ずいぶん前のことになってしまいますが、昨年初夏に箱根ターンパイクで、ディーゼルが積まれたアルファロメオ・ジュリアに乗って感想を書きました。そのとき、「この日乗った他のジュリアにはノックアウトものもありました。こちらは後日。」としましたが、そのまま忘れてました。ごめんなさい。
思い出したのでここで。
その”ノックアウトもの”がこちらでした。
名前は Alfa Romeo Giulia 2.9V6 Bi-Turbo Quadrifoglio。長い。
なんだか佇まいだけで凄そうな噴霧器、じゃない、雰囲気ですよね。
ボンネットやフェンダーに開けられた”本物の”エアアウトレットも只者ではない感を醸し出しています。
もちろん「クアドリフォリオ」の証である四つ葉のクローバーも完備。
エンジンは、普通の2リッター4気筒ジュリアの200PSの2.5倍!増しの510PSを発する、2.9リッターツインターボV6を積んでしまっています。
さて、これを走らせてみたら、それはそれは狂暴でした。今どきこんなの売っていいの?という感じの狂暴さ。
それも今どきこれだけのパワーを4輪駆動ではなく後輪だけで路面に伝えるというのも狂暴です。トルクも600Nmもあるので、後ろから「早く行けっ」と猛烈に蹴られる感じ。
ボディはスチールなんだけど、サスペンションをアルミにしたり、カーボンファイバー製のドライブシャフトを採用したりして軽量化も図っているようで、これも”猛烈感”に輪をかけているのでしょうし”バンカラ感”も出しています。
発売された当時はニュルブルクリンクでの”4ドアセダン”としてのラップ記録を出したそう。わかります。
最近としてはかなり強烈な印象を受けた試乗でした。
これをラインナップに並べて売っているFCAジャパンもエライ。
でもこの狂暴なの欲しい方は普通のジュリアの倍の1,153万円のお支払いが必要です。SUVのステルビオにもこの仕様があるようです。
最近は本国ではGTA仕様が発表されたようです。エンジンに更なる30PSを加え、カーボンやらアルミを多用したうえにリアシートも取り去って100kgのダイエット。狂暴凶暴です。これも楽しみ。
さて、次回からは今年のモンテの詳報を始めようかと思います。
森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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