昨日、BMWの新しいX5に乗りました。
これで3代目となるX5。BMW初のSUVとなった初代は、2000年に発売されました。ということは、BMWがランドローバーを傘下に収めていた時の開発ということになります。確かに、初代X5は、そのボディサイズが当時のレンジローバーとほとんどピッタリでした。
ちなみに、そのレンジローバーは開発コード”P38a”と呼ばれていました。英国ソリハルのランドローバー本社の、「P38a」というナンバーがついた煉瓦造りの建物に開発チームがいたからです。数字を追っていく、ドイツ流に比べると、なんとものどかな感じがしませんか?
X5が発売になった時点では、既にBMWから離れて、フォード傘下となったランドローバーに移籍していた私は「バツご」とか「ペケご」って呼んでいました。(笑)
そして2007年の2代目に次ぐ、今回の3代目はこちら。
初代よりぐっと大きくなった2代目よりさらに50mm長くなりましたが、そのほとんどはフロント・オーバーハング部分。エクステリア・デザインは永島譲二氏の担当だそうです。
フロントホイールアーチの後ろにはエア・アウトレットが。
リアは今回も、レンジローバー譲りの上下開口型。もちろん今や上部ドアは電動です。
今回乗ったのは3リッターの6気筒ディーゼルエンジンを搭載した、「X5 xDrive 35d xLine」という、妙に"X"が多用された長い名前のモデル。
ディーゼルらしく低速トルクに溢れる素晴らしいレスポンスで、大きなボディを引っ張ります。まあ、以前に乗ったことがあるレンジローバーのV8ディーゼルは、それはそれは素晴らしいエンジンでしたが、このディーゼルもなかなかです。
トランスミッションは8速ATで、ノーマルモードでは燃費に気を使って、ポンポンポンとショートシフトされていきます。
インテリアは、いまのBMWの文法に乗っ取ったもので、528iを所有する私には最初からしっくり。
今回はX5の試乗会でしたが、他のモデルも持ち込んで試乗できるようになっていました。おかげで、広い大磯ロングビーチの駐車場にごらんのような長い隊列が。
その向かい側にはMini隊列も。
このほか、2輪も並んでいました。まあすごいラインナップだこと。
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New Model | クルマ
Posted at
2013/12/17 13:58:45