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森川オサムのブログ一覧

2025年05月01日 イイね!

CGに国内ラリーは珍しい?

3月アタマに出場した今年の全日本ラリー選手権の初戦、ラリー三河湾の参戦記が本日発売となったCAR GRAPHIC6月号に掲載されました。

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ドタバタ参戦記が巻末のほうに2ページで載っています。
CGでは国内ラリーが取り上げられることがほとんどありません。前回は2022年の9月号。それも私が書いた記事でした。

今や減少が心配されている書店でどうぞ。
Posted at 2025/05/01 13:25:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | モンテ以外のラリー | クルマ
2025年03月11日 イイね!

ラリー三河湾 Day2

翌日2日の日曜日は最終デイ2でした。
この日も朝早くサービスパークで拠点を立ち上げ。

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パルクフェルメ解除になった先頭のほうのラリーカーが我々のサービスの裏側に並んでスタート待ちです。こちらはヘイキ・コヴァライネンが駆るJN-1クラスのGRヤリス。

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乗り降りタイヘンですね。

我々もパルクフェルメ解除になり短いサービスを受けてからスタート。
この日最初のSS-8は豊川宮路山の酷く狭く曲がりくねった山道10.7kmでしたが、スタートについてヘルメットを被ったらインカムが使えないトラブルが発生。しかたないのでまた怒鳴るはめに。

スタートしたら狭いコースのせいか2台がコースアウト。両車ともコースから外れていたので、ほとんどタイムロスも無く通過できました。クルーが立っていて「OK」のサインを持っていたのでそのまま通過。その時はわかりませんでしたが、1台はあの新井敏弘さんのスバルでした。
我々は無事12分6秒1のタイムでフィニッシュし、堂々のクラス1位でした。

SS-9は岡崎桑谷から遠望峰の6.6km。始めはやはり狭く曲がりくねっていますが、後半はセンターラインがあるハイスピードとなります。
6分1秒9で走り、ここもクラス1位。なんだかインカムがトラブって大声で怒鳴ってるのがドライバーさんにパワーを与えてた??

続くSS-10は深溝運動公園を中心にした5.2kmでしたが、コースがとてもトリッキーで苦労しました。
直角に狭い道に曲がるのが何か所かあり、ペイスノートはあるものの見えづらい。途中300mの長いストレイトがあり、全開の後やはり右直角で狭い道へ。ここではストレイトの初めのほうで1台ハイスピードで酷いクラッシュをしていました。我々はというと、最後の直角のブレーキングで止まりきれずまっすぐ突入。大きくタイムロスしてしまいました。タイムは4分11秒8で5位でした。

3本終えてサービスパークに戻る手前の蒲郡駅では前日と同じく駅前を1周するコースになっていましたが、この日はギャラリーほとんんどゼロでした。

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サービスではインカムを診てもらいました。バッテリーを交換したらOKになったのですが、ケーブルが傷んで漏電してそうなのを発見。

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応急処置をしてもらいました。

午後のSS-11は午前中のSS-8の再走。
先ほどの2台にプラスしてもう1台がコースアウトしていました。我々は1回目より9秒速くまたクラス・トップ。

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SS-12は7秒6遅くなりましたが続けてトップタイム。

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SS-13は1回目の失敗をしなかったので20秒も速くなりここもトップタイムでした。ドライバーさん、がんばりました。
1回目で酷いクラッシュをしていたところではもう1台同じく酷い状態で並んでいましたが、真ん中を通り抜けることはできました。両車ともにクルーは無事だったようでなによりです。

そして最終SS-14は前日の最終SS-7と全く同じグラベルでのジムカーナ。
今回はインカムが働いていたのもあり、ミスコース寸前もなく23.8秒も短縮しましたが、やはり振るわず10位でした。我がチーム、ジムカーナ苦手です!

どこかでぶつけたようで、終わったらドアミラーの中身が無くなっていたのがご愛敬。

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てなわけで全て完走し、スペシャル・ステージの総合タイムではオープンクラス2位でした。
走り終わってサービスパークに戻りパルクフェルメへ。

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今回もいろいろ反省ありの全日本戦でしたが、マシンも基本無事で、ドライバー、コ・ドライバーともに五体満足で東京へ帰ることができました。

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チームの次戦は奈良だそうです。オリジナルのコ・ドライバーとがんばってもらいましょう!

Posted at 2025/03/11 00:10:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | モンテ以外のラリー | クルマ
2025年03月09日 イイね!

ラリー三河湾 Day1

3月になって1日土曜日のデイ1。
早朝のサービスパークに全員集合。

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全日本選手権を争うトップクラスであるJN-1クラスからスタートし、JN-2、JN-3、JN-4、JN-5、JN-Xと続き、我々59番がオープンクラスの最初にスタートしました。

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これはコ・ドライバー・シートから1分前を見た景色です。

スタートして蒲郡駅へ進み、昨夕セレモニアル・スタートをやった駅前の隣の岸壁で短いスーパー・スペシャルステージでした。
このSSS前のタイム・コントロールで私がちょっとミスというか勘違いをしてしまい、1分の早着。気を取り直してSSSを走りました。

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岸壁の広いところにナンバー付きのドラム缶(プラスティック製)が置かれていて、それをジムカーナのように回ってから最後は道路状になったところに入って、スタートから僅か840mでフィニッシュ。
短いけどジムカーナー状はコ・ドライバーから指示がしづらく苦戦。そのうえに「〇番を左側から・・・」と言ってもドライバーさんが右に行ってしまったりもあり失敗作と思いましたが、結果は57秒7でクラス11台中4位。

続いて半島を南下した西浦というところにあるミニ・サーキットへ。
サーキットを2周してそのままサーキットを飛び出し閉鎖してある西浦シーサイドロードを1.7kmほどぶっ飛んで西浦温泉手前でフィニッシュ。トータル3kmを3分29秒5でクラス2位でした。

その後は北の方に行き、山の中を走る三河湾スカイラインでのSS-3。
ようやくスペシャル・ステージらしいSSでした。センターラインがある広いコースの10.2km。ここは6分28秒6で走り、クラス・トップでした。ドライバーさん、がんばりました!

そして一旦サービスパークに戻り、40分のサービス。

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おにぎり1個のランチで午後の再ループへ向かいました。
朝と全く同じ岸壁でのSSS-4はまた失敗作で0.7秒遅い58秒4でクラス5位。

続く西浦のミニ・サーキットでのSS-5は朝より2秒以上速く走れましたが、同じクラス2位。

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ピットレーンがスタートで、右、左とコーナリングして本コースへ入りました。

三河湾スカイラインのSS-6はふたりとも朝より巧く走れたと思ったのですが、何故か6秒以上遅く6位でした。人間の感覚って難しい・・・

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今回、各SSのスタート前には、一昨年やはり代役で出場した群馬のラリーでは無かったものが用意されていました。それは「TWZ」と名付けられたゾーンで、SS用に閉鎖されたコースに入ってから、スタートの前に数100mですがタイアのウォームアップができる長さがとってありました。ちょっと短すぎではありますが、これが無いと閉鎖していない一般路でやることになってしまいかねないので、道路交通法の観点からもマストだと思います。拍手!

そしてこの日最後のSS-7はサービスポイントの隣にあるトヨタ所有の広大な施設内のダート広場でのジムカーナ。
ここがまた問題でした。走り出したら、なんとドライバーさんがインカムのジャックを差し忘れていて伝わらず、大声で怒鳴って指示するはめに。さらに例の難しいドラム缶コースなので、何度か急停止に近い状況になってしまいました。
よって580mという短いコースなのに1分34秒9もかかってしまい、ダントツのクラス・ビリ! でもでも、後で全体の結果を見たら、ミスコースで1分のペナルティを食ったチームが続出していて、元F1ドライバーで2022/23年の全日本ラリー・チャンピオンのヘイキ・コヴァライネン組もその1分組でした。また1分をもらわないで済んだのは良しとしておきましょう。

こうしてデイ1を終えサービスパークに帰着。

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60分のサービスでボンネット下に水が漏れているのが発覚。
ターボのインタークーラーを噴射冷却する水がタンクからの途中で漏れていたので、すぐ空になってしまっていたようで、ちゃんと冷却できてなかったようです。

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応急修理で漏れを留めてもらうことができ、タンクに給水してからパルクフェルメへ入りました。

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翌日も7つのSSを走ります。

Posted at 2025/03/09 23:15:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | モンテ以外のラリー | クルマ
2025年03月08日 イイね!

ラリー三河湾 セレモニアルスタート

レッキを完了したあとの金曜日の夕刻にはセレモニアル・スタートがありました。

蒲郡駅正面前の通りにゲイトが作られていて、大勢のギャラリーが来てくれていました。
スタートが始まる前にはこんな出し物もあったようです。

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マシンを並べて待機したのは、昨年9月のお伊勢参りの往きに立ち寄った生命の海科学館の周り。

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待ってる間に記念撮影も済ませました。

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そして順番が来たのでゲイトをくぐりました。

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アナウンスでは今回の参加者の最年長ペアと言ってました。そりゃそうでしょ。ふたり合わせて151歳ですから。
このあと、正面の蒲郡駅の駅前ロータリーを1周してからサービスパークへ戻りました。駅前ロータリーでもたくさんのかたから声援をいただきました。

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前回の全日本戦ではSS前に Stilo を被ったら固定マイクが邪魔で水が飲めなかったので、今回はアマゾンでポチったこれを準備。チューブで吸えます。完璧です。

今回コ・ドライバーを代役でやることになったのはこちらが原因。

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いつものコ・ドライバー草加浩平君が4月にUKでのヒストリック・ラリーに遠征することになり、初めてのドライバーさんとの調整を兼ねて三河湾に出ることになったからでした。
今回は素敵なエスコートでヒストリック・クラス(一番後ろを走ります)にエントリー。UKではミニで走るそう。

Posted at 2025/03/08 17:34:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | モンテ以外のラリー | クルマ
2025年03月06日 イイね!

ラリー三河湾 レッキ

金曜日はレッキデイでした。
レッキとはスペシャル・ステージを下見してペイスノートを作ります。

ラリー三河湾では土曜日に3か所のスペシャルステージを2回ループし、最後に別のSSを走る7SS。日曜日はまた別の3か所を2回ループし、最後に土と同じSSを走る7SSで、計14SSとなっています。なのでレッキでは7か所を走るということになります。

今回は周辺の住民を徒に刺激しないようにレッキではラリーカーを使えないルールとなっていました。なので我がチームは地元でレンタカーを借りて使いました。

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上の画像はSS-2と5であるスパ西浦レースウェイでのレッキ順番待ちでのショットです。59番を付けた黒いのがそのレンタカーです。

レッキでは各SSを2回ずつ低速で走ります。1回目にノートを起こし、2回目にそれを確認・修正するという流れになります。

レッキカーのステアリングの中央に円盤を貼りつけ、ドライバーが各コーナーで”左右”とステアリング”角度”を言い、私がそれを書き留めていきます。

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上の画像の場合なら「右6」となりますね。
もちろんストレートの長さの他にも路面状態やいろいろな注意も書き入れていきます。

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これを本番では私が横で読み上げていきます。
例えば上の例では「(ストレート)200、左6から右4ロングロングロング、50、右4から左6から3・・・」というように読み上げます。「ロング」は回り込むコーナーで、「ロングロングロング」となるとめっちゃ回り込むということです。

朝からのレッキも午後には終わり、サービスパークに戻りました。
レッキの間に、サービスのふたりが車検を通しておいてくれました。

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今回お世話になったダンロップ・タイアのサービスカーはやる気まんまんで頼もしいです。

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ヨコハマも隣りでがんばっていました。

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サービス拠点の準備も完了。

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この後、セレモニアル・スタートがありました。
Posted at 2025/03/06 00:56:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | モンテ以外のラリー | クルマ
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何シテル?   03/08 16:33
学生時代からラリーやレースのモータースポーツにはまり、WRCモンテカルロラリーには1976年から97年までの間に7回遠征しました。 慶應義塾大学工学部卒業...
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
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2011/01/21 15:23:34
 

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