現在日本で走っている燃料電池乗用車といえば、早くも2世代目となった(すごい!)トヨタ・ミライ
と、ごく少数リースのみで走っているホンダ・クラリティ。それと韓国製ヒョンデのネッソが少数ですね。
そこに新顔が登場です。
と言ってもまだ市販車ではなく、BMWのiX5に燃料電池を搭載したテストカー。
これを3台日本に持ち込んでの公道走行実験が始まりました。
他のFCVと同様で大きな水素タンクの搭載が厄介ですね。iX5の場合は大小2本のタンクが搭載されています。燃料電池そのものはトヨタ製を調達して使っています。
水素の化学分解で発生する電気でモーターを回すので、走りはBEVと変わりませんね。
水素の充填は3~4分でできますから、充電で時間がかかってしまうBEVよりは使い易いし、借り駐車場での問題も無し。でもFCVの問題点は水素ステーションの数と営業形態です。現時点ではステーションが少ないうえに、あっても短時間しかやってなかったり予約が必要だったりですから。まあこれは鶏が先か卵が先かの問題ですね。FCVが増えればステーションも増えそうだけど、ステーションが無ければFCV売れませんから。
BMW iX5 Hydrogen。最高出力401PS。水素タンク容量6kg(気体)で航続距離は500kmと謳っています。
皆さんもどこかで見かけるかもです。
Posted at 2023/08/05 18:32:34 | |
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