我が993にPCCMを取り付けた最初のテストも兼ねながら向かったのは千葉県にある高級キャンプ場。
そこで行われていたのは新型になった Renault Kangoo の試乗会でした。
この3代目新型カングーですが、ひと目見ていかがですか?
カングーって、フランス本国を始め、商用車としてとても売れています。もともと商用車。それが
日本では見た目がウケてある意味特殊な人気で売れています。こういうのは日本だけ。なので私は昔の日本でのミニ人気に似てるって書いたんです。たぶん本社のヒトからみたらよくわからない。
という(余計な?)心配もあり乗ってみました。
すると、これがなかなか良し! 各部ぐっと上級になった感じです。
エンジンもディーゼルとガソリンから選べるようにもなっていました。共に4気筒でディーゼルは1.5リッターのターボ・ディーゼルで116PS/270Nm、ガソリンは1.3リッター・ターボで131PS/240Nm。トランスミッションは7速のデュアル・クラッチA/T。
最初にルノー開発のディーゼルを走らせましたが、音も振動も抑えられていてOK。悪くない。
でも次にルノー/日産/三菱のアライアンスにメルセデスも加わって開発されたガソリンを走らせてみたら、やはり滑らかで静かでこちらのほうが日本でのカングー使いには合ってるのかなぁという
感じを受けてしまいました。両方とも走らせるには充分なのですが。
今やカングーにも運転支援満載でこれも新型になって良くなったところ。
でも、画像で見えるように、ディスプレイにスマホをミラーリングしてナビなんかを使おうとすると、USBポートが上のほうに付いているので、ケーブルが丸出しになってしまいますね。これ、私は好きではないんですが、商業車としての使い勝手ならしかたないのかもですね。
日本仕様のリアゲイトはスプリット開き。その他にもブラック・パーツを多用して”見た目”を少しでも華やかにした日本専用仕様のモデルを設定したりして、ルノージャポンのマーケティング部門もがんばりました!
ほら、こちらのほうがキャラが立ってますよね。
わざわざスライドドアのレールも強調。
普通のほうはこちら。
開発が商用車なので、耐久走行テストや、例えばドアの開閉テストなどもフツーの乗用車の3倍くらいをこなしているので、頑強さも万全。あ、でもこれは日本のカングー・ファンには響かないか?
でもやっぱりなんとなくこれはこれでカワイイと思ってしまう健気なカングーなのでした。カングー・ファンもそう想ってくれます! きっと。
あ、384万円からです。
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New Model | クルマ
Posted at
2023/03/07 13:03:30