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森川オサムのブログ一覧

2016年10月27日 イイね!

クルマにもウェアラブルが

Jaguar F-PACEで紹介し忘れたものがありました。
これです。



アクティビティ・キーと呼んでいるデバイスです。

Fペイスから離れる時に、これを腕に付けて降りて、ある部分に近づけるとクルマがロックされ、車内に残した普通のリモコンキーは作用しなくなるというもの。これを付けて、泳いでもショックを与えても大丈夫ということだそう。まあ、今はやりの”ウェアラブル”がウリです。
ジャガーは”スポーティネス”を特徴としたブランドなんですよ、というアピールですね。

これ使ったのはいいけど、なにかトラブったらめんどくさいな、なんて思ってしまうワタシは時代遅れ・・・? いずれにしても私は”ウェアラブル”が役に立つアクティビティをしないので、このクルマのターゲットじゃないんでしょうね。

でも、実はジャガーもそういうアクティヴなユーザーはそんなにはいないと思っているようで、これ標準装備じゃなくて別売です。41,000円。
Posted at 2016/10/27 21:34:20 | コメント(1) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2016年10月24日 イイね!

F-PACE

ちょっとした事情により乗りそびれていた、Jaguar F-PACEに乗りことができました。

プレミアム・ブランドが”金が儲かる”SUVについに手を出した好例です。ジャガーは日本でのイメージとちょっと違って、元来はスポーツカー・ブランドであり、それが長い時間をかけてプレミアムなスポーティ・サルーンのブランドになっていました。日本では「ジャガー」って言うとあの(先代までの)XJを思い浮かべるかたが多いかと思います。

そのジャガーがSUVやっちゃいました。それもごく近い身内にSUV専業ブランドのランドローバーがいるのに・・・



そのFペイス、なかなかスタイリッシュです。低くて絞まった佇まいです。ダークなカラーのほうが似合うと思います。特にこのダーク・サファイアという名のカラー、とても深くて味わいのある色でした。

テイルランプのシェイプはスポーツカーのF-TYPE譲り。



今回乗れたのは、2リッター4気筒ディーゼルを積んだなかで一番スポーティな20d R-SPORTというグレイド。価格もディーゼル搭載では一番お高い728万円なり。



走らせてみたら、このディーゼル・エンジン、とってもいいです。マツダのディーゼルが、ディーゼルらしさを極力消してガソリンみたいにしているのとは違い、こちらはディーゼルらしいエンジンで、低回転からトルクが湧き出てくる感じです。確かに音もディーゼルっぽさいっぱいですけど。それでも現在のディーゼルらしく、消音消振動対策はされています。



この低速トルクのおかげと8速A/Tの出来の良さで、街中でもとても気持ちよく走れます。

細かなことですけど、気になったのは、ドライバーの膝横に設けられた小さな物入れ。



これ、浅いので、なにか入れといて横Gで飛び出しちゃうと、ドライバーの足元に転がるので危なっかしいです。なので無いほうがベター。まあ、ペンくらいなら問題無いですけど。

それと、オプション品ですが、ドアを開けると自動的に出てくるサイドステップ。普通に降りようとすると、これが脹脛に当たって煩わしい。パンツが汚れるし。一度この上に足を掛けてから降りるもののようですが、かえって降りずらいし、それにしては幅が狭すぎ。



まあ、46万円!もするので、お年寄りを乗せるかた以外は付けないでしょうけど、この幅ではお年寄りには危ない。これ、はっきり言って駄作。
因みに私の場合は、間もなく92になる元気な義祖母のために、レンジのラゲイジ・スペースに踏み台完備です。
Posted at 2016/10/24 23:49:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2016年10月21日 イイね!

珍しくランドローバーがパイオニア

ランドローバーが世界で最初のもの、って、もちろん現在大ブレイク中で、どのメーカーも挙って参入してるプレミアムSUVがあります。そう、今から50年近くも前の1970年に世に出したRange Rover。それまでは単に農場とか山中とかでのワークホースだった4駆に、都会でも乗れるデザインとスポーティネスを与えて産まれたレンジローバー。

たぶん作り手が思っていた以上のハイクラスな使われ方をされたことで称賛を得て、その結果ステータスを授かって、確固たる地位を得て今に至っているのは、皆さんご存知のとおり。今世紀に入って、どのプレミアムカー・メーカーもこのジャンルに参入してきました。BMWのX5、ポルシェのカイエン、アウディのQ7に始まり、いまやマセラティやベントレーまでもが。ロールスロイスもたぶん。

でも、その後ランドローバーは、どちらかといえばフォロワーで、フォロワーを作れたのは、強いて言えば、超急坂を安全に下るためのヒル・ディセント・コントロールや、路面の形状やミューに合わせたドライビング・モードを選べるテレイン・コントロール技術くらいでした。

そのランドローバーがやってくれました!
初めてSUVの屋根とっちゃったRange Rover Evoque Convertible。



思ったよりスタイリッシュでした。まぁ基になったイヴォーク自体がスタイリッシュで売れているモデルですから、当然と言えば当然。



乗ってみたら、イヴォーク自体が年々改善されてきているようで、なかなかの出来。
屋根を無くしたことによるヘナヘナ感は全く感じません。かなり悪い路面でごく僅かなスカットル・シェイクを感じる程度。気になりません。それ以上に、走ってると凄くキモチイイ! スポーツカーと違って、背の高いオープンってキモチイイんですね。天気がいい日だったのもあるとは思いますが。

5から4シーターになったリアシートは、脚スペースはイマニですが、まあまあ座れます。OK。



キャンバスのルーフを畳んだルックスもクリーン。



リアシートの後ろのシルバーのところは、転倒時に飛び出してきて乗員の頭部を護るロールオーバー・バーです。

ルーフ開閉のスウィッチはここ。シガーライターの後ろです。A/Tシフトはジャガーから移植のダイアル式。私はこれ嫌い。こうする意味がわかりません。使いづらい。



ルックスの良さは、ルーフを閉めた時も。



下ボディの厚さとキャンバス部の薄さが巧くマッチしてスタイリッシュじゃないですか? チョップド・ルーフぽくて。

走っていて唯一気になったのは、ブレーキペダルが(少なくとも私には)ちょっと左に寄りすぎていて、さらに見た目を気にしてデザインしたんだろうペダル表面が滑ってしまって、外れそうになったこと。私がこの日履いていたシューズの底と合わなかったのかもですが、それとも私の足癖が悪い? 左足ブレーキなら問題無いでしょう。



2リッター4気筒ターボの240PS、340Nmと9速(!)A/Tで765万円なり。キモチ良さでお薦め!

Posted at 2016/10/21 22:59:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2016年10月17日 イイね!

地球に優しいのとそうでないのと

BMWのセダンで最大の7シリーズの追加モデルが上陸しました。



左のシルバーのは740e iPerformanceという名前。
eが付いてるので電気自動車と思っちゃいますが、BMWのそれはiシリーズのはず。ではPerformanceの前にiがあるので、電気自動車かと思うとそれも外れ。

実態は、iシリーズで培った電気駆動技術を用いて、電気のコントロールを向上させたプラグイン・ハイブリッドということでした。ああややこしい。

7の大きなボディに2リッター4気筒エンジンを載せ、それに電気モーターを加えて、システムでのトータル出力で326PSと500Nmを得ています。140kphまでモーターのみでの走行が可能で、42kmまで走れると言ってます。
走行モードの選択により、走行中に100%充電も可能なんだとか。

まあ、地球に優しい技術の発展に文句はありません。日本に限って言えば、この先プラグイン用の電気をどうやって作るのかに問題があるように思いますが。この問題には燃料電池車も絡んできます。水素を作るのに電力を使うことが多いようですから。

で、その7シリーズの右側のブラックのやつが、M760Li xDriveというこれまた新しく追加されたモデル。

こちらは電気のデの字もなく、載ってるエンジンは6.6リッターV12ターボ。なんと610PSで800Nm!! いやはや、今どきのセダンにしちゃ開き直ってますね。
8速A/Tで4WDです。

まあ、地球に優しく派に言わせれば地球の敵ですね。
こんな2モデルを一緒に発表するのもBMWらしいって言えばそうなんでしょう。黒いほうがホントに作りたいヤツで、シルバーのほうは免罪符用?

シルバーのほうは1,200万円ほど、黒いほうは2,400万円ほどです。
Posted at 2016/10/17 18:57:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2016年10月14日 イイね!

近づいてきたAlpine

70年代のラリーで大活躍したAlpine Renault A110。1973年に始まったWRC世界ラリー選手権の初代王者でもあります。特に狭く曲がりくねった氷雪路が多いモンテカルロ・ラリーで速かったので、76年からモンテを走った私の記憶にはとても強く残っています。だいいち、超カッコいいし。

そのアルピーヌA110は、その後A310を経て、95年に生産を終了したA610を最後にコンプリートカーは途絶えていました。ルノー5アルピーヌとかの、アルピーヌの名前を使ったスポーティモデルはありましたけど。

そのアルピーヌがルノー・スポールの協力のもとに復活します。
今回、六本木でお披露目されたのは、生産車に限りなく近いコンセプト・モデルであるAlpine VISION。



これはショウモデルですが、ディテイルの形や仕上げを除けば、このまま生産モデルになるようです。

サイドビューを見てみると、ルーフからリアへのラインなんかは、かなりA110を意識しているように見えます。



ただし、エンジンはA110のリア搭載から、ミッドシップになっています。アルピーヌのかたがおっしゃるには「走行性能を優先するためミッドシップを採用した」とのこと。って、それはRRはダメだった、ってことですよね、やっぱり。(笑)

この写真を見ると、やっぱりリアのオーバーハングが短いですね。



座ってみることができましたが、前方視界が上下に浅く、これもA110を彷彿させます。レーシーでいい感じでした。



今回のプロジェクトは当初、ケイターハムとの協業で行われていましたが、きっぱりと別れました。それによる数か月の遅れは生じたそうですが、結果として純粋なアルピーヌを復活させられることになってよかったとのこと。



生産はアルピーヌの故郷で、現在はルノー・スポールの本拠地であるディエップ工場で行うそう。



今回のヴィジョンはホワイトですが、「ダイジョブ、フレンチブルーモツクリマス。」と台本を読んでました。
来年には生産が開始され、欧州で発売になり、日本が最初の海外発売となるそうですが、再来年の2018年。ちょいと待ち遠しい・・・

会場外にはA110が。いいですねぇ。でも、ガンガンは走れませんから、いまや。それにはやはり新しいほうが。



ひとつ気になったのは、この発表会にルノージャポンのマーケティングや広報のかたのお姿が見えなかったこと。それって・・・
Posted at 2016/10/14 22:31:24 | コメント(1) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
スペシャルブログ 自動車評論家&著名人の本音

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何シテル?   03/08 16:33
学生時代からラリーやレースのモータースポーツにはまり、WRCモンテカルロラリーには1976年から97年までの間に7回遠征しました。 慶應義塾大学工学部卒業...
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/01/21 15:23:34
 

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