プジョーからハイパーカー9X8がお披露目されました。
といってもコロナのせいでいつもの6月じゃなくて来月8月に行われる今年のル・マン24時間で走るのではなく、来年2022年のル・マン用だということです。たぶん今年のル・マンへの注目を利用して早いけどお披露目だけしちゃって目立っちゃおうという作戦だと思います。
ハイパーカーというカテゴリーは今年から導入されたもので、これまでのはハイブリッドも含めてちょっと高次元になり過ぎて開発にお金がかかり過ぎるので、メーカーではトヨタ以外は不在でひとり勝ち(って意味あるの?)なのを何とかしようという新カテゴリーです。
トヨタと違って、最低限でも市販車のイメージを与えておくスタイリングはさすがです。
ライオンの牙だというライトだけでもなんとかプジョーのイメージが沸きますよね。
テイルランプなんかかなりアヴァンギャルドです。
レーシングカーなのにこういうところをデザインしちゃうのが余裕とPR精神を感じます。
もうひとつ注目すべきは今の時代あたりまえのリアウィングが無いこと。
いざ実戦テストが始まるとしっかりウィングが付けられるような気もしますが・・・
コクピットもなかなかです。
でも実戦用は普通になっちゃう気がします。ドライバーの眼がチカチカしちゃいそうだし。
最近のレースカーではドライバーはこんな位置に座って長時間仕事をするんですね。
こちらは1990年代初めに活躍した905(の後期型)です。
野蛮な感じがいいですね。
Posted at 2021/07/11 23:22:15 | |
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