スズキから新しい白ナンバーが発表されました。
その名はBALENO。イタリア語で閃光とか稲妻という意味です。
スウィフトのひとつ上のクラスのサイズであるこのバレーノというハッチバック。4気筒1.2リッターと、3気筒1リッター・ターボのエンジンに、1.2のほうにはCVT、1リッターのほうには6ATという、ちょっと脈絡のない組み合わせ。
価格も1.2のほうのXGが141万円で、1リッター・ターボのXTのほうが162万円となっています。
なんだかいろいろ裏事情がありそうな、と思ったら、このクルマなんとインド製の逆輸入車なんです。
ご存知のように、スズキはインドでは最も成功しているブランドで、なんと45%のマーケット・シェアを誇っている、いわば”インドのトヨタ”なんです。
2か所に工場を持ち、現在西部のほうに3か所目を建設中だとか。とてもがんばっているんです。
で、そのインド工場からの初日本向け輸出がこのバレーノということになります。インドでは首相もたいそうお喜びなんだとか。
発表会のQ&Aでは、その首相の名代で列席されていた駐日インド大使の前で「アジア製のクルマが日本で売れますか?」なんて質問も飛んでいましたが。
私としては、せっかくのインド工場製なんだから、イタリアンじゃなく、何か素敵な響きのインディアン・ネームを付けて欲しかったです。それこそが、スズキが”インド製”を自ら誇る証になったと思うんですが・・・
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New Model | クルマ
Posted at
2016/03/12 12:14:51