水平対向6気筒エンジンをミッドシップマウントしており、その直上部にあたります。
AUDI R8 V10 5.2L quattro やFERRARIのようにエンジンを見せる演出をしないでこのように塞いだ理由は、わざわざドライサンプ方式にしてマウント位置を下げた事、少しでもラゲッジスペースを含む室内空間を確保したかった事、単純に熱対策、でしょうか・・・。
騒音もあるかな。
このCayman は、画像の通り小間物を挟むアミを備えているのが良いですね。ひょいと手で突っ込んでおくだけで手軽です。

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リヤゲートを開けてラゲッジスペースのど真ん中右寄りに、フタ状のものがあります。これを開けると、オイル関係の充填口が出てきます。
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オイル関係充填口部分の拡大画像。

もし自分が新車購入したクルマだったら、これはオイル入れる時にこぼしてしまいそうで怖いです。どうやったらこぼさないでメンテ出来るか、いろいろ考えてしまうでしょうね。

Posted at 2010/07/13 13:11:38 | コメント(1) | トラックバック(0) | 勝手にフォトレビュー | クルマ
2010年07月13日 イイね!

北京の富裕層が休日使う外車⑥ -Porsche Cayman 2.9L-4

北京の富裕層が休日使う外車⑥ -Porsche Cayman 2.9L-4リヤコンビネーションランプ点灯。

薄暮時の斜陽に鈍く映し出されるクルマの造形美は、クーペボディであってもセダンボディでもクルマファンの心を捉えて放しません。何が綺麗って、移動交通手段であるただの工業製品に、機能以外のデザインという視覚的な要素をここまでマッチングさせた事で、自動車はヒトの文化に昇華して来たからです。それが、デザイナーという職業が人間社会に経済的/分野的に成立する所以です。

こういう形を造るやり方って、計算で出すんじゃなくて、手で粘土捏ねて削って撫でて、非常に原始的且つ創作的な作業ですものねえ。

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こちらはリヤスポイラーを左横から接写したもの。

リヤスポイラーは120km/hを超えると自動的に浮き上がり、ダウンフォースを発生させ、その後80km/hを下回ると自動的に格納されるように設定されています。

ティプトロニックSヴァージョンは、運転席にあるボタンを操作して、マニュアルで上下させることが出来ます。

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こちらはリヤスポイラーを浮上させた状態。

個人的には、もう少し派手な大きいウィングのほうが見栄え、フロントセクションデザインとのバランス上、良いのではとも思います。然し Cayman の生い立ちと車格を考えれば、これがベストかも知れません。やおら大きい派手派手ウィングは、911のほうで担当している訳です。



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右側より、右フロントホイール周り。

このクルマの場合、タイヤサイズは、235/40 ZR18 が付いています。
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右側より、右フロントホイール近影。

ブレーキディスクは純正標準タイプで、ケイマンSと同じ外径318mmのベンチレーテッドディスクをフロントに装着しています。制動能力の向上にあわせてブレーキパッドも最適化されています。
またブレーキディスクには、濡れた路面を走行する時の制動力を高めるとともに放熱性を向上させ、かつバネ下重量を軽減するために、クロスドリル加工が施されています。

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右側より、右リヤホイール周り。

このクルマの場合、タイヤサイズは、フロントと同じ235/40 ZR18 が付いています。
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右側より、右リヤホイール近影。

リアには299mmのベンチレーテッドディスクが装着されています。

4輪のブレーキ全てに、アルミニウム製の対向4ピストン式モノブロックキャリパーが採用され、高い強度とコンパクトかつ軽量な設計が大きな特徴です。またパワフルなブレーキブースターが踏力を増幅します。
キャリパーは、前後共ブラックです(ケイマンSではレッドのカラーリング)。

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ドライバー周りダッシュボード全景。

スピードメーター/タコメーターの底板はブラックです。Cayman S の場合は、アルミパネルのカラーだそうです。どっちも選択出来るようにすれば良いのにと思います。

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トランスミッションは 2.7L モデルのATの5速ティプトロニックSが、MCによって7速ポルシェ・ドッペルクップルング(Porshe Doppelkupplung、通称PDK。ドイツ語で“ポルシェ・ツインクラッチ”を意味する)に変更されています。
シフトレバーの形状も変更されており、スリムで機能的なデザインです。

Posted at 2010/07/13 13:08:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 勝手にフォトレビュー | クルマ
2010年07月13日 イイね!

北京の富裕層が休日使う外車⑥ -Porsche Cayman 2.9L-3

北京の富裕層が休日使う外車⑥ -Porsche Cayman 2.9L-3リヤゲート上に輝くケイマンポルシェのロゴ。

ブルーというより藍色に近いほうのメタリック塗装ですが、これはこれで美しい。
普通、このクーペボディだとどうでしょうか、オーナーが選ぶボディカラーはレッド?ブラック?ルーツがミッドシップオープンカーだからモスグリーンメタリックなんてのもブリティッシュな感じでお洒落です。

然しこのブルーメタリックは、光の加減で輝く色合いが変化します。強い日差しの直下ではこよなく美しい輝きに変わると思います。

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この編の画像8枚は、全てリヤビューです。

何と言ってもこのクルマのデザインは、このアングルに尽きると思います。911が男性的な迫力に満ちたリヤエンドラインなら、Cayman は間違いなく女性のヒップそのものです。
同じMRスポーツカーでも、例えばフェラーリなら308GTBよりも以前のDINO206GTまでに見られた流麗な曲線が奢られた旧き良きデザインのほうの系譜が色濃く感じられます。

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右リヤコンビネーションランプ近影。

デザイナーはこのヒップラインに合わせて、相応しいランプ形状を一生懸命考えたんだと思います。文句なしの造形です。

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右後方より右サイドビュー。

右コンビネーションランプの直上あたりから、ボディ後半リヤタイヤハウジングセクションを撮影。こういうライン、日本国内のメーカーは難しいでしょうか。最近では日産フェアレディのカブリオーレが、是迄に無い美しい曲線を描くデザインを採用して好評を博していましたね。
でも、これには敵わないのではないかと思ってしまいます。

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右サイドビューやや高い視点から。

これはルーフエンドからフロントウィンドウピラー、ボンネットに流れて行く大きなカーブを捉えたかったのですが、上手に撮れませんでした。あそこがあるから、このリヤセクションの美しい曲面がより引き立つのです。
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一方のルーフエンドからリヤウィンドウ。

こうしてここだけ見ると、例えばAUDI R8 V10 5.2L のルーフエンドからリヤエンドにかけての造形には少々見劣りします。
クーペボディのデザイナーは、常に格好良さ、空力特性、造形美といった要素と、ドライバーの後方視認性とのバランスをどこで取るか悩み尽くすのではないかと想像します。

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普通のポルシェはRRなので、FR車では普通のリヤラゲッジスペースを潰しています。その代わり、このリヤゲート直下にちいこい椅子を2個置いて、室内続きの荷物置きとしています。

こちら Caymman はMRであるのに、RRポルシェと外見には同じようなルーフ/リヤゲートデザインになっています。
この下には当然、6気筒2.9Lの強力なエンジンが有り、エンジンとリヤエンドとの間隙にようやく小ぶりの荷室をこさえてあります。でも、容積はほんのちょっとです。
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左後部角からリヤゲートロゴ周り。

可動式のリヤウィングがロゴを取り巻くように設けてあります。その先のリヤタイヤハウスの脹らみとの絶妙のバランス、Cayman シリーズの一番美しい部分です。

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リヤゲートロゴとウィング近影。

一番低い位置に納まっている可動式ウィングとのデザインマッチングは絶妙です。

Posted at 2010/07/13 13:06:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 勝手にフォトレビュー | クルマ
2010年07月13日 イイね!

北京の富裕層が休日使う外車⑥ -Porsche Cayman 2.9L-2

北京の富裕層が休日使う外車⑥ -Porsche Cayman 2.9L-2こちらのクルマも、リヤセクション中央の排気管形状で見る限り、2009年MC版 Cayman 2.9L です。北京市内の中心街に、こうして気軽に駐車してました。

中国での輸入車販売は、欧州で販売開始してから半年~9ヶ月くらいのうちには輸入開始されます。然しその値段たるや、高い関税のせいでかなり高額になるので、やはり富裕層でなければ手が出ません。

現段階での公表新車価格は 2.9L PDKモデルで RMB786,500(JP\11,000,000)、3.4L PDK-Sモデルで RMB1,069,500(JP\14,970,000、いずれも換算Rate 1RMB=14円で試算)となっています。
北京での大学新卒の初任給が平均 RMB2,500 として、2.9L PDKモデルを買うには26年間分の給与そっくりそのまま必要です。

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この、一般北京市民にとっては極めて高額な外車を、このように原付でコンビニに買い物に出掛ける如く日常の足に用い、いくら雨と言ってもここまで汚れても『没問題!』と気にしないのが凄い。

折角フォトレビューしたいのに汚くって良い写真が撮れません。
それでも、極めて美しいデザインである事には変わりません。初めて、じっくりこのクルマを見る機会になりました。
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右ドアサイド後方エアインテイク周り。

済みません、このクルマ、接写にはあまりに汚くって耐えられないですねえ。大気汚染も路面の粉塵も日本と比較にならないくらい酷いので、ひとたび雨が降るとこんなになってしまうのです。一年中、黄砂ですし。

Cayman のこのボディサイドエアインテイク部品は、標準装備の色とオプションで内部が違う色のと選べるのですが、こんな汚いとどっちか解りません。
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左ドアサイド後方エアインテイク周り。

こちら側は、まだ何とか鑑賞に耐え得るぎりぎりですかね。
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右側バックサイドミラー/ピラー周り近影。

こちらのミラーは標準装備です。Cayman は黒っぽい、色の違うミラーボディのをオプションで選べます(カーボンなのかな)。
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後方より、リヤセクション全景。

この2009年モデルからフロント/リヤ周りの部品に一部デザイン変更が行われ、リヤコンビネーションライトがLED化されました。
中央下部にマフラーカッター。
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後方より、リヤセクション中央部近影。

特徴的なのは、この2009年2.9L モデルだけマフラーカッターが四角1個のデザインである事です。

それ以前の 2.7L モデルでは下辺が短い逆さ台形で、他モデルはちぎる前の『アイス最中』タイプと、丸い直管横2連装タイプです。

・・・やっぱりナンバープレート無いと、抜け作な感じになっちゃいます。こうエグッてあるデザインなら、見栄えに拘ったほうが。
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後方より、左リヤタイヤ/リヤアンダースポイラー周辺近影。

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左斜め後方から、車体後部全景。

改めて、クーペボディの魅力に取り付かれてしまいそうです。

Posted at 2010/07/13 13:02:32 | コメント(0) | トラックバック(0) | 勝手にフォトレビュー | クルマ

プロフィール

「リヤアクスルキャリア、5リンク、各 再発注。 http://cvw.jp/b/712941/48516199/
何シテル?   06/30 12:28
2010年3月、GWS204クラウンハイブリッドを納車してから15年目に突入し、積算総走行距離100,000kmを達成、益々現役です。ノーマルの柔らかさに我慢出...
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