ポルシェ・エクスペリエンス・センター初訪問の報告のつづきです。
確かにオープン・モデルであるボクスターと911カブリオレが多く集まっていました。
スパイダーが数多く集まったのは初めて見ました。
そして、これまでここPECでは基本的に用意されている車両に乗って走行体験をするプログラムのみだったのですが、ようやく自身の車両を持ち込んで走行できるポルシェ・オーナーズ・エクスペリエンスというプログラムが始まりました。この日呼んでくれたのはこれのお披露目の意味もあったわけですね。
さらには、旧いモデルのみのPOEも用意されたそうです。回数が限られているようですが、これは嬉しいですね。次回は是非993で。
さてその走行体験ですが、ここの全体の施設は下のようになっています。
右端のグレイが前回アップの画像にあるメイン・ビルディング。
赤いのがハンドリング・コース。レースをするにはコース幅が狭かったり、エスケイプ・ゾーンが足りなかったりしますが、いわばサーキットです。
青いのが水を撒いて定速円走行などが行えるスキッドパッド。
緑が特殊舗装による低ミュー路。
水色がパイロン走行用の舗装エリア。
黄色が面白い設備で、軽い下りで水を張ったストレートに入って不意のテイル・スライドに対する経験をするものでした。
パイロンの先の黄色いところから入って行くと、水の下にプレートがあり、そこを前輪が通過して後輪が載った瞬間にプレートが左右どちらかにアト・ランダムに振れて、強制的にリアを横方向に持って行きます。つまり、真っすぐに進もうとしているのにリアを振って態勢を失わせるというわけです。
(コース内の各画像は特別な許可を得て撮影しました。)
なので、瞬時にカウンターを当てないとスピンしてしまいます。
スピンさせないようにしっかり対応しました。
これ、なかなかの設備でした。普通のドライバーに体験してもらうのに良いと思います。
あと、ピンクの個所はオフロード・コースです。カイエンとマカン用ですね。
もちろん、ハンドリング・コースも体験することができました。
ここからインストラクター車に続いてコース・インです。
コース途中には独ニュルブルクリンクの”カルーセル”と呼ばれるバンク付きコーナーの小型も用意されています。
米ラグナ・セカの”コーク・スクリュウ”と呼ばれる下りのS字コーナーの小型もありました。
何故かどちらもコーナーの左右が逆でしたが。
高速で走らなくてもなかなか楽しめる巧いレイアウトになっていました。
でも何よりも、この日誘ってくれて往復運んでもくれた
金子さんに感謝です。
もう1回続きます。
Posted at 2023/09/01 16:34:22 | |
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