その同じ25日日曜日の夜。エクス=レ=バンから第2ステージである Parcours de Classement をスタートしました。
街を抜けてすぐの山あいに最初のスペシャルステージがありました。
ところが、その手前に置かれたCH手前で数分の時間調整中にエンスト。病気がちだったスターターを何回か回してもエンジンが始動せず。幸いCHで大勢のギャラリーがいたので「Pousser!!」と叫んで押してもらうも、緩い上り坂のせいもあってか掛からず。バックで下っても掛からず。「Pousser avan!」でもう一度前へ押してもらったらようやく始動。「Merci!!」で急発進でCHへ飛び込み、数秒差でぎりぎりセーフ。危ないところでした。
SS-1は Veniper から La Feclaz の14kmでしたが、スタートでクラッチ不調が再発。なんとかスタートしてから2kmはドライ。そこからは積雪と凍結路でした。
酷く滑る路面で、スピンでもしてエンストしてしまうとエンジンが掛からない可能性があるので慎重な走行でフィニッシュ。
タイムは14分09秒で255台中175位。グループ2では33位。それでも4台いた日本人チームのトップで、チームメイトの関根車は15分07秒で235位でした。
このSS-1のトップはアウディ・クアトロのハンヌ・ミッコラで、なんと2位を50秒!もぶっちぎる10分32秒。2位と3位はルノー5ターボのブルーノ・サビィとジャン・ラニョッティでした。
そのあとをポルシェ911SCのジャン=リュック・テリエ、タルボ・サンビーム・ロータスのアンリ・トイヴォネン、フォード・エスコートRSのビヨルン・ワルデガルドとアリ・ヴァタネン、オペル・アスコナ400のヨキ・クライント、ランチア・ストラトスのベルナール・ダルニッシュ、ギ・フレックランのタルボ・サンビーム・ロータス(コドライバーはあのジャン・トッド!)、フィアット131アバルトのマルク・アレンと続きました。
我々はフィニッシュしてからクラッチ・ワイアを調整したので時間を失い、次のSS-2に吹っ飛んで向かいました。
Posted at 2023/01/11 15:06:56 | |
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