プーチンによるウクライナ侵攻。
歴史的にもいろいろあるんでしょうことは理解できるし、NATOの影がどうこうもわかるけど、ダメでしょ少なくとも”大国”がそんなことやっちゃ。
あまりの酷さにプーチン認知症説もまことしやかに拡がっているけど、もしホントだったら認知症患者が核のスウィッチ持ってるなんて・・・恐ろしや。
いろいろなところで”被害”が広がっているようですが、F1界にも及んでいます。
先週、2022年シーズン最初の公式テストがスペインはカタルニャ・サーキットで3日間にわたって行われました。今年は
全く新しくなったレギュレーション下でのマシン製作となりましたが、今のルールでは走らせるテストは限られた公式合同テストでしか許されていません。なので、先週が全10チームの新車初めての走行テストになりました。
その3日目最終日に現れた Haas のマシンが真っ白になっていたんです。
ほら白地にチーム名の HAAS だけ。
実は昨年からハースのメイン・スポンサーになっていたのは、農業用カリウム肥料メーカーのウラルカリという会社なんです。そう「ウラル」からわかるとおりロシア企業。なのでマシンのライヴリーはロシア国旗カラーの白青赤のストライプだったのですが、ロシアのウクライナ侵攻のせいで企業ロゴを消したうえにまっ白にせざるを得なくなったというわけです。
さらには、あのミハエル・シューマッハの息子ミックと共にドライバーを務めているのはニキータ・マゼピンなんですが、これがウラルカリのロシア人オーナーの息子なんです。つまりはパパが可愛い息子を乗せるためにスポンサーになっていたということ。
FIAは昨日、ロシアとベラルーシのドライバーが競技するのは、国旗を使わないとかの条件付きでOKとしたのですが、F1としては既に今年のロシアGPは中止決定したし、英国は両国のドライバーの競技参加を禁止としたので、マゼピンはブリティッシュGPは走れないことが決定。
それ以前にウラルカリのロゴを出せないハースに今後ウラルカリから資金が来るとは思えないので、ウラルカリとのスポンサー契約が反故になるだろうから、ハースが遅いマゼピンを乗せる意味も無し。というストーリーになるのでしょうね。
そのロシアマネーに頼っていたハースがF1の10チーム中で唯一のアメリカのチームだというのも皮肉なことです。チーム消滅も考えられるかも。
話は全く変わりますが、マシン・カラーの話題ではこちらもあり。
昨年ルノーから名称変更でアルピーヌとなり、それまでのルノー・イエローからアルピーヌ・ブルーになっていましたが、今年獲得したメイン・スポンサーはスイスの水の企業であるBWT。そう、以前はフォースインディアをおピンクにし、チームがアストン・マーティンになった昨年もブリティッシュ・グリーンにおピンクのラインを入れさせていたあのBWTです。
今年はアルピーヌ・ブルーとピンクのツートーンカラーになったのですが、なんと最初の2戦は完全おピンクで走るらしいです。
うわわ、おピンクのアルピーヌ。
さてF1は来週にはバーレーンに移って2回目の公式テストがあり、そのまま同じサーキットで開幕戦となります。
Posted at 2022/03/03 22:05:10 | |
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