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惰眠のブログ一覧

2008年10月02日 イイね!

バスから見えた2000GT

バスから見えた2000GT以前……というか、もう随分と前になるのだけれど、バスで出勤する途中、目黒通りに面した小ぶりな住宅兼店舗風の建物の中に、トヨタ2000GTが置かれているのを目にした。路線バスのスピードは決して速いわけではないけれど、ぼーっと窓の外を眺めていた目に、不意打ちのように飛び込んできた映像だから、それが目黒通りのどの辺りだったのか、随分長いこと特定することができずにいた。

 それをようやく突き止めた……というと大げさだが、とりあえず場所を確認することができた。目黒消防署のほぼ筋向いにある、タイヤ屋さんの店先だった。なぜそういうところに?との疑問は当然あるのだけれど、突き止めたときの周辺状況から僕が一つ推測しているのは、そのタイヤ店の経営者の個人的な持ち物なんじゃないのかなー、ということ。

 添付の写真を撮ったとき、店の中には、多分そうであろういでたちの人物がいて、店の正面には、多分その人が運転させてきた(してきた、ではない。させてきた、だ)に違いない英国ブランドの小山のように大きな超高級最新型サルーンが控えていたことから想像たくましくしているのだが。

 そういえば……「そういえば」と表記するのも変だけれど、このすぐ近くにはオーテック・ザガートのステルビオも、隠れ家のような車庫に停められているんだっけ。希少車が多いエリアなのかもしれない。
Posted at 2008/10/24 21:22:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2008年08月31日 イイね!

回顧録的備忘録・街中のトヨタ2000GT

回顧録的備忘録・街中のトヨタ2000GT日曜午前の街中で、トヨタ2000GTに遭遇した。
ラ・フェスタ・ミッレミリアのようなイベントで見かける分にはさして驚きもしないのだけれども、なんの気取りもないありふれた日常の空間で突然見かけると結構ビックリだ。
言ってみれば、昼ごろに新宿アルタで「笑っていいとも」に出演する笑福亭鶴瓶を見ても特に驚きはないけれども、「家族に乾杯」の収録に来た笑福亭鶴瓶が街角にひょっこり現れたら我が目を疑うのと似たようなものだろう。

 それは兎も角この2000GTは、登録陸運事務所を示す漢字二文字の後ろにつく車種区分の数字がヒトケタだった。そういうナンバーのまま残したくて名義変更や登録変更をしないままにするケースもあるらしいから絶対ではないけれど、多分最初のオーナーがずっと大事に乗り続けているのだろう。

 ところでトヨタ2000GTというと「ヤマハ主導で開発された」だの「トヨタは名前だけ」みたいな都市伝説が幅を利かせているが、ありゃウソだ。
 その辺の検証を緻密にやっているのが『三妻自工Blog』の「TOYOTA2000GTの真実」だが、そこまで厳密に史料に当たらなくても、書籍や雑誌、ウェブ上の記事に散在する、当時開発に直接携わった人たちの「思い出話」に出てくる時系列や作業内容を確かめるだけで、巷間広く信じられている話が枯れ尾花的に実態のない与太話だという程度のことは確認できる。

 しかし、この「トヨタ2000GTは、実はヤマハ2000GT」っていう都市伝説、いつごろできたものなんだろう。僕の子供時代(スーパーカーブームの頃)にゃそんな話はなかったけれど、前に『その手柄は誰のものか』を書いたときに触れた1996年8月2日号のmonoマガジン記事のライター発言からは、96年当時には既にその「誤った説」がある程度広まっていたことが伺える。ネコ・パブリッシングの出版物が「汚染源」じゃないかとの見方もあるようだけれど……。
Posted at 2008/09/05 14:25:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2008年08月02日 イイね!

回顧的備忘録・元日産デザイナー、前澤義雄

回顧的備忘録・元日産デザイナー、前澤義雄前澤義雄氏は、1990年代に日産の初代プリメーラなどを手がけたデザイナーで、いまは自動車デザインの評論などを書いている。実務をやってきた本職のプロフェッショナルなので、どこぞの有名自動車雑誌の編集主幹のように『自分がカッコイイと思ったものがいいデザイン』などという、ブッたわけた寝言は天地がひっくり返っても言わない。工業デザインの作り手として、デザインの「文法」を知っている人が、その「文法」に則って『正しく』評価を下している観が好ましい。尤も、デザインの是非と、そのデザインへの好悪はまた別物だ。

 書店で久しぶりに雑誌をぱらぱら立ち読みしていたら、マガジンXの08年8月号に、その前澤氏のインタビュー記事が掲載されていた。フンフンと軽く流し読みして……あ、もうこの記事一本だけで、この号は買うだけの値打ちがあるわとレジに直行した。

 記事のまとめ方も簡潔なのだろう(これはライターの技量と話題への理解の高さを意味する)けれども、前澤氏の短いコメントの一つ一つが、実に核心を突いている。曰く、こんな感じ。

「bBのカタチはデザインではない。動物園のライオンバスと同じことを夜の渋谷風にしただけ」……他にもあるなぁ、そういう車。上手い喩え……いや、造形屋さんとしては比喩ではなくて肌身の実感としての言葉なのかもしれない。

「(レクサスISは)カタチが堅くて熟成していない。色気のない少女のようだ。シンプルと単純はまったく違うが、それをデザイナーが理解していないんだ」……あー、すごく判る。IS見たときに、そこそこ格好はいいんだけども、何かすごく物足りない感じがしたのはそれだったのかと、百日の溜飲が下がった感じだ。巧く言語化できていなかったモヤモヤが、一気に晴れた。

「イストは、どんな車でも普通は持っている狙い、デザイナーの考えがまったくわからない。単にコストとスペースだけを考えたようで、見る人に何の感慨も与えない。まるでチリトリと一緒だ」。あー……工業『デザイン』って大変だなぁ。ただまぁ、続く記者とのやり取りも読むと、言いたいあたりはわかる。こういう『車のデザインに個性なんて望んでない大半のユーザー向け』に(小手先細工で変化をつけた)車をラインナップすることを「多様性だ」という評論家がいることについて「それは違う」とばっさり。
 全量の半分は白物家電的であったとしても、残りの半分は『所有することで誇り者てるもの』であるべきだという。こういうのを哲学って言うんじゃなかろうか。

「(GT-Rは)これは自動車ではなくマシーンのデザインだ。かといって工業デザイン的でもない。日産はスーパーカーと言うが、スーパーカーとは壊れて庭に置いてあっても所有の歓びがあるものなんだ。GT-Rにはそれがない」あーあ、言っちゃったよ、この人(笑)。
 最近僕の行動半径の中でGT-Rに遭遇することがそう珍しくなくなってきているのだけれども、出会うたびに感じる「スゴイ乗り物なのだろうけど、イイナ、ホシイナとは全然感じないなー」ってのは、つまりそういうことなんだと思う。先日、目黒トンネルの中で故障して立ち往生したらしいヴェクターW8を見かけたが、珍奇であることを割り引いても、僕なんかはGT-Rよりもヴェクターのほうを好感する。
なんて言うんだろ、精神的な「豊かさ」の問題のような気がする。

前澤氏の、個々の車に対する評点と、僕の好悪とは必ずしも相容れないのだけれども、考え方の骨格自体は、大いに共感できるのだった。
Posted at 2008/09/05 13:32:13 | コメント(6) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2008年07月12日 イイね!

次期マツダ3コンセプト……?はガセネタだった

次期マツダ3コンセプト……?はガセネタだったうーん、うーん、本当なのかなあ……などと思いつつ、疑心の暗い鬼が心の片隅に膝を抱えて座り込んだままだった「次期マツダ3コンセプト」のスクープ画像だが、その後チョイと継続調査をしてみたところ(調査なんていうほど立派なもんじゃないが)レフトレーンニュース(Leftlane)という英語の自動車関係ニュースサイトに「あれはフォトショップのレンダリングだった」とガセネタを指摘する記事が掲載されているのを見つけた。そんなこっちゃないかと思ったが、やっぱりか。チクショー(笑)。

 と、これはコンチクショーなのだが、他方「これは明らかに誤報だろ」と思ってたのがホントだった話もある。これはAutoweek.nlに掲載されていた「マツダ1コンセプト」の話。
 マツダのラインナップで、海外仕向けモデルで「1」がつくのは往年の121(フェスティバ、デミオ)だ。現行ラインナップではデミオがマツダ2に「昇格」しているため1は欠番になっている。そこに「マツダ1が出まっせ、コンセプトの絵でっせ」という触れ込みでスクープ記事が掲載された。いや、オランダ語は判らないんだけど、まぁそういう話だろうってことくらいは想像がつく。

 ところが記事と共に掲載された画像を見ると「おいおい、これは『葉風』コンセプトじゃん」という按配で何しろ情報精度が低い。小型のクロスオーバー・ビークルを出すって言ったってねー……と呆れていたら、オフィシャルから発信されちまいましたよ。
 「モスクワ自動車ショーに『風舞(かざまい)』を出品します」だって。すぐにautoweekも追いかけの記事で、公式にはまだレンダリングの絵しかないのに、すでにCGか実物写真かはともかく立体モデル画像までも掲出している。ああ、でも、こっちは確かにマツダのデザインだ。少なくとも、例の「次期マツダ3コンセプト」の画を見たときに感じた「ん……なんか、ちょっと、変。のような気がする」といった違和感は覚えない。不思議なものだ。

 で、やっぱり「本物」と「贋作」の間には厳然とした壁があるのだなぁ、なんてことを思ってしまったりしたのだった。
Posted at 2008/07/19 14:49:53 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2008年07月05日 イイね!

次期マツダ3コンセプト……?

次期マツダ3コンセプト……?人事異動のどたばたでスッカリ更新できなくなってしまっていたけれど、ちょっと日付をさかのぼって書こうと思う。

 海外のウェブ媒体では、日本メーカーの「しばり」が効きづらいのか、結構頻繁に先物のスクープが掲載される。聞くところによると、擬装だらけで実際の姿なんかこれっぽっちも判らないような状態の車でも、メーカーにとってはその写真を撮られて公表されると結構大きな問題になるらしいので、その方面の人には気の毒なのだけれど、無責任なファンとしては矢張りありがたいものである。

 7月初旬、そういうウェブ媒体のひとつ「japanesecarfans.com」を眺めていたら「Mazda3_Ⅱコンセプト」みたいな記事が掲載されていた。マツダ3といえばアクセラ。確かに時期的にはフル・チェンジが近く、擬装だらけで素人目には実態のつかめない公道走行試験中の写真がスクープされてもいたのだが……コンセプト??

 どういうこっちゃと思って記事本文を開いてびっくりした。かなりの高解像度の、擬装ゼロの状態の、複数の角度からの画像が掲載されている。真っ先に思ったのは「これ、本物か?どこかの物好きがこしらえたCGじゃないのか?」だ。いつものAutoweek.nlも確認してみたが、こちらにも同じものが掲載されている。うーむ、本物なのかもしれない。
 だとするとこれは……流出というか情報漏れというかリークというか、社内の情報セキュリティー的には相当な大問題になっている可能性がある。ガセ情報ならいいんだけど、他人事ながらちょっと心配だ。

 というのも、現行アクセラのコンセプトにあたるMXスポルティフ(添付画像)は、多少ディテールは異なっているが、実質的に生産型そのものの形をしていたわけで、海外メディアで流れているCGだか写真だかが本物だとすると、おそらく2代目アクセラはほとんどそのままの姿でデビューすると考えられるからだ。

 しかしこれ、本当に本物かなあ。サイドもそうなんだけども、特にリア・ハッチの鋭角に尖ったプレス・ラインの峰なんか、およそ量産車でやるような意匠だとは思えないし……。あ、いや、アテンザのボンネット・フードの無茶を考えると、やりかねない気もしてきた。ついでに、結構カッコイイかもとも思い始めている。サイド・シル直上の「風紋」はちょっと脈絡がなくて、やりすぎの感があるけどね……。
Posted at 2008/07/12 13:52:35 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記

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何シテル?   07/24 21:51
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