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森川オサムのブログ一覧

2017年04月22日 イイね!

ポルシェ・ミュージアム その8

917のあとは、911連でした。

911Carrera RSR。ナロウボディのこういうスタイル、いいですね。



次は同じRSRでも、1974年のRSR 3.0です。よりファットなリアフェンダーになり、戦闘力増加ですね。



もちろん水平対向6気筒の3リッターで、330PS。車両重量は1,000kg。

これが77年になると、そう、ニックネーム”モビィ・ディック”の怪物935になります。



ターボがついて一気に630PS!



もはや911とは言えないレベルまできてしまいましたね。

こちらは変わり種。
78年に、当時WRCの一戦だったイースト・アフリカン・サファリ、いわゆるサファリラリーにポルシェ・ワークスが送り込んだ911 SCラリーカー。



フロントの動物除けラリーバーがなんとも無粋ですね。
Posted at 2017/04/22 11:00:31 | コメント(2) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
2017年04月20日 イイね!

Porsche Museum vol.7

そしてその次にあったのは、1969年から投入された大物917です。



水平対向12気筒4.5リッターで520PS。いわば、誕生以来小柄なボディと小さなエンジンで常にクラス優勝を挙げてきたポルシェが、初めて総合優勝を狙ったといえますね。

上の写真はル・マンのハイスピードを意識したロングテイルの917LH。ドイツ語では長いはlangで尻尾がheckなので、ランクヘックでLHです。マルティニ・カラーがいいですね。

で、こちらが一番有名になった917K。



短いを意味するkurzのK。
このガルフ石油カラーは、例のスティーヴ・マックィーンの”栄光のル・マン”の中での主役カーだったのもあり、とても有名になりました。この個体、昨年東京にも来ました

そしてこちらは917/20と呼ばれるボディ。



空力を詰めていったら、こういうボディになったようで、71年のル・マンのテスト・デイに登場させたら、そのずんぐりしたスタイルから「豚」と揶揄されたのを逆手にとって、本番のレースに来たときにはごらんのようにピンクの豚で、肉の部位が書いてある、というウィットに富んだ誂えに。

このころにはエンジンも5リッターで590PSまでいっていたようです。
Posted at 2017/04/20 13:38:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
2017年04月17日 イイね!

ポルシェ・ミュージアム その6

あまり知られていないポルシェのF1を過ぎたら、ついに私の大好きな時代のレーシングカー達がずらっと並んでいるのが見えました。



一番手前があの904GTS。
日本では1964年の鈴鹿での日本グランプリで、故式場壮吉さんが乗って、生澤徹さんのスカイラインGTとやりあって勝ったので有名ですね。

私のなかでは、2009年にヒストリック・モンテをRX-7で走ったときに、1分前のスタートが904で、強烈に印象に残っています。





いやーカッコ良かったです! 最後の最後で、目の前でクラッシュしてグラスファイバーが飛び散ったのもカッコ良かった! もったいなかったですけど。

そのむこうが908。これもいいですねぇ。67年製で、8気筒ボクサーで3リッターから350PS。
908ではこんなディスプレイもありました。



裸のボディです。
グラスファイバーで強化したプラスティック製で、なんとそのウェイトは、たったの130kg!! フロント・フェンダーの角には、内側から照明が当てられていて、それが透けて見えています。



こちらの小さくてプリミティヴなのは909 Bergspyder。



ベルクは山ですから、ヒルクライム用です。短距離を駆け上がるためだけに造られたマシン。同じく8気筒ボクサーながら、こちらは2リッターで275PS。
これ、走らせたらきっと気持ちイイです。ぶつかったら死にそうですけど。

そしてこちらはル・マン用のロング・テイルの908。



当時はル・マンのユーノディエール・ストレートはシケインが無く、超高速になるので、ドラッグを減らしてスピードを稼ぐため、お尻を伸ばすのが流行していました。
Posted at 2017/04/17 23:23:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
2017年04月10日 イイね!

ポルシェ・ミュージアム その5

ポルシェというと、スポーツカーかプロトタイプ・レーシングカーがイメージされますが、単座席のフォーミュラ・レーシングカーもありました。

60年代はじめの1.5リッター時代のF1。コードネームは804。



8気筒のボクサーエンジンで、185PS。コクピットの後ろの上面に、水平に置かれた空冷の冷却ファンが見えます。
アメリカ人ドライバーのダン・ガーニーが、1962年のフレンチGPでポルシェにとって最初で最後のF1レース優勝を成し遂げます。(エンジン・サプライヤーとしてではなくコンストラクターとしての)

現在の空力やらなにやらでモンスターのようなF1に比べると、隔世の感ですね。これなら乗れそうな気もします。
この2年後に、例のV12気筒のホンダが参戦します。



向かって左がこの804の後ろ姿で、右の大きなほうが718から作られたF2です。
804より2年前で、4気筒1.5リッター。素から設計されたミッドシップのF1のほうがずっと洗練されていたということですね。


(monteojisan、もう暫くご辛抱のほど)

Posted at 2017/04/10 10:39:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
2017年04月08日 イイね!

ポルシェ・ミュージアム その4

私が産まれたころまできて、奥に進んで行くと・・・



ようやく眼に馴染んだモデルが。
356のクーペモデル。これでもまだたった40PSです。



1950年、私1歳のときの356 SL Coupe。46PSで最高速度160km/h。



ポルシェとしてはちょっと鈍重なかんじですね。

こちらはかっこイイです。1954年のこちらがあの550Spyder。



あの米俳優ジェイムス・ディーンが事故って亡くなったのがこれですね。
1.5リッターでパワーは一躍110PS。最高速度も220km/hです。重量は僅か550kgで、ここからのネーミングでしょうね。

それから6年後の718 RS 60 Spyder。





昨年、ボクスターとケイマンのモデルチェンジに際して、718が付けられ、それぞれ718 Boxster、718 Caymanとなりましたが、これがその名前の源です。
1.6リッター160PSで最高速度も260km/h。こちらも550kgです。
Posted at 2017/04/08 10:49:08 | コメント(1) | トラックバック(0) | 911 | クルマ
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学生時代からラリーやレースのモータースポーツにはまり、WRCモンテカルロラリーには1976年から97年までの間に7回遠征しました。 慶應義塾大学工学部卒業...
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
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2011/01/21 15:23:34
 

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