
こんにちは(0v0)/
今日は、タイトルにありますように、最近の新車エコカーがカタログ燃費数値競争みたくなっている事への苦言を呈している記事がありましたので、それについてエロエロ考えた事を勝手に書いちゃいます。
※該当記事詳細は、↓関連情報URLから逝ってくらさい(^o^)/
確かに、最近でもなく、エコカーことに国産ハイブリッド車の『08モード燃費世界1位!』・・・なんて感じのCMコピーが目立ちますし、この記事だけでなく一般的な自動車雑誌なんかにも、実勢燃費とは随分開きが有る云々の記事・コラムが多い様に思います。
因みにうちのクラハイ君も、GS450hのパワートレインを授かったハイブリッド車。
4,500ccの動力性能と、2,500ccの省燃費性能を併せ持つクラウンとして、2007年に登場しました。
2007年 CROWN HYBRID CONCEPT
・・・・おおお。(@v@;
この、↑メーカー初の純正ヤン車仕様リヤコンビランプ、萌えまつ(ーvー; ・・・・
この後、↓実際の生産モデルは、ちょっと赤いリフレクターが混じってしまいまちたがwww
・・・・い、いつか、殻割りしてやる(@ @;
・・・・
話が逸れましたm(_ _)m
【該当記事の一部抜粋】*******************************
2013年は、トヨタ自動車の小型HV「アクア」が燃費世界一のガソリン1リッター当り37.0kmを達成し、
ホンダの「フィットHV」を抜いた。
軽自動車ではスズキの「アルトエコ」がリッター35.0kmで、ダイハツ工業の「ミライース」を抜いて、
「低燃費No.1」の座に・・・。
しかし、この燃費はあくまでカタログでのこと。実際に市街地を走れば、その燃費は違ってくる。
約60万人の会員が・・・集計された「e燃費」によると、
トヨタの「アクア」はカタログ燃費(JC08モード)がリッター35.4~37.0kmなのに対して、実走行燃費の
平均値は20.95km。乖離率は40.8~43.4%に達する。
ホンダの「フィットHV」は、カタログ燃費(同)が20.0~36.4kmで、実走行燃費は17.35km。
かい離率は13.3~52.3%だった。
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・・・・ううむ、この記事の数値をそのまま受けると、アクア君はヒドイ実態という事に。。(0 0;アセ
ええと、ここでちょっと、ハイブリッド車に特有の回生ブレーキについて、少々。。。。
搭載モーター駆動用のデカい二次バッテリーを持つハイブリッド車や、最近マツダさんとかで出してる
キャパシター搭載車は、減速時に電動機を電磁誘導発電機として用いる事により、運動エネルギーを
電気エネルギーに変換してこれらに蓄電し、車両の駆動に再利用する事でガソリンエンジンの負担を
減らして燃費を良くする構造となっています。
クルマだけじゃ無く、例えば新幹線なんかもこの回生ブレーキシステムを搭載しています。
新幹線の減速シークェンスでは、その行程のほとんどが回生ブレーキによる制動だそうです。
つまり、ディスクブレーキとブレーキシューを使った減速は、停止までのほんとに最後の最後しか
使わないのだそうです。
新幹線のような電気鉄道では、二次電池を車両に搭載している訳ではなく、回生エネルギーを架線に
します。それを変電所の定置型二次電池に充電させ、回生を有効にするという手だてを企画して
いるのだそうです。
実は、クラハイ君やLEXUS GS450h もこれを活用する事で燃費を飛躍的に伸ばしています。
ハイブリッド車というものは本来それがハイライトなのであって、そこを良く理解する必要が有ります。
↓これは、TOYOTA THS-IIハイブリッドシステム搭載車のブレーキシステムの絵です。
油圧を利用したブレーキと回生ブレーキの協調作動概念図が示している通り、それぞれ車速や
ドライバーがその時必要とする制動力の条件によって、双方の関与度合が変わります。
↓見にくいですが、車速による関与度合の略図だとこんな感じです。
この中で、高速時にはエンジンブレーキと回生ブレーキがちょっと関与しますが、多くは油圧ディスク
ブレーキが減速を受け持っています。
それで、中低速時になると回生ブレーキが大きく関与する事が解ります。
↓必要とする減速制動力が大きく、急激だと、この図の赤い線の様なカーブになると思われます。
↓んで、必要とする減速制動力が小さく緩やかなら、この図の様に、回生ブレーキだけでほとんどの
減速を済ませてしまい、油圧ブレーキは最後の最後まで使わない事になるのです。
この事は、自動車雑誌でエコラン技術を披露している自動車評論家の方の解説が正しい事を
示しています。
これを充分活用する事で、カタログ燃費値に近付けて逝く事が可能になります。
二次バッテリーに充分に溜めた電気を用いて、EV走行をどんどん行う。
↓必要があれば、V6エンジンを起動させ、全力加速に移るも、それが済めば速やかにアクセルを
戻すように、メリハリを効かせます。HV車が燃費を伸ばす際のしくみは、そうだからです。
・・・そして、↓浅く長い時間のブレーキングにより、制動力を電力として回生します。
なるべく早いタイミングで、前方の車両減速・停止状況を掴み、ブレーキを効かせます。
これで、より多くの電気を充電出来るのです。
・・・そして、ゆっくり停止。
ほとんど、ブレーキシューを使わず停止します。
クラハイ君のモーターは、LS600h君のを別にすれば国内/国外でも最高のパワー、200psです。
然し、車重が1.8tを超える事と、搭載しているのがニッケル水素バッテリーなので、その容量キャパと
電気の出し入れ速度がリチウムイオンバッテリーに劣るため、08モードで14km/L、EV連続走行距離
およそ2km、平坦路に於けるEV走行上限速度72km/hに制限されています。
日産FUGA HYBRIDはその点、モーターの最高出力は小さくてもバッテリーの性能が高いため、
カタログ燃費でもクラハイを上回り、EV走行上限速度は100km/hを超える性能を持っています。
・・・・(0 0;
フガハイのみん友さん達の燃費が悪いのは、自制して走れる性格の持ち主じゃ無いからです(爆
・・・・↑さーせん、これあくまで、フガハイなみん友さんの『性格』を画像にしたらというイメージでつ!
m(><;m
エイムゲインのパーツは実際、大好きで、うちのクラハイ君に導入しようか真剣にDらーさんと
検討していたのですが。。。。。
実現は、しませんでちた(T T)
・・・・と、まあ、長々と書きましたけど、
アクアの場合、車重は軽いと言っても通常ガソリンエンジン車に比べれば相応に重量が有ります。
また、モーターもPRIUSと同等とはいえ、バッテリーも小さく、走り方もPRIUSの様に低速でグングンと
力が出るという訳でも有りません。
実際、クラハイやPRIUSでどんどん登って逝ける上り坂でも、アクアではアクセル全開でも50km/hから
全然加速しないっていう状況も体験しました。
なので、そこの味付けを車種ごとに把握した上で、自制した走りが燃費に貢献するのです。
回生ブレーキによるその車種の一番充電効率の良い方法を、走りながら見つける・・・・。
そうして逝くうち、カタログ燃費との乖離が段々少なくなって逝くと思います。
↑この記事の、『乖離率は40.8~43.4%』というのは、そのまま既定値として取っては可哀想です。
※該当記事詳細は、↓関連情報URLから逝ってくらさい(^o^)/
その辺りが、結構愉しい作業だと思います。
・・・・長々とお付き合いくださり、有難う御座いました!