昨日はトラックを試乗してみるチャンスに恵まれました。
向かったのは湘南にあるいすゞ自動車の藤沢工場。
構内で最初に目についたのは並んでいる多数の完成車。普通の自動車工場でも目にする光景ですが、違うのはほとんどが白い同じカラーだったこと。そのうえ1台1台が大きい。なのでもの凄い数に感じてしまいました。
構内にある2.5kmのテストコースで試乗できたのはまずこれ。
いすゞのポートフォリオでは小さいほうの ELF のBEV版。
まずは静か。これ、運転手さんの疲労軽減に役立つかと。
そして高速道路を想定したレーンチェンジを(ちょっと乱暴に)やってみたけど、思っていたより遥かに安定していて滑らか。でも、空荷でしたからね。満載だったら全然違っていたはず。ましてや違法積載だったら・・・どうだったでしょう。
上の3か所にある黒い箱がバッテリーのストレージで、顧客の用途によって1から3ユニットのバッテリー搭載が可能だそう。
決まったルートを決まったスケデュールで走る運搬だったらバッテリーの充電のスケデュールもやりやすいだろうから、BEVには向いているかと思います。
さらにはいすゞではバッテリーを空から満充電バッテリーに載せ替える方式も開発中のようでした。
次に走らせたのは同じエルフのディーゼル版。
BEV版もこれと同じラダー・プラットフォームを使っています。3リッターのディーゼル・エンジンになんと自社製の9速デュアル・クラッチ式トランスミッションを組み合わせています。
こちらの試乗時にはタスクが与えられました。
なんと荷台に1.9ℓの水が満たされたボウルを積んで、「お客様の荷物を大切に運ぶ」コンテスト。
もちろんレーンチェンジも”ジェントル”にやらせていただきました。結果は130mℓこぼしただけで、参加20名中で準優勝でした! 上の画像はその計測中です。
ディーゼル・エンジンも現在の乗用車まではいかないまでも結構静かで軽振動で感心しました。
どちらもレーンチェンジ時にはちゃんとウィンカーを出さないと運転支援が介入してきます。ちゃんと”イマ”してます。
建物内に展示してあったこちらは1968年に発売になった2代目エルフ。
その昔よく目にした記憶があります。
現7代目エルフが登場したのが一昨年で、先代から17年経っていたので、こういうトラックは乗用車よりずっと長寿命なんですね。
いすゞには他にも興味深いものがありました。 to be continued.....
Posted at 2025/07/23 11:03:48 | |
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