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Jaguar XFのエステート版が日本でも発表されました。

その名はXF SPORTBRAKEです。英国では昔からシューティング・ブレイクと呼ばれるスポーティなエステートがありました。まあ、言わば狩りに行くときに使う、という”イメージ”なんですね。

中くらいの扱い易いサイズのXFの、そのボディのリア部分の変更です。スッキリとしていて、なかなかキレイなスタイリングだと思います。



同時に、サルーンも含めて新しいエンジンが搭載されました。INGENIUMと呼ぶ、ジャガー・ランドローバー社内で開発製造されたもので、これまでのディーゼルに加え、200/250/300PSの3チューンの4気筒2リッターのガソリン・エンジンが追加されました。プラス、ディーゼル版には4WD仕様も追加されました。

このスポーツブレイクの発表会には、4年前からジャガーのアンバサダーを務める錦織圭選手も登場。

新機能だという、例のバンパー下に足をかざすとリアゲートがオープン、ってやつをやらされてましたが、案の定、何回やっても開かず。



これ、思ってたとおりでした。この機能自体が今や廉い国産車にも付いているんだし、やらなきゃいいのに・・・

錦織選手、今年は故障欠場で、一時は4位とかだった世界ランクも今や20位以下。
来年は復活してがんばって欲しいですね。また世界ランク一桁目指して。



で、きちんと記念撮影でした。

あ、スポーツブレイクはディーゼルの722万円と、ガソリン250PSの756万円の2車種です。

あれっと気がついたら、リア下に付いているスキッド・プレイト風の飾りのパネルに傷が付いてしまってました。

横幅いっぱいに、縦幅3cmくらいの擦り傷が。ということは、たぶん、バック中に、路面から低く立ち上がっている壁みたいなものに軽く乗り上げたのかもです。すみません、傷付きの写真を撮るの忘れてしまって、修理に出してしまいました。
で、パーツ交換してきた姿がこちらです。



真ん中下のシルバーのプレイトです。
パーツ代は2万円ちょっとで、ランドローバーのパーツとしては、ちょっとびっくりの安さでした。（笑）

箱根での最近の雄姿（？）。



そして、一昨日タイアを冬用に交換しました。



いつものように、タイアガーデンに頼みました。でも、自宅でのホイールの積み下ろしはいつものようにチカラ仕事で腰に悪し。レンジのホイール、ほんと重いです。ちなみにウチのは一番小さな19インチ。



右が外した夏用。左がこれから装着するスタッドレス。大きさがかなり違って見えますが、写真の錯覚です。
夏タイアももうちょっと履けそうな減り具合です。

履いたスタッドレスは、これで3.5シーズン目となる、ヨコハマ製GEOLANDER  i/T-S。



これまで雪上性能もドライ性能も満足していますが、こちらは来シーズンも履いたらラバーが美味しくなくなる時期かもですね。

我がレンジは現在21,700km。あと2か月ちょっとで最初の車検です。

８月に異音の報告をしてから、ちょっとご無沙汰でしたので、ウチのRange Rover Sportのその後について。

昨年、あるコンテストに応募して入賞したことを書きましたが、今年もまた入選することができました。
それで安曇野にある高橋節郎記念美術館まで見学に行ってきました。



手前からふたつ目のが私のそば猪口作品です。
見ていたら、美術館のヒトから声をかけられ、「作家のかたですか。」と言われてしまいました。作家、だなんて照れました。

で、その時に途中の長坂にある翁という有名な蕎麦屋に寄りたかったのですが、お休み。しかたなく、そのお弟子さんがやってる安曇野・翁という蕎麦屋に立ち寄った時のショットです。



上のほうに見えるのが、そのお蕎麦屋さんです。

そして先月は東京モーターショウでガイドツアーのお仕事をしたのですが、その時の駐車場でのショット。



レンジは元気に働いてくれています。

そのガイドツアー、こんな感じで、毎回の参加者のみなさんが先着順にガイドを６つのペアの中から選べるようになっています。



この回にペアを組んだ斉藤慎輔さんが書き込んだコメント。笑えました。

今年走ったRallye Monte-Carlo Historiqueの詳報は、ようやく先々月終えることができました。遅くなってすみませんでした。その中で、ある出会いがあったことをちょっとお伝えしましたので、今回はそのご報告です。

上のリンク先の5枚目の写真のところです。



この、我がミニの１分あとにスタートする208番のLancia Fulviaのイタリア人ドライバーから声を掛けられました。
「日本から来たの？」
「東京からだよ。」もちろんイタリア語ではなく英語でのやりとり。
「こんど東京に行くんだ。銀座ってとこに店を出すから。UNIQLOの向かい側に。」
「へえ、銀座って凄いね。」
「開店のとき呼ぶから来てよ。」
「行くよ。」って名刺を渡しておきました。

スタート直前だったので、ここまで。何の店なんだか、いつなのか、も聞き忘れてました。

ラリー中はこの後も、ずっと1分後ろのスタートだったので、彼のフルヴィアは近くにいました。これはモナコへ向かってヴァランスをスタートする朝のパルクフェルメ。ミニの２台向こうにいます。



そしてモナコからの最終ステージのスタート前。



で、日本に帰国して、暫く私も忘れていたんです。
すると4月になると、銀座に大きなプレミアム・ショッピングビルがオープンするニュースが。そうあのGINZA SIXです。あれ、ユニクロの前だ・・・？

で、もしやと思って調べてみました。
すると、開店予定店舗のなかに「HYDROGEN」というイタリアのスポーティ・ファッションのブランドが。そしてブランドのロゴマークはスカル。あっ、彼のフルヴィアのボンネットにたしか骸骨が！



で、もっと調べてみたら、そのドライバーはAlberto Bresciさんというのですが、なんとそのHYDROGENブランドのオーナー・デザイナー氏だったんです！

でも、オープンが迫っているのに、連絡は来ません。忘れてるか、名刺無くしちゃったかですね。なので、ちょっとコネを使ってG SIXのプレオープン日に潜り込んでみたのです。
で、レセプション中のHYDROGENのお店を覗いたら・・・発見！

1月30日にフランスはヴァランスで、成績順に並んだら偶然前後だった彼に、4月18日東京の銀座で再会することができました。





開店のお祝いに彼デザインの白黒ジャケットを買ってあげました。ちょっとお高かったけれど。寸法を治してもらって、後日届きました。

来年のモンテのエントリーが今月締め切られました。彼はまたフルヴィアでエントリーしています。私はエントリーできませんでしたので、残念ながらモンテで会うことはできません。応援のメイルでも送っておきましょう。

オランダの企業で、世界55か国でビジネスを展開。従業員数は25,000人で総売上高は1.3兆円。
DSMという名前の大きな会社で、日本にも子会社を持っているのですが、ふつうはご存知ないですよね。



ひとことで言えば”サイエンスをベースとした化学企業”ということのようで、健康、栄養、材料分野に強いそうです。

日本にオフィスを持つのは、そのうちの”科学材料”を、自動車をはじめとしたメーカーに販売するためです。主な商品は一般的に”エンジニアリング・プラスティック”と呼ばれるもの。

世界中のクルマのうちの87%に、DSMのエンジニアリング・プラスティック材料が使われ、スマホに至っては、そのほぼ全てに使われているんだそうです。すごいシェアですね。

クルマで最も使われているのは、ECUなどに使われているコネクターの材料としてだそうです。
従来からのエレクトロニクス業界向けの材料では「電気絶縁性」「難燃性」「成形性（成形し易さ）」などが大切だったところに、自動車業界用ではさらに「長期耐熱性」「耐薬品性」「機械的強度」などが必要になるので、新たな材料製品が必要になったよう。



今後のEV化や自動運転化により、現在の1台あたり40～50個だったECUが50～100個になり、1台のなかで1日で処理されるデータ量が4TBにも達し、EVスポーツカーでは最高800Vの高電圧が使われるようになると推定していて、これら材料の重要性と使用量が大幅に増加するとみているようです。

DSMの話を聞くことができたのは、オランダ大使館でした。
部屋の名前は「出島ラウンジ」。あの長崎の出島からのネーミングですね。あの時代、日本の先生はオランダだったんです。