だいぶ旧聞になってしまって申し訳けありませんが、箱根でマツダの意欲作であるCX-5に乗るチャンスがありました。
マツダが開発した”スカイアクティブ”なるテクノロジー・ポートフォリオ。マツダが言うには、このCX-5がプラットフォームも含めて全てのスカイアクティブ技術を織り込んだ初の「フル」スカイアクティブであるそうな。
当日は、ちょっと何かの鳥を思わせる顔のボディに、例の話題の新世代クリーンディーゼルを搭載したモデルと、ガソリンエンジンのモデル。それぞれの4WDと2WDが揃ったフルラインを体験することができました。
私は元英国メーカーにいたので、あちらの新時代ディーゼルは何度も走らせた経験があります。その経験から言うと、このマツダの新ディーゼル、なにかあまりディーゼルっぽくありません。ディーゼルのあの、力強い低速トルク感が薄く感じました。妙に洗練された(?)感じです。
ひょっとすると、ディーゼルに嫌悪感があるであろう日本の多くのドライバーに受け入れられ易くするために音や振動は勿論ですが、トルクの出方なんかもガソリンエンジンっぽい味付けをしたのかも、とも思えました。
ガソリンエンジン車は、頭の軽さもあって、ヒラリヒラリとした走りも快適で、シャシーの素性の良さが感じられました。
インテリアの素っ気なさや質感といった点は気になりましたが、つけられたプライスタグから見れば、とってもお買い得な1台であることは間違い無いでしょう。実は私の弟が1台購入しました。「都内の脚」中心ということなのでガソリンの2WDという選択でした。3か月ほど経った現時点では満足しているようです。
Posted at 2012/08/14 17:30:17 | |
トラックバック(0) |
New Model | クルマ