今日はこの懐かしい急行型気動車の勇姿を目に焼き付けておくことにします。。
字幕やLED表記ではない「サボ」も懐かしい限りです。(≧▽≦)
車体の塗装が錆びで浮き上がっているのが近いうちの廃車を物語っていて痛々しいです。(/ω\)
キハ28型に乗れない私達一般旅客は、反対側のキハ52型に乗車します。。
昭和期の代表的なローカル気動車の「顔」をしていますが、他のどの鉄道車両よりもシンプルで男前な顔をしていると思うのは私だけでしょうか??
新型気動車と比較しても、重厚感が全然違います。(≧▽≦)
私が小学生高学年だった頃はSLブームも終焉となり、代わりに新しいディーゼル機関車になっていましたが、それでもSL時代の面影を色濃く残す旧型客車や、新幹線の博多開業で消える昼行夜行九州特急群の追っかけをしていたものですが、その傍らで気を吐いていたこのキハ20型の仲間達はいわゆる「ハズレ」列車扱いで。目もくれず、気にも留めていませんでした。。
今から思うとこのキハ52形もかなり旅情が有る車輛だったなと思います。
その証拠に、この車両の乗りたさに、全国各地から定年を前にした私と同年代のオッサンが集まって来ます。。
みんな個々それぞれこの国鉄型一般気動車に纏わる思い出がお有りなんだなと共感する次第です。。。
国鉄時代の車両所属標記も懐かしいです。。
大多喜駅からこの懐かしい国鉄列車は発車します。。
車内はほぼ満席で、この列車がお目当ての私より年上の鉄ちゃん客が多いです。(≧▽≦)
座席シートも青色に復元されているのが嬉しい限りです。。(≧▽≦)
発車していく車窓から新型の国鉄カラー車両が見えます。。
車内で車掌さんから記念撮影をとご案内を頂きましたので、一人旅の記念に1枚撮影してもらいました。(≧▽≦)
終点、上総中野駅の大木とキハ28型のショットももう見納めです。。
このショット、今まで何度もこのブログに投稿させていただいています。
昼間のキハ52型の運転台。。
アナログ機器類が並びます。(≧▽≦)
B面はキハ52型です(≧▽≦)
国鉄型気動車の末期には全国各地でこんな凸凹編成がよく見られました。
(≧▽≦)
折り返し運用の車窓から捉えた大多喜城と夷隅川です。(≧▽≦)
大多喜駅からは高校生が多数乗り込んで来ました。
この列車は大多喜駅から急行列車となりますので、たとえキハ52型でも大人300円の急行料金が必要となりますが、通学には大きな出費ですよね~(´・_・`)
料金不要の次の列車までは1時間待たねばなりません。(´・_・`)
まぁ、取り敢えずは立ち客も出る程の状況ですので、ローカル私鉄としては嬉しい限りでしょう。。
車窓には長閑な田園が広がります。。
長時間停車駅では、取り敢えず11月限りで居なくなるキハ28型急行型気動車を撮影します。。
私がいすみ鉄道さんを訪問するときは決まって快晴になりますが、今日も例外ではありません。。
抜けるような青空の下、架線も架線柱も無い線路に昭和少年のスター、急行型キハ28型が映えます。(≧▽≦)
駅構内にキハ30型の姿を発見しましたので、見学に行きました。
キハ30型と言えば、昭和少年の嫌われ者でした。
他の気動車が全てクロスシート車なのに、こいつだけは通勤電車と同じロングシート仕様で、こいつが来るとガッカリでした。。
しかし、製造費用は特殊構造の為、急行型のキハ28型よりも高価だったそうです。
そんなキハ30型もここで残るだけです。
しかしこの車両、動力の整備はされていませんので、残念ながら自走は出来ません。(/ω\)
本当に架線の無い田園の線路を、窓を全開にして走るのは爽快です(≧▽≦)
JR大原駅に進入すると、209系が停車していました。(^^♪
キハ28型レストランカーの車内を外から覗いてみました。(^^♪
何時かは是非と思っていましたが、とうとうこのレストランんかーで食事を楽しむことは有りませんでした。(/ω\)
駅の売店ではグッズ類が売られていました。(^^♪
私も現職場へ来る前は、グッズ、おもちゃ、ノベルティ関係の営業をしていましたので、とても懐かしく思います。(≧▽≦)
そして、売店でいつもいすみ鉄道さんに来れば購入するものを・・・・
キンキンに冷えたビールを、なぜか売店で販売されている銚子電鉄さんの「濡れせんべい」をアテにして飲むのです(≧▽≦)
これは私がいすみ鉄道さんに毎年通い出して以来の儀式です。(≧▽≦)
いやぁ、最高~ (≧▽≦)
自撮り記念撮影です。。(^^♪
車内は相変わらず国鉄型を懐かしむ年配客で満席です。(^^♪
40年前の日本の国鉄の何処でも見られたこの塗装の気動車と田舎の駅の記憶がいまここに蘇ります。
有名な遮断機の無い踏切では鉄チャンの撮影部隊が群がっていました。。。
40年以上前の風景が時空を超えていまここで現実に見れるのは、本当に奇跡ですね。
たとえキハ52型&キハ52型が消えても、この最新鋭のレプリカ気動車が後世にその雰囲気を伝えてくれることでしょう。。
当時は全く気が付いていませんでしたが、このキハ52型の居る何処にでもあった風景の原点こそが今の日本人が忘れ去った心温まる社会だったのかもしれませんね。。(´・_・`)
さてさて、昔懐かしい風景に出会い、何時までも感傷に浸っていられません。。。
やって来た新型気動車にのって、「いすみポッポの丘」へ向かいます。。
新型気動車の軽快な走り。。
上総中川駅で下車。
草茫々の線路。。
ポッポの丘まで、約40分間、炎天下の田園地帯を歩きます。。( ゚Д゚)
風景は綺麗なのですが、それはそれは暑くて暑くて。。。(ノД`)・゜・。
つづく。。