だいぶ前のことですが、ブリヂストンのテストコースで、いろいろタイアを試してみる機会がありました。
走ったのはBSの那須塩原にあるプルービング・グラウンド。タイアを試す、といっても、BSのいろいろなブランドの製品を乗り比べるのではなく、タイアに起こるいろいろなことを敢えて乗り試してみようというものでした。
こちらのワンボックスでは、適正な空気圧と、わざと半分程度まで落とした低内圧タイアの乗り比べ。
両方でスラロームを始めとするいろいろな走行を試せましたが、いやいや、低内圧のほうは、まさにぞっとする性能になってしまいます。あらゆる動作がダルになって、クルマが言うことをきいてくれません。普通の道では乗りたくないです。
でも、たぶん、一般ドライバーのかたのなかには、気が付かずにこの程度の空気圧で走ってしまっているかたもいらっしゃるのでは、と思います。怖いです。
こちらは、新しいSUV用のタイアを履いて、ドライ路面とウェット路面の性能低下度合を試してみているところです。
このタイアの場合は、ウェットもかなりこなせますが、もちろんドライよりは低下します。
こちらは、普通のタイアとランフラット・タイアの空気をほとんど抜いた、つまりはパンク状態での比較です。
まずは普通のほう。
これはアウト。走れません。
かたやランフラット。
上が普通時。下が抜けています。
空気が抜けた状態でも、80km/hまでならOKで、そのまま80km程度まで走って行けます。
これなら、高速道路の路肩でタイア交換なんて怖ろしいことをしないですみますね。これだけでメリットありです。
ランフラットって結構普及してきましたが、実際に空気が抜けたところって、あまりみたことないのでは?
おまけ。
そのとき、もう1台乗れたのがこちら。
エアレスタイア。空気を入れないタイアが付いた自転車です。
乗り心地は普通とほぼ一緒。もう来年にも市販されるそうです。パンクしません!
ブログ一覧 |
その他 | クルマ
Posted at
2017/07/24 12:39:16