突然の猛吹雪に見舞われたニヨンのCHタイムコントロールを出て、次のCHであるフランス東南部の山あいの小村バルスロネットまでの163kmを、3時間15分で行けという指示。
ニヨンから数10キロ走って、狭い山道D21に入り登り始めたら、積雪が酷く、すぐに前のクルマが止まって数珠繋ぎに。
どうやらずいぶん前のほうで、道から飛びだしたり、登れなくなってスタックしているチームがいるらしい。止まってタイムロス。どうしようもない。
30分ほどして動き始め、動けない数台をパス。911、A310、Fulviaに続いて進むうちに、白々と夜が明けてくる。
ここからBarcelonnetteのCHまで、全開でタイムを取り戻さねばならない。折角ここまでノーペナルティで来たので、なんとかオンタイムでCHに入るべく、松波ドライバー、積雪路を飛ばしに飛ばす。その昔、トムスのワークスでTE27やTA40セリカで一緒に国内ラリーをやっていた頃の走りをちょっと思い出すことに。
私はあるていどペナルティを覚悟し、ドライバーを抑え続けることに。
飛ばしていたので、こんなきれいなところを走っていたのに気がつかず。
よく見ると既に右フロントをちょっとぶつけてますねぇ・・・
抑え続けながらの爆走の末、バルスロネットのCHには4分前に到着!
ここでワルシャワ、オスロ、ランス、グラスゴウからのスタート組も合流となり、310台5時間の大隊列となる。
このまえ、Fiat 131もいたはず、とのコメントをいただいたので、探してみました。残念ながら私は会えず、写真は撮れなかったのですが、131アバルトの勇姿です。
四角くてカッコいいですね。
ブログ一覧 |
モンテ | クルマ
Posted at
2012/03/27 14:52:32