• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

森川オサムのブログ一覧

2023年12月05日 イイね!

ブリヂストンのエアフリー

小平まで行ってきました。ブリヂストンの工場です。

併設されているイノベーション・センターで、サステナブルへの取り組みなどなどいろいろ見たり聞いたりすることができました。ブリヂストンは世界に誇るメーカーなので、このあたりの取り組みは真剣にやっています。ラバーを使ったロボティクスへの取り組みもありました。

が、この日の私のいちばんのハイライトは開発中のエアフリー・コンセプトに実際に乗ってみることができたことでした。

「エアフリー」の名前通り、空気を入れないタイアです。
もう7年も前に那須塩原にあるブリヂストンのプルーヴィング・グラウンドを訪れたときに、このコンセプトのタイアを履いた自転車に乗ってみることができました。それが今ではようやく小さな4輪車に装着するところまで進んだわけです。

alt

併設のテストコースで、エアフリー・タイアを履いたEVと、向こうに見える”普通の”タイアを履いたものと乗り比べることができました。

これがエアフリー・タイア。

alt

ブルーのプラスティックの部分が、いわば空気とサイドウォールの役目をします。フィンというかスポークというかの部分が撓むことで空気が担っているクッションの役目をします。何かに乗り上げたりするとフィンが撓むわけですね。

alt

一番外側にはラバー製のトレッドが貼り付けられています。

alt

普通のタイアで走ったあとに走らせてみると、路面からのショックは思ったより巧くこなしますが、やはり空気入りよりはちょっと角が立つ乗り心地でした。

alt

高速は出せないコースだったのでコーナリング・スピードも低かったですが、横剛性はとても高く、なんだかレーシングタイアでも履いているみたいな感じ。

alt

でもここまで開発が進んでいるのは嬉しかったです。一番小さなクラスのEVに装着されて街中で見かけるようになるまでにはあと何年?

alt

で、ふと思いました。これが実用化されたら、プラスティックのフィンの部分を”削って”乗り心地やらコーナリングやらを変更させる”チューニング屋”が出てきそうな気がします。

大入力にも耐えられるようにできたらフォーミュラEあたりにワンメイク供給ってのはどうでしょう?

因みに最後の画像は右側に黒い、左にブルーのエアフリーを履いていますが、色だけが違う同じものだそうです。

Posted at 2023/12/05 18:56:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2023年11月24日 イイね!

Viet Nam のクルマと道路

ヴェトナムはダナンから帰ってきました。

ヴェトナム航空に乗るために成田空港へ朝7:00に着く必要があったので、早朝にレンジを預けた空港外の駐車場からのシャトルは私ひとりでした。

alt

Da Nang は南北に長いヴェトナムの真ん中辺りの細いところの海岸にあるリゾート街。ちょっと北へ行けば昔の南北軍事境界線です。

物価は安く、15分ほど乗ったタクシーは日本円にすれば1,300円くらいでした。

alt

だけど払ったのは250,000ドン。空港に着いて1万円を両替したら200万ドン近くになり、ゼロの多さにびっくり。なのでコインは無く紙幣のみの流通のようでした。

ホテルから散歩に出て立派な広い歩道を歩いて行ったら、先の歩道が・・・

alt

雑草に覆われていました。

でもバスの窓から見えた高速道路は立派。

alt

まもなく元北ヴェトナムの首都だったハノイから元南の首都だったホー・チ・ミン・シティ(旧サイゴン)まで繋がるそうです。

2輪車は多いですが、タイほどではなかったです。

alt

でもやはり日本だったらすぐにお巡りさんに止められちゃうような、えらく長い物体を抱えていたりを見かけました。

迎えに来てくれたりしたバスはクラッチがまもなく逝きそうで見た目もヤバそうなやつだったのですが、最後に来てくれたのに乗り込んだら・・・

alt

ド派手な新車でした。中国人ツアー向け?

因みに、タイやカンボジアなど隣国はニョロニョロした文字ですが、ヴェトナムはアルファベット。
理由を調べてみたら、元来は逆側隣国の中国の影響で漢字が使われていたのが、フランスが占領して植民地化した時に漢字が難し過ぎで、仮に音をアルファベットに当てて人民に使わせたところ、それまで漢字をやはり難しいと感じていた人民にウケて広まった結果なんだとか。

学生時代に例の悲惨なヴェトナム戦争だったので、ちょっと感傷にも浸った旅行でした。今はウクライナvsロシアとイスラエルvsパレスチナでやってますが。

Posted at 2023/11/24 23:21:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2023年11月07日 イイね!

JMS終了

ちょいとした事情で数日アップできてなかった間にジャパン・モビリティ・ショウが終わりました。

トータルの入場人数は111万人だったそうで、100万絶対目標だった主催者自工会(というかトヨタ)はほっとしているのかと思います。数字はあくまでも「主催者側発表」ですけど。

会期中、ホンダのスタンドで地味だけど結構人気が高かったようなのがこちらです。

alt

USで発売になると言われてるプレリュード。懐かしい名前ですね。「デイトカー」なんて呼ばれてましたっけ。

私には地味なトヨタ車体のスタンドにひっそりと置かれていたこれが印象に残りました。

alt

初代ハイエース。
改めて見てみると小さくて華奢だったんですね。

そしてやっぱりホンモノを目の当たりにするとその大きさにびっくりしてしまう、イマのF1。

alt

ほんと大きい。こんなものをあのスピードで振り回すドライバーは超人ですね。
隣に置かれていたフォーミュラEと較べてもずっと大きいのが認識できました。

我らがAJAJ (日本自動車ジャーナリスト協会)が自工会に依頼されてやっている「モータージャーナリストと巡る」ガイドツアーも今回も無事終わりました。
平日だけ5日間の開催で延べ1,700名余りのお客様をお連れしました。混雑の中、迷子以外のトラブルはなく終えることができました。お客様に感謝です。

Posted at 2023/11/07 13:13:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2023年10月31日 イイね!

ジャパンモビリティショウ 3

中国BYDのスタンドを通過していたら、何故ディフェンダーが?と思ったら、これでした。

alt

横から見たらディフェンダー。傘下ブランド仰望(ヤンワンって読むらしい)のU8というモデルでした。デカい。

alt

これのギミックは、その場で回転できること。戦車みたいに右側と左側のホイールを逆方向に回してクルリと方向転換させます。
モーター駆動だから別に難しくはないですけど、タイアが可哀想?

別棟の端っこにあったのがこちら。

alt

もちろん電動のコミューター。
なかなかのスタイリングですが、このメーカーは春のオートモビルカウンシルで出した小さなスポーツカーともども売る気は無いそうで、それならどんなのでも作れますね。

発売までこぎつけて欲しいのがこちらでした。

alt

ダイハツのスタンドにあった「おっきな」コペン。
いちおう1.3リッターのガソリンエンジンでRWDを考えているみたいですが、実現したらいいですね。

今日もガイドツアーのお仕事中です。

Posted at 2023/10/31 14:22:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2023年10月28日 イイね!

Japan Mobility Show 2

ジャパン・モビリティ・ショウで3つしか出展していなかった海外ブランドのうちのひとつ、BMWでは X2 がワールド・プレミアでした。

alt

これが今回BMWが出展した理由と思われます。

電動版の iX2。

alt

いらないからといって、なんだかシャビィな模様付きプラスティック・パネルでのフロントグリルの塞ぎ方はもうちょっとなんとかならないものでしょうか。せめてツライチにすれば空気抵抗が減るような。

同じBMWのスタンドでは、直前のミュンヒェン・ショウでお披露目されたこれが目につきました。ヴィジョン・ノイエ・クラッセ。

alt

Neue Klasse とは”新しいクラス”で、昔BMWの傑作1500/1600/1800/2000が世に出た時に使われたキャッチ・フレーズです。次の時代のニュー・クラスを示そうというコンセプトカーですね。当時をオマージュした逆スラントのノーズと、すっきりとしたスタイリングで好感が持てました。

それに対して日産スタンドの目玉がこちら。

alt

GT-Rをオマージュしてプレイステーションに登場するクルマとして作ったものらしいですが・・・”タケヤリデッパ”を思い出しました。

alt

いやはや。

ジャパンの社長が日本輸入車組合(JAIA)の組合長を務めているため、主催者である自工会からの要請で出展せざるをえなかったと推測するメルセデスのスタンドにはこいつが。

alt

ゲレンデ・ヴァーゲンのBEV版となるEQG。
世界に誇る大メーカーがこれからの時代に向けこんな古いシャシーとボディを続けるのはどうなのかしら。いくら売れてるとしても。

Posted at 2023/10/28 16:52:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

プロフィール

「昨日ジュネーヴが今日東京で! http://cvw.jp/b/951168/39425567/
何シテル?   03/08 16:33
学生時代からラリーやレースのモータースポーツにはまり、WRCモンテカルロラリーには1976年から97年までの間に7回遠征しました。 慶應義塾大学工学部卒業...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/9 >>

 1 23456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

リンク・クリップ

森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/01/21 15:23:34
 

愛車一覧

ランドローバー レンジローバースポーツ ランドローバー レンジローバースポーツ
Velar から Sport へ戻りました。2mの車幅は我慢です。
ポルシェ 993 カレラ ポルシェ 993 カレラ
3台目の911。快調に働いています。
アバルト 500 (ハッチバック) アバルト 500 (ハッチバック)
プジョー206のあとがま。ワンぐるまとしても活躍しました。
ランドローバー レンジローバーヴェラール ランドローバー レンジローバーヴェラール
車幅がちょっと大きすぎるレンジローバー・スポーツから乗り換えました。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation