★2020年11月5日(水)。。
グリーン車が6回まで乗れて、JR西日本さん、JR九州さん、JR四国さんが3日間乗り放題の「どこでもドアきっぷ」の旅もいよいよ終焉です。。
初日は和歌山の自宅から長崎へ行き、岡山で宿泊、2日目は鳥取の大山等紅葉ドライブを楽しみその夜のうちに金沢まで到達すると言う超弾丸ツアーです。。
本件旅行は「妻からの私のお誕生日プレゼント」ということですので、妻を引き連れたまま、遠慮なく「乗り鉄」に興じさせてもらうことにしました (''◇'')ゞ
最終日は存分に「乗り鉄」するために朝5時半に起床・・・
金沢駅発6時58分発のIRいしかわ鉄道・七尾線直通普第831M七尾行に乗車します。。
列車は七尾からの普第824Mの折り返しです。。
この列車の編成は通常3両編成を2編成連結した6連運用ですが、偶然にも先頭車に日本で残る最後の「急行型電車」クハ455-702が連結されていましたので、大慌てでその車両めがけて乗り込みます。
今春にこの地で走る国鉄型交直流近郊型電車が完全淘汰されてしまいますが、その近郊型車両の中に唯1両、国鉄末期に急行型車両が組み込まれ、奇跡的に今まで生き残っていた編成です。。
数ある国鉄型交直流編成の中で、この車両に当たるのは正に「奇跡」そのもの!
妻からのこの上ないお誕生日プレゼントになりました。。
室内はラッシュの多客に対応するため全席BOXクロスシートから一部ロングシートに改造されていますが、外観は窓がズラリと並ぶ通勤型や近郊型とは明らかに一線を画した風格ある急行型の面影をそのまま残しています (≧▽≦)
旅情溢れる急行型のイメージを妻を題材に撮影してみました (^^♪
正面は国鉄型電車急行・近郊型に共通するなんだか安心感を感じるデザインです。
扉周辺の「ロングシート化改造」の部分ではなく、モチロン車両中ほどのBOX型クロスシート部分に座ります。。
国鉄急行型「Tc」車の典型的なアコモである分散型クーラーも健在です (^^)v
客室は座席通路側の危険感すら感じる大型握り手など、風格ある「国鉄急行型」の面影を色濃く残しています。。(≧▽≦)
「クハ455」型は駆動用モーター搭載の無い制御付随車(Tc車)ですのでMT54型モーターの爆音は聞こえませんが、それでも車窓の広大な田園風景の演出とラップして日本から消えた国鉄急行列車の雰囲気が充分に楽しめました。(≧▽≦)
だらしないですが、ガラガラでしたので前席に脚を放り出し、リラックスさせていただきました。。
昔むかし、いわゆる「青春時代」の学割周遊券利用における長距離急行列車の旅ではこのスタイルが定番でしたよね~ (≧▽≦)
実は今から4時間半も七尾線の国鉄型交直流電車に乗り続ける予定・・・・
妻には本当に申し訳なく思いますが、同時に感謝の気持ちでいっぱいです (''◇'')ゞ
クロスシートの部分だけを撮影すると正に国鉄急行型そのものです。。
昔むかし、小学4年生の時、これと同じ形式の電車急行(博多行つくし1号)で8時間かけて大阪の自宅から山口県・下松の叔母宅を訪問したのが私の初の長距離電車旅でした (^^♪
そして、七尾までは1時間半かけて走りますので、車内の気になる箇所を探検。。
クハ455型の運転席は私を幼少期に「運転士になりたい」と思わせたアナログメーターがズラリと並ぶお馴染みの渋いデザインです (^^♪
無機質なデザインの洗面台も健在です (^^♪
汚い画像で申し訳ございませんが、トイレはモチロン、昭和時代の和式です (^^)
急行型車両は金沢寄りの1両・クハ455-702の1両のみで、他の車両は413系と呼ばれる近郊型車両が連結されています。
この車両も実は急行型の改造車なのですが、扉は両開化され、扉回りのアコモも新車同様に改造されています。。
ただ、クーラーや弁当箱型放送スピーカー・クロスシート部分は国鉄急行型の部品そのものを流用しています(^^♪
そして8時27分に終点の七尾駅到着!
以前に乗車した「のと鉄道」さんの観光列車「のと里山里海」号は運休中ですが、その車両が恒常普通列車に使用されていました ( ゚Д゚)
そして七尾では何も観光せずにそのまま折り返し8時43分発普第840Mに乗車します ( ゚Д゚)
連結部 (^^)v
何度見ても「急行型」のサイドビューは旅情いっぱいで素敵です (≧▽≦)
折り返しは爆音モーターの音を楽しむため、モーター車のクモハ413型(Mc車)に乗車してみました。。
近郊型改造車とはいえ、種車の急行型の面影を色濃く残しています。。(^^♪
千路駅は対向設備のない単線片側1線の超ローカル駅でした。
列車は懐かしいMT54型モーターの唸りと共に去っていきます。。
実はこのクハ455-702を含む編成は元「いすみ鉄道」の社長・鳥塚さんが社長を務める「えちごトキめき鉄道」に買い取られると言う噂が有りますが、もしその噂が本当なら嬉しい限りです (≧▽≦)
急に静かになった駅前を覗くと、昭和時代は何処にでもあった駅前の「なんでも屋さん」がありました。。
是非とも立ち寄りたいのですが次に乗る電車が直ぐに来るのでまた次回ということで・・・。
駅裏のお城の様な石垣は「浄証寺」というお寺さんでした。。
「乗り鉄」で乗り継ぐために何気に下車した千路駅ですが、次回はこの集落にじっくりときてみたくなりました (^^♪
モニターに映る私達夫婦・・・・
やがて「ぱあぁ~ん」というタイフォンと共に415系を使用した七尾行普第835Mがやってきました (^^♪
先程、七尾駅を出発したのにまたまた乗り換えて七尾駅に戻ると言う妻には全く理解してもらえない基地外コースです。 (''◇'')ゞ
この電車は先ほどの413系と違い、国鉄時代に関西に居た直流113系近郊型電車に、485系から捻出された交直流変換機機器類を移植して改造された車両です。。
デビュー当時は急行料金が必要な金沢と七尾を結ぶローカル急行「能登路」号にも使用されたため、シートピッチも広く、3扉車と言えども急行運用にふさわしいアコモを備えています。。(^^♪
この列車もガラガラでしたので、脚を伸ばします。。
そして、9時41分に再び七尾駅に到着。。
クモハ415型のサイドビューですが、かなり古い昭和30年代の国鉄近郊型電車の作りです。。
1年以内に廃車になってしまいますので、錆が出た部分も簡易塗装で済まされていて、痛々しいです (/ω\)
ここでまた9時49分発の金沢行普第842Mに乗り換え・・・( ゚Д゚)
普第842Mは先ほどと同じ415系です。。
クハ415の車端部には、関西時代・原形のBOX座席が1BOXのみ残されています。。
先程から4度目の同じ田園風景を眺めます。。( ゚Д゚)
本当に基地外ですね・・・・(´・_・`)
やっぱ昭和生まれにはこの顔の電車がいちばんしっくりと来ますね~。
(ボロボロで塗装が継ぎ接ぎだらけですが・・・)
津幡駅ではもうあと数カ月で見れなくなる特急「能登かがり火」号との追い抜きシーンが見れました。。
そして金沢駅11時21分・・・・
ようやく妻お待ちかねのプチショッピングタイムです (^^)
この後、金沢市内を観光するはずでしたが、妻が珍しく「金沢は以前に行き尽くしたので違うところに行ってみたい。」と言ので、富山に行ってみることにしました。。
富山へはモチロン北陸新幹線利用です。。
新幹線は金沢~富山間の区間運転でしたので、車内はガラガラ・・・・
それを見越して昼食は妻のリクエストを受けて駅弁にしました。(^^♪
もう今日が最終日なのですが「どこでもドアきっぷ」の「乗り鉄」の旅、まだまだ続きます。。。(''◇'')ゞ
冠雪した剱岳=北アルプス連峰が見えるといよいよ最終目的地の富山です。。
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