独企業のコンティネンタルから話を聞くチャンスがありました。
コンティネンタルといえば、有名なのはタイア。あまりモータースポーツに関わっていないせいなのか、日本ではイマイチ有名ではありませんが、150年近い歴史を持つ一流のタイアメーカーです。でも、現在のコンティネンタルのセールスのうち、タイアを含むラバー系でのものは4割にすぎず、他は主にクルマ系のエレクトロニクスです。日本ではボッシュのほうが名が通っているかもですが。
現在のクルマ、そして未来の自動運転へ向けて無くてはならない多くのセンサーやシステムを開発・供給していますが、独ボッシュや米デルコなどに比べてユニークなのは、タイアをやってきたこと。
右下に小さくありますが。タイアを作ってきた、ということはもちろん”路面”を知っていることで、これがこの先の開発に大きなアドバンテージになるかと思えます。
現在、世界61か国554か所に拠点を置き、24万人を雇用している大会社です。日本にも20年前に進出し、1,600名の社員が働いているそうです。日本にはエンジニリアリングセンターもあり。さらには生産拠点も持っています。
安全や環境に重きを置いて技術開発をしているそうです。安全といえば、未だに世界では大型エアバスが、毎日1機墜落するほどの人命が交通事故で失われています。自動運転が完全普及した時にはこれが激減するのかもしれませんね。
その自動運転にはクルマ対センターやクルマ対クルマのコミュニケーションが必須で、近いうちに開始される予定の4Gから5Gへの転換がマストなんだとか。現4Gから通信スピードが10倍も速くなるので、リアルタイム通信に近づけるそう。
自動運転時代になる前にも、クルマ対クルマのコミュニケーションなどは実現して欲しいです。簡単なところでは、ブラインドコーナーや出会い頭での安全性がぐっと高まると思います。新車には装備し、新車じゃないクルマにも通信デバイス装着を義務化すれば実現は可能かと思いますが、いかがでしょう。
森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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