まだAutomobile Councilのお話で恐縮です。
マクラーレンのスタンドには1991年に発表された、例のゴードン・マレー作のF1が置かれていました。
そして、ニューモデルMcLaren 570GTのお披露目がありました。
570Coupe上部後ろ半分のデザインを変更して、グラスハッチとし、ミッドシップのエンジン上部に小さなラゲイジ・スペースを設けました。ハッチは昔のJaguar E-type Coupeのように横ヒンジで開きます。
ということは、rhdとlhdで左右逆に開くようになっているはずですね。
中長距離の旅行向け、ということで、サスペンションやステアリングの設定も僅かにソフト側に振っているようです。
実はマクラーレンが”GT"の名前を科すのはこれが2台めです。
創業者ブルース・マクラーレンが1969年に製作したM6GTというのがありました。
当時アメリカでのCan-Amシリーズを席巻したレーシングカーM6のロードゴーイング・ヴァージョンで、3台のみ造り、1台を自身の日常の脚としていたという伝説のモデル。
こちらがそのM6GT。英ウォーキングにあるマクラーレンの工場近くの不動産屋前の路上でのショットで、コクピットに座るのがブルース・マクラーレン御大。
そしてこちらは最新McLaren 570GTで、なんとその不動産屋さんがまだそのままなのがいかにも英国!
コクピットはブルースの娘さんのアマンダ・マクラーレン。
ちなみに、ブルースは、上の撮影からわずか3か月後に、グッドウッドでCan-Am用の新M8をテスト中に亡くなりました。
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New Model | クルマ
Posted at
2016/08/14 21:26:22