BYDは中国でバッテリーメーカーとして始まり、今やそれにプラスして大きな自動車メーカーとなっています。
ところが、ご存じの通り日本ではBEV人気が低く、ハイブリッド全盛。そこで既に販売しているBEVのSEALION 7に加えSEALION 6 を導入です。7はBEVなのですが、6はプラグイン・ハイブリッドです。
本国ではBEVだけじゃなく、2008年には世界初の量産PHEVを発売し、これまでに90か国以上で740万台も売っていたんです。恐るべし。
そのシーライオン6を走らせてみることができました。
運転席に座ってまず気が付いたのがこれでした。
スマホの非接触充電トレイ。それがちゃんと2個分用意されていました。これ、いいですよね。助手席のヒトの分までありますから。親切ですね。
走らせてみると、動力性能は必要十分。ライド感覚も落ち着いていていい感じでした。
でもひとつ気になったのはブレーキ。回生ブレーキも違和感が少なく問題無しのレベルでしたが、ペダルを踏んでいる間に路面からの振動が細かく伝わってきてちょっと不快でした。軽自動車にでも乗っている感じで。さらにペダル系統の”剛性感”が足りず、全幅の信頼を寄せるには遠い感触でした。
あとは、目の前のメーター・クラスター内の表示が整理できてなくて煩雑なのも気になりました。
どこに何が表示されているのかが一見ではわからず、見づらい印象でした。たぶんどこかの操作で表示自体をいろいろ変更できるんだとは思いますが。
BEVではないのでボンネット下はちゃんと”クルマらしく”できています。
電欠して1.5リッターのエンジンだけで走る際にもリッター22km程度走るというのにはちょっと驚きました。ホントかな。
今回走らせたFWDが来月新春の発売で、AWD版は3月だそうで、価格はそれぞれ398万円と449万円。
BEV人気が低いので導入したのがやはり台数が売れてはいないPHEVというところが心配ですが、韓ヒョンデと違ってちゃんとディーラー網の構築を始めているホンキ度で頑張ってもらいましょう。
でも自衛隊機にレーザー照射しておいて他人のせいにする国が問題視されているときに売れるのでしょうか・・・
Posted at 2025/12/11 13:48:38 | |
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New Model | クルマ