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森川オサムのブログ一覧

2024年07月06日 イイね!

タイアの評価は難しい

3月にはブリヂストンを訪ねましたが、先々週末には茨城県の北の果ては大子町にあるD-PARKという施設まで行ってきました。10年近く前から2回目の訪問です。

D-PARKは横浜ゴムのプルービング・グラウンド、一般で言うところのテストコースで、もちろん普通は立ち入れる場所ではありませんが、今回は私が理事を務めるAJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)のために横浜ゴムが勉強会を開いてくれました。

コースを社内で使わない日曜日にお招きいただき、朝のうちにレンジで到着。

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遠くに見えるバンクがお出迎えしてくれました。

今回の勉強会はニュータイアをテストとか体験とかが目的ではなく、タイアの評価はどうやっているのかを教えてもらい、さらには体験してみるというものでした。

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それぞれ違うタイアを履いた3台の新型プリウスを乗り比べてロード・ノイズを評価。

そしてまた違うタイアを履いた3台の新型クラウンで乗り心地を評価しました。

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評価の勉強のために、市販ではない評価用のタイアも混ざっていました。

それぞれ、種々の表面処理や段差が用意された路面を走っての評価です。
ロード・ノイズは低周波の籠り音(ボコボコ、ゴトゴト)から周波数が上がるにつれてゴー音、ガー音が発生し、周波数が高くなるとシャー音が発生。それぞれを聴き分け、さらに音量も評価しなければなりません。

トレッド・パターンから発生するパターン・ノイズとは異なるノイズで、タイア各部の剛性や質量、あるいは消音素材の差による難しいエリアです。

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乗り心地のほうは低い周波数からソフト感、突き上げ感、ヒョコヒョコ感・・・・ゴツゴツ感、ハーシュネスと、こちらは空気室の形状や構造の剛性が絡むやはり難しいエリアです。

一般のかただと、ふつうタイアの差を感じることができるのはタイアを履き替えた時くらいしかありません。ただ、その時はすり減った何年か前製のタイアと新品のニューモデルのタイアの比較になるので、新しいタイアを良く感じるのはあたりまえになってしまいます。
そういう意味ではふつうはタイアの差を感じるのは難しいことになりますね。

Posted at 2024/07/06 15:33:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2024年06月22日 イイね!

RENDEZ-VOUSって共同所有?

昨日は大雨のなか、第三京浜を抜けたところまで出かけてきました。
古いクルマの共同所有をプロモートするランデヴーなる会社のプレゼンを聴いてきました。

リゾート・トラストや東急ハーヴェストのようにリゾート・ホテルの共同使用権を売るところがあるように、こrまではランデヴーが所有するクルマを数人で使用する権利を売っていたようですが、それを少し変更したということです。

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新しいシステムは、客が希望する旧車があった場合、数人集まればランデヴーがそれを探して購入し、その数人の客が一定の条件下で使用できるようにするというもの。いわば定期レンタカー?

例としてデローリアンも置いてありました。

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このデローリアンの場合は8名のメンバーが集まった場合だと1年契約で頭金113,000の他は月々41,000円の支払い。これにはメンテとパーキング代が含まれています。

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これまでは群馬県をベースにやっていたそうですが、今回はここ横浜は羽沢になり、メンバーはここまで自車できて乗り換えて出られるようになっています。また2Fは24時間自由に使えるラウンジになっています。

どうやら旧車に対して敷居が高いと感じている若者層をターゲットにしているようです。使用欲であればこのシステムはいいのかもですが、私のような歳では使用欲よりも所有欲が高いのでターゲット外なんでしょうね。

それと、もしそれらのクルマがここでの使用後に中古車マーケットに出たとき、8名で使用していても1オーナーとしかカウントされないのもちょっと気になりました。

例として並べられていた中で私の推しはこれでした。

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アルファ・ジュニアのザガート。いいですね。
8名だと頭金93,000円+月34,000円です。若者どうぞ!

Posted at 2024/06/22 15:19:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2024年06月05日 イイね!

昔の自動車クラブ継続中

学生時代に作ったクラブがあります。
そのクラブは”クルマ遊び”のための集まりで、主にローカル・ラリーやレースやジムカーナをやってました。遠い昔の話です。
でもそのクラブが今も継続中なんです。目的がクルマ競技から”呑みクラブ”になってしまいましたが。

今回も山中湖までクルマ4台に分乗したじじばば10名がはせ参じ、BBQ合宿となりました。

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キレイな新緑のもと集まったのはこの他に真っ赤なマツダ3。真ん中に写っているシルバーは最近納車されたばかりというスバルのクロストレック。
オーナーはすごくいいクルマとご満足。でもいまの時代で7年ぶりに新車になったら、そりゃいいクルマですよね。まずはメデタシ。

一昨日にBBQパーティをやり、翌朝の景色がこれ。

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じじx6+ばばx4の仕業とは思えない出来です。
奥のほうに見えるヘンな藁被りは60度の泡盛なので、4本分に数えていいのでは、って意見も。

はい、呑み過ぎには気をつけましょう!!

東京までの帰りはウチのレンジローバー・ヴェラールでまた20km/ℓ 越えました。

Posted at 2024/06/05 17:03:46 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2024年05月01日 イイね!

film "FERRARI"

先週のことですが、珍しく映画を観てきました。

試写会に呼んでいただいたのですが、タイトルを見て「これは観に行こう!」と決めました。そのタイトルとは”FERRARI”。

曰く「F1界の帝王と呼ばれた男の情熱と狂気を圧倒的熱量で描く、衝撃の実話。」
クルマ映画というよりはあの Enzo Ferrari の人間模様を描いた映画のようで、舞台は1950年代後半のようでした。

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主役のエンツォを演じるのはアダム・ドライバーという渋い役者で、スター・ウォーズにも出ていたらしい。ドライバーって名前がぴったり? 共演者で知っていたのはエンツォの妻役のペネロペ・クルス(怖かった!)とピエロ・タルフィ(ほら50年代でしょ)役のパトリック・デンプシーくらいでした。デンプシーはドライバーとしてル・マンとかデイトナとかも走ってますからね。

物語は1957年のエンツォの葛藤を描いていました。
最愛の息子だったディーノを亡くして落胆しているなかで、まだ成功前のフェラーリをPRするためにあのミッレ・ミリアでの勝利を目指していくエンツォの話です。なので映画は基本暗いタッチ。これが当時のイタリアの田舎町モデナの佇まいと絡み合ってなかなか良かったです。

クライマックスは売り込みにきた若いドライバー、アルフォンソ・デ・ポルターゴを起用して出場するミッレ・ミリア。ミッレ・ミリアとポルターゴの組み合わせって・・・いやな予感がしませんか? そう例のあの年ですね。現場のシーンは伝承を忠実?に再現し過ぎている感があるので、女性は眼を覆ったほうがいいかもです。

でも出場車もそうですが、普通のシーンに登場する普通のクルマもとてもいい感じで選ばれていて、レース好きじゃなくてもクルマ好きなら間違いなく楽しめると思います。レースカーはもちろんレプリカを作ったのだと思いますが、なかなかいい出来でした。あの台数作るのはさすがにハリウッド映画です。
ただひとつだけ気になってしまったのは、エンツォも含め英語を喋っていたこと。特に日本では字幕が出てどうせそちらを読むんだから、エンツォたちにはイタリア語を喋っていた欲しかったです。しかたないのかな?

監督はTV時代にマイアミ・バイスを監督したマイケル・マンというヒトだそうで、そういえば劇中でマイアミ・バイスが乗っていたのはフェラーリ・デイトナだったのを思い出しました。フェラーリのレプリカ好き?

7月公開だとか。とりあえずフェラーリ・ファンとティフォーシは必見です。

その日は友人のF1ライター今宮雅子さんをお誘いしてご一緒したのですが、試写室を出たあと近くのイタリアンに直行しスプマンテで始めました。

Posted at 2024/05/01 10:39:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2024年04月27日 イイね!

マレリ つづき

マレリ吉見工場見学の最後に研究施設へ入りました。

主に見せてもらったのはフェイシアの表面素材の研究など。

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真ん中あたりに見えるのは前回も登場した、素材の表面にシンボルや模様を浮かび上がらせるもの。もう既に実用化されているので、どんどん増えてくるのかと思います。

面白かったのは現行トヨタ・カムリのフェイシアなのですが、販売される国のユーザーの好みによりずいぶん差をつけている例でした。

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左が中国で、上の技術が使われています。右が確かUSで、まだまだ物理スウィッチが好まれています。私もそうです。安全性の面でも正しいかと。

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これは数年前のショウでマレリが示した近未来のインテリア。

現在のものがこちら。

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こちらの例ではセンター・コンソールが前後に移動して後席パセンジャーも使えるようになっていました。

こういう研究開発がここでなされ、各自動車メーカーに提案されていきます。

さあ今日からゴールデン・ウィーク。皆さんはどちらかへ?
いま現在17:00にはどこの高速道路も渋滞は無いようです! 渋滞の原因を作らないようにお気をつけて。

Posted at 2024/04/27 17:04:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/01/21 15:23:34
 

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