翌日2日の日曜日は最終デイ2でした。
この日も朝早くサービスパークで拠点を立ち上げ。
パルクフェルメ解除になった先頭のほうのラリーカーが我々のサービスの裏側に並んでスタート待ちです。こちらはヘイキ・コヴァライネンが駆るJN-1クラスのGRヤリス。
乗り降りタイヘンですね。
我々もパルクフェルメ解除になり短いサービスを受けてからスタート。
この日最初のSS-8は豊川宮路山の酷く狭く曲がりくねった山道10.7kmでしたが、スタートについてヘルメットを被ったらインカムが使えないトラブルが発生。しかたないのでまた怒鳴るはめに。
スタートしたら狭いコースのせいか2台がコースアウト。両車ともコースから外れていたので、ほとんどタイムロスも無く通過できました。クルーが立っていて「OK」のサインを持っていたのでそのまま通過。その時はわかりませんでしたが、1台はあの新井敏弘さんのスバルでした。
我々は無事12分6秒1のタイムでフィニッシュし、堂々のクラス1位でした。
SS-9は岡崎桑谷から遠望峰の6.6km。始めはやはり狭く曲がりくねっていますが、後半はセンターラインがあるハイスピードとなります。
6分1秒9で走り、ここもクラス1位。なんだかインカムがトラブって大声で怒鳴ってるのがドライバーさんにパワーを与えてた??
続くSS-10は深溝運動公園を中心にした5.2kmでしたが、コースがとてもトリッキーで苦労しました。
直角に狭い道に曲がるのが何か所かあり、ペイスノートはあるものの見えづらい。途中300mの長いストレイトがあり、全開の後やはり右直角で狭い道へ。ここではストレイトの初めのほうで1台ハイスピードで酷いクラッシュをしていました。我々はというと、最後の直角のブレーキングで止まりきれずまっすぐ突入。大きくタイムロスしてしまいました。タイムは4分11秒8で5位でした。
3本終えてサービスパークに戻る手前の蒲郡駅では前日と同じく駅前を1周するコースになっていましたが、この日はギャラリーほとんんどゼロでした。
サービスではインカムを診てもらいました。バッテリーを交換したらOKになったのですが、ケーブルが傷んで漏電してそうなのを発見。
応急処置をしてもらいました。
午後のSS-11は午前中のSS-8の再走。
先ほどの2台にプラスしてもう1台がコースアウトしていました。我々は1回目より9秒速くまたクラス・トップ。
SS-12は7秒6遅くなりましたが続けてトップタイム。
SS-13は1回目の失敗をしなかったので20秒も速くなりここもトップタイムでした。ドライバーさん、がんばりました。
1回目で酷いクラッシュをしていたところではもう1台同じく酷い状態で並んでいましたが、真ん中を通り抜けることはできました。両車ともにクルーは無事だったようでなによりです。
そして最終SS-14は前日の最終SS-7と全く同じグラベルでのジムカーナ。
今回はインカムが働いていたのもあり、ミスコース寸前もなく23.8秒も短縮しましたが、やはり振るわず10位でした。我がチーム、ジムカーナ苦手です!
どこかでぶつけたようで、終わったらドアミラーの中身が無くなっていたのがご愛敬。
てなわけで全て完走し、スペシャル・ステージの総合タイムではオープンクラス2位でした。
走り終わってサービスパークに戻りパルクフェルメへ。
今回もいろいろ反省ありの全日本戦でしたが、マシンも基本無事で、ドライバー、コ・ドライバーともに五体満足で東京へ帰ることができました。
チームの次戦は奈良だそうです。オリジナルのコ・ドライバーとがんばってもらいましょう!
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モンテ以外のラリー | クルマ
Posted at
2025/03/11 00:10:37