1週間前のことですが、ミツビシの新型アウトランダーに乗ることができました。
正直なところ、ちょっとした驚きでした。良い方向の驚き。
まずはルックス。
あの
デリカで始まったミツビシの新しい顔。次には
軽のekワゴンにつながったあの顔。正直、私にはNGでした。でもエクリプス・クロスを経て今回のアウトランダーになったら、これはデザイナーさんがだいぶこなれてきたのか、こちらも慣れてきたのか、これはこれでいいのではという感じになってきました。デリカの時はデザイナーさんに制約とかあったのかもですね。
そしてドアを開けたら、室内の質感ももの凄くアップしていました。クラスが2つくらいアップした印象です。
シートやドアインナーのキルト柄はミツビシのダイアモンド? ドライバーシートに座ってみても落ち着きがあって、いい意味での重厚感もあっていい感じです。
そしていざ走らせてみらた・・・これも上質になりました。
足回りのタッチも落ち着いていて欧州車チックなライド感です。脚もしなやかです。
そしてEVなので静かはアタリマエだけど、それにしてもこのクラスでは静かな部類。
だけど静かなせいか、渋滞の中なんかでの25kph以下の走行ではモーターから発せられているらしいクク・クク・クク・ククというスピードに比例する雑音が耳についてしまって離れませんでした。ちょっと残念。
あとはスロットルの最初の立ち上がりのゲインが高すぎて、例のEVっぽい出足の良さが一瞬だけですが出過ぎてしまい、たぶん同乗者にはあまり気持ちがいいものではないだろうと思いました。逆にその最初の元気よさに比べると100kph付近のダッシュはちょっとかったるい感じがしてしまいました。
それ以外はOK、というより上出来です。いいです。
ひとつ小さなことだけど、サンバイザーの縦の長さが普通より長くて、正面からの夕陽のカットが上出来でした。(そのかわりちょっと横方向が短すぎて残念でしたけど。)
オフロードを走るチャンスもありましたが、ただのダート路面で、ランドローバー基準でいうとオフロードではなく”舗装してないオンロード”でした。
でもそこそこ飛ばしていいということだったので、アンダーがあまり出ない走りやすいセッティングであることが確認できました。
だってミツビシはあのパリダカ・パジェロとかランサーEVOとかでスポーツ4WDはばっちり経験してますからね。いまWRCやってないのがもったいないです。ヤリスに対抗して「さすがランサーやってたミツビシだ」を見せて欲しいと思っているのは私だけではないはず。
同じプラットフォームを使うはずの次期日産エクストレイルの出来はいかがでしょう?
Posted at 2022/02/02 10:04:28 | |
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