最初に乗ってみたのは、3リッターV6のターボディーゼル・エンジンを搭載したモデル。
ディーゼルも3リッターともなると実にパワフルで、258PSを発生し、トルクは600Nmもあります。
ディーゼル特有の音と振動も最小限に抑えられていて、大きくなったボディなのに、とても気持ちよく走り回ることができました。やはりSUVにはディーゼルっしょ、と思ってしまうトルクフルな走り味です。
試乗コースにはスキー場のゲレンデを上り下りするコースも設けられていて、ディスカバリーの”ホンモノ”度合のホンの一部を経験することができるようになっていました。残念ながら私は以前の仕事上、とんでもない”本物の”オフロードをずいぶんと経験してきたので、今回のはほとんどオンロード感覚でしたけど。
日本では”オフロード”っていうと「舗装されてない道」みたいなとられかたをすることが多いのですが、ほんとの”オフロード”は「道ではないところ」ですから。
なので(?)スキー場の駐車場にはこんなのも用意されていました。
とても良かったディーゼルですが、そのあとガソリンにも乗ってみると、これがまた気持ちイイ!
スロットルを踏み込むとスーパーチャージャーの「ミャーッ」という音と力強い加速が追随して実にスムースに走れます。スーパーチャージャーの音は、私のレンジローバー・スポーツよりかなり強く聞こえます。
こちらも3リッターV6だけど、340PSで450Nm。
組み合わされるトランスミッションは、どちらも8速A/Tです。
でも、脚がやはり従来からのディスカバリーの乗り味をしっかり残した、柔らかくてふわっとしているので、このガソリン・エンジンのシャープさを発揮するには少々物足りなく感じるかもしれません。やはりディスコにはディーゼルでしょうか。
ちなみに、日本でディスカバリーにディーゼルは初代までで、その後ずっとガソリンだけでここまできました。実に久しぶりとなるディーゼル導入ということになります。まずはめでたし。
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New Model | クルマ
Posted at
2017/06/21 12:15:59