VW Golf Touranの発表会がありました。
でも今、クルマに興味あるひとならVWの新車発表より知りたいのは、例のディーゼル排ガスに纏わるスキャンダルに関することでしょう。残念ですが。
世界を代表する、世界一の販売台数を誇る大メーカーがあんなことをしたなんて、未だに信じられないくらいです。
不正の方法は、私程度のエンジニアリング知識の者だって考えられる方法。それをバレないと思って採用した低レベルのエンジニアがいたことに驚くと同時に、それを(結果的には)許した組織にも驚きを禁じえません。
ひとつ私が疑問に思っているのは、ライバル・メーカーたちが、優れた値をたたきだしていたVWの製品を分解やテストをしてみたはずなのに、その不正に気がつかなかったのかというところですが・・・
もちろん、昨日の発表会でも、冒頭でVWジャパンの社長から現状の説明がなされました。
誠意を持って解決していくということですが、今朝のニュースでは、北米向けにVWが提出したリコール改善プランがカリフォルニア州政府から不十分だと却下されたとのこと。
誰もが認める高い開発技術を持ったVWが、これで永久に沈んでしまわないことを願います。
ちなみに、VWはこれを機に、ブランド・スローガンを、これまでの”ダス・アウト”から”フォルクスヴァーゲン”に変えるそうです。「フォルクス=民衆の」「ヴァーゲン=車」ということで、減点、じゃない、原点に戻ろうということでしょう。
あ、そうそうトゥーランはこんなクルマでした。
いずれにしても・・・今回の騒動、VWジャパンの広報は寝耳に水だったはず。ちょうど人事の狭間にも重なってしまって、大変な時期ですが、こんな時こそが広報のチカラを試されるチャンスと思って頑張って欲しいです。がんばれ~!
Posted at 2016/01/13 12:19:12 | |
トラックバック(0) |
New Model | クルマ