今シーズンでF1から撤退するエンジンメーカーのホンダですが、そのF1エンジンのエンジニアリングの責任者のプレゼンと質疑応答がありました。もちろんオンラインで。
そのひとはホンダのF1第2期でマンセル、ロズベルク時代に関わっていたそうで、その成功の経験からご自身の今があると認識されていて、今回の撤退で担当している若いエンジニア達がその成功からの自信が得られないのはいけない、との思いから今年用のエンジンは「新骨格」で創ることを社長に直談判してOKをもらったとのことでした。
ということは、今年のホンダ・エンジンは最後の1年のために新しいものにしたようです。期待がもてますね。
上のふたつレッドブルとその弟チームであるアルファタウリがホンダ・エンジン。
緑の4チームがメルセデス・エンジンで赤がフェラーリ。青が唯一のルノー・エンジンのアルピーヌ。
ルノーは取れるデータが少ないので不利かと思われます。
今のF1のパワーユニットはこんなふうなハイブリッドで、とても複雑。
それも1ラップ中に取り入れられる電気パワーとそれを1ラップで使える量が決められていたりしてさらに複雑。もっとシンプルにしてくれたほうが”戦い”を見ているほうとしてはわかりやすくて面白いと思うのですが・・・
そして昨夕には今年からアルファタウリに乗る期待の日本人ドライバー角田裕毅のオンライン・インタビューもありました。
トヨタのF1の乗ったとたんにトヨタに撤退されてしまった後にザウバーでポディアムに立った小林可夢偉以来7年ぶりにF1に乗る日本人ドライバーです。
弱冠20歳。日本で2年間F4に乗ったあとヨーロッパに渡り、F3を1年、F2を1年でF1に到達したのが凄い。インタビューでも、失敗を恐れず最初からチャレンジすると言っていました。こちらも期待が持てます。
今年は史上最多の23戦が予定されていますが、実際には何戦できるのでしょう? それにしてもF1はやはりヨーロッパのものだということがわかりますね。
来週金曜日にバーレーンで開幕するので、12月に切っておいたフジテレビNEXTの契約を再開させます。
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F1 | クルマ
Posted at
2021/03/19 21:29:58