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惰眠のブログ一覧

2007年06月16日 イイね!

え?デミオって7段変速!?

え?デミオって7段変速!?ディーラーの店内で流されている次期デミオのプロモーション・ビデオを見ていたら、4,5,6とアップしていたシフト・インジケーターの数字が「7」になるのが目についた。
 エーッ!こんなちっちゃいクルマに7段ギアはやりすぎじゃん……と一瞬思ったけど、すぐ気がついた。

 CVTだ。
便宜上「段」として設定されてるだけだから、その気なら7段どころか256段でも512段でも刻めるわけだ。ま、そんなに細かくしても意味ないけど。あー、驚いて損した。
Posted at 2007/06/17 13:45:07 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2007年06月05日 イイね!

帰ってきたミラー・サイクル

帰ってきたミラー・サイクル今度のデミオにはミラー・サイクルのエンジンを搭載したグレードが設定されるそうだ。93年に発売されたユーノス800の一部グレードに積んでいたけど、96年のユーノス系列消滅でミレーニアに改名したときにカタログ落ちして以来だから……11年のブランクか!長かったなあ。

 ミラー・サイクルで思い出すのは自動車評論家の福野礼一郎。ミラー・サイクルのエンジンが商品化されると知った彼が欣喜雀躍したことを、当時CGのコラムで明らかにしている。自動車用ガソリン・エンジンの未来はこの技術にあり……。
 詳しい技術的なことは僕にはよく分からないが、オットー・サイクル機関(普通のガソリン・エンジン)では圧縮のストロークと膨張のストロークが同じなので熱効率に限界があるが、ミラーさんの発明したサイクルを持つエンジンならば、膨張過程のストロークを圧縮より長く取れるのだとか何とか。

 ただ、福野は大絶賛していたけれど、実際に乗ってみるとミラー・サイクルを積んだ23MCは別に何か凄いことが体感できるというわけではなかった。2000ccエンジン並みの燃料消費で2500cc(もしかしたら3000ccだったかも)並みのエンジン出力と喧伝されたが、弾けつつある泡沫の季節には「ふ~ん、それで?」という空気が支配的だったのではなかろうか。
 それに人づてに聞いた話だが、燃焼室への空気充填効率を上げるために併用されたリショルム・コンプレッサーが潤滑に非常に神経質で、よくよく判って使うユーザーでない限り焼きつきを起こしやすい弱点も抱えていたらしい。

 広報発表によると再デビューするミラー・サイクルのエンジンは排気量を思いっきり落としているそうで、ちょっと連想したのがVWのTSIエンジン。排気量を絞る代わりにいろんな仕掛けを付加して燃料消費量の削減と出力の確保を両立させるトレンドに即しているのかな、なんて気がした。
 買う買わないは別にして――というか、買うことはないだろうと思うのだが――ちょっと興味を惹かれているのは間違いない。
Posted at 2007/06/05 21:36:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2007年05月30日 イイね!

若葉マークの頃

若葉マークの頃古い写真を整理していたら、懐かしいものが出てきた。青い2代目FFファミリア(BF型)の5ドア・ハッチバックに、若葉マークがついている。ナンバー・プレートには、これがレンタカーであることを示す「わ」の文字。大学2年の夏休みに、唐突に「車の運転がしてぇ~」と思って近所のレンタカー屋に行き、当日配車可能だったストックの中からまずまず手ごろな値段の1台を借り受けたんだっけ。

 当時、家には自動車がなかった。父は運転免許さえ持っていなかった。必要性を感じなかったのだろう。免許を取ったのは僕や弟が独立し、公共の交通機関が動いていない時間の突発事態に対応できる「足」を自分で調達しなくてはならなくなってからのこと。だから運転暦で言えば、僕や弟は父よりも先輩格に当たる。

 それはともかく、家には車がないのだから、運転したければ借りるしかない。免許を取って一番最初に運転したくて借りたのは、夕方の講義までの時間をサークルのたまり場で過ごしていた先輩のレオーネ(4速マニュアル)だった。
 たまたま僕と同時期に免許を取ったばかりのK君と二人がかりで、90分枠の講義が終わるまでにはちゃんと還って(「帰って」と言うより「生還」だよなあ、やっぱり)きますからと頼み込んでキーを受け取ったのだ。
 思い返してみると、なんと無茶で厚かましいお願いをしたんだろう、よく貸してくれたもんだと我ながら恥ずかしいやら呆れるやら。いま仮に僕が、免許取立てで路上で一人で運転するのはこれが初めての後輩に「クルマ貸してください!」とお願いされてウンと頷くなんてできない。

 ああ、でも書いているうちに思い出してきた。冗談半分、期待半分で「貸してくださいよ~」なんて言ってみたら、割とあっさりOKして貰っちゃったんで逆に「でも俺ら2人とも免許取立てですよ?本当にいいんですか?」などと慌てたような記憶が、うっすらと残っている。……これで事故でも起こしていた日には、貸してくれた先輩にも責任が波及するわけで、いま思い出しても冷や汗ものだ。

 で、写真の青いファミリア。これも手動変速のトランスミッションだった。MT車をリクエストしたので願ったり叶ったりなのだけど、今思えば夏休み期間だと言うのに借り出されることなく残っていたのは、MT車だったからなのかもしれない。店の人にひとこと「免許取立ての方はとかく半クラッチを使いすぎて摩滅させちゃうことがあるんで気をつけてください」と釘を刺されてしまったのがちょっと悔しかった。坂道発進でも半クラッチに頼り過ぎない運転ができる自信は、そこそこあったからだ。

 若葉マークのついたレンタルのファミリアでは、県境を2つほど越えてみた。後年、最初に買ったユーノス500(いま乗っているのは2台目)と一緒に自動車解体工場のプレス機で潰されたであろう山下達朗とオフコースのベスト版、上田正樹のカセット・テープを聴きながらのドライブだったことは不思議とよく覚えている。
 ただ、このファミリアがどんなクルマだったかなんて印象は、全然残っていない。そもそも、これ以前に乗ったことのあるのは教習車だけで、比較対象がないんだから良いも悪いもないのだけれど、夕闇に暮れる曲がりくねった道で、おばちゃん(20そこそこの若造の目から見て)が運転するフォード・トーラスに追い回されて「若葉マークのレンタカーを煽るなよぉ、初心者いたぶって何が嬉しいんだよぉ」と憤慨しながら同時に、トーラスって速いんだと感心したっけ。

 我が家に初めての自家用車がやってくることになったのは、この初の単独ドライブからおよそ4ヵ月後。渋る父を説き伏せてのことだった。
Posted at 2007/05/31 14:04:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2007年05月19日 イイね!

X-MENカーは実在した!?

X-MENカーは実在した!?土曜の夕方、中央道を西進していたときのこと。ルーム・ミラーには赤いRX-8が映っていた。長い直線に入ったとき、ポケット・サイズのデジカメでミラー越しに撮影したのが添付の写真。
この顔周りの装飾は、2003年公開の映画「X-MEN2」で使用された劇用車の意匠だ。映画で使われた車は、実はFD型RX-7の外観をそれらしく改修したものだとの話もあるが、中央道で出合った赤いX-MENカーは正真正銘、RX-8ベースのようだった。



03年の東京オートサロンに展示されている劇用車を見たとき、版権ものだから実現は難しいと思うけどアフター・マーケットでドレス・アップ用に売り出したら面白いかもしれないなんて思ったけれども、もしかしたら本当に市販されているのかもしれない。
 まあ、この手の改造は、個人の趣味で色々やっちゃう人もいるので、商品化されているのかどうか軽々には判断できないのだけれど。(何しろアメリカなんかだと、マッハ号を丸ごとレプリカ製作した――回転のこぎりまで装備している――例だってあるのだ)それはそれとして、第1次ガンプラブーム世代の僕は、とっさに思った。これはきっと、通常のX-MENカーの3倍の速度で走ることができるに違いあるまい、と。
Posted at 2007/05/22 11:22:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記
2007年04月28日 イイね!

高級車は新幹線を目指す?

高級車は新幹線を目指す?せっかくの連休初日なので、久しく遠乗りに使っていないユーノス500で厚木方面まで足を伸ばした。まだ人通りもまばらな時間帯であるのをいいことに、某アウトレットの軒先を拝借して一人で撮影会を開催。前に来たときと同様、時折通りかかる地元の人たちが胡散臭げに観察しているのには気づかない振りをして、24枚撮りフィルムなら1本使い切るくらいの枚数を撮影した。その後、開店時間の頃合を見計らってカレスト座間に立ち寄ると、店先には日産R390だとか、型式とカラーリングが一致しないっぽいフェラーリのF1車両なんかが展示されていた。



フェアレディZのGTカーなんかも展示されている。ゴールデン・ウィークの集客を当て込んだ、ブリヂストンの販促なのだろうか。ここに来ると時々予想外に、とんでもなく珍しい車が見られるので面白い。

 ところが、あたりを見渡しても何故だか現行型のV36スカイラインの姿がない。一応カレスト座間は新車の商談もできる拠点なのに、50周年を迎えたと一大キャンペーンを展開中の目玉商品がないのは解せない。
 ものすごーく商談を始めたそうな笑顔を浮かべた売り場担当がスススッと寄ってきたので、そのことを訊くと笑顔の質が困ったような苦笑へと変わった。「展示車が、ないんですよ」――え?50周年の主役なのに?「販売台数が、生産予定台数よりも随分多くて……まあ、予定台数がもともと少なかったということもあるんですが、それで展示に回すはずの分も販売に回すからって、召し上げられちゃったんです」それでも試乗コースのほうには1台あるというので、まあ渡りに船だ。

 カレスト座間の試乗コースは、女性が使うヘアピンを二つ、上下にして組み合わせたような形状をしている。道幅は狭く全長も短い上に上限40キロ毎時に制限されているので、ここで車を動かしてみても精々大雑把に雰囲気がつかめるのが関の山なのだけれども、まぁそれでもそれなりの収穫はあった。
 「日産の高級車って、究極的には『新幹線になりたい』のかも知れない」。たぶんそうなんじゃないかと今度のスカイラインにちょびっとだけ乗って、思った。静かで、スムーズで、路面の不整を上手に緩衝して、ロールはよく抑え、ハンドルは軽く、小回りはよく効き……まずもって非の打ち所がない感じ。その代わり、乳母日傘。とにかく、クルマのほうで面倒を見られることはあれもこれも勝手に片付けてしまってドライバーには手を出させないって感じ。貴方は知らなくてもいいんですよって感じ。

 こんだけよくできた輸送機械に対してこんなこと言っちゃ悪いけど、なんかドライバーは運転手ゴッコさせられてるだけみたいな疎外感がある。要するに、高級だろうとなかろうと、僕がクルマっていう機械装置に求めるものが、たとえば「洗練」みたいなキーワードの元に粛清されちゃったような感じがして仕方がなかった。それは間違いなく、機械装置として凄くよくできているということの証明ではあるのだけれど。ごめんスカイライン、でも僕はキミを好きになれそうにない。
Posted at 2007/05/01 12:13:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日本の車 | 日記

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「フェアレデーって本当に呼ばれてたの? http://cvw.jp/b/9433/47108671/
何シテル?   07/24 21:51
曲面の綺麗な旧い車が好き、エレガンスのある車が好き。そんなこんなでユーノス500に乗りつづけ、もう……何年だ?  気がつけば屋根のない車まで併有。いつまで乗り...
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