フィニッシュした翌日1月28日土曜日には表彰式がありました。
この84年の時には表彰式は日中に、港を見下ろすモナコ公国の王宮前で行われました。レーニエ大公が住まわれている王宮ですが、グレイス王妃は残念ながら前々年に自動車事故で亡くなっていました。我々がラリー中にモナコ帰還時に下ってきた崖の道からの転落です。
まずは港のパルク・フェルメへ。
総合14位フィニッシュのメッタさんも準備完了です。
そしてパルク・フェルメを出て王宮へ向かいます。
丘を登って王宮前の広場へ到着です。
トップクラスやクラス優勝車はそれぞれクルマごと進み出てレーニエ大公からトロフィを受け取ります。宮廷ブラスバンドの国家演奏付き。
その後は我々も含め順番に大公の前を”通過”です。
それぞれ順位とチーム、ドライバー、コドライバーのアナウンスはあったと記憶しています。
そのまま王宮前の城下町(?)の路地を通過してパルク・フェルメに戻りました。
そして夜にはガラディナーがあり、終わったのは夜半過ぎ。
これで1984年の WRC Rallye Monte-Carlo は終了しました。
私は翌々日にチームと別れ、レンタカーを借りて奥さんと一緒に遅れた新婚旅行という感じで Courchevel へ向かいスキーを楽しんでから帰国しましたとさ。
というわけで、次の備忘録はちょっとモンテを離れて、1986年に遠征した WRC Rally New Zealand を書いてみますので、こちらもお付き合いいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
Posted at 2025/06/13 22:15:10 | |
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