今シーズンのF1は既に6戦が終わり、TVで見ているかぎり、メルセデスが圧倒的に強いのは昨年と変わりませんが、明らかに今年のほうがおもしろいと思います。
その理由は、メルセデス・エンジンじゃないふたつのチーム、フェラーリと、昨年ルノー・エンジンにケチつけてもめにもめてエンジン無しになりかけたレッドブルが、昨年より戦闘力をつけたこと。それと、スタート時のローンチ・コントロールみたいのが禁止されて、ドライバーが自分でやらなきゃならないことが増えたこと、のふたつでしょう。
特に後者は、いざふたを開けてみたら、昨年まで2年連続世界チャンピオンだったハミルトン小僧が、なんとスタートがヘタだった(?)こと。(笑) だって毎戦ポールを獲っても、スタート出遅れ。で、混戦がスタート。見てておもしろい。
そのうえに、毎年2位だった同僚ロズベルクが開幕4連勝を飾ったところで、レッドブルがジュニアチームのトロロッソから18歳気鋭マックス・フェルスタッペンを上に上げた(可哀想なクビアトはトロロッソに逆戻り)ら、なんとそのスペインGPで優勝! こりゃ凄いことです。
フェッテルの初優勝をロンドンのパブで家族3人で見ていたのを思い出しました。あの時はトロロッソでの優勝で、未だにトロロッソ唯一の優勝ですから、これも凄かった。たしか、濡れたモンツァでした。
昨シーズン開始時には、世界初の”運転免許持ってない(オランダでの年齢に達してなかった)F1ドライバー誕生”で話題になったマックスちゃん。こんどは最年少ウィナーの記録更新。因みに、これまでの記録保持者はフェッテルで、その前はアロンソ。その前はぐっと旧くなって、ブルース・マクラーレンだったんだとか。
スペインでの優勝後のコメントで、フィニッシュまでずっと1秒以内で追っかけられていた現最年長ライコネンのことを、「オヤジと一緒に走ってたんだからスゲー!」って。そうです。マックスのお父さんは、アロウズなんかに乗っていたあのヨス・フェルスタッペン。片山右京さんの時代ですね。ライコネンがF1に上がった年に、マックス坊やは3歳だったんだって。
ところが先週末の第6戦モナコGPでのマックスは、予選Q1開始直後にクラッシュ。ピットスタートだった昨晩の決勝でもクラッシュと、若さ露呈。ロズベルクもなんだか調子悪く、ハミルトンが今季初優勝。雨のモナコを制しました。
ってF1の話をしたところで、ウチのそばの駐車場に停まってるトラックが・・・
何かに似てますよね・・・
スーパーアグリって懐かしい・・・
あと15戦。今年のF1はどうなるのでしょう。
Posted at 2016/05/30 18:54:21 | |
トラックバック(0) |
F1 | クルマ