SUBARUのAWDで青森から安比まで走った、ショート・トリップでした。
最後に体験したのは、安比スキー場で行われていた、スバルのPRアクティビティ、ゲレンデ・タクシー。
安比スキー場の一番下のなだらかなゲレンデで行われていました。
ゲレンデの端っこを閉鎖して、スキーヤー&スノウボーダーを、リフトの代わりにスバルで上に運ぶというイベントでした。
左端の、リフトの下に見えるところから、右上までがコース。右上のほうに、小さく2台が上がって行ってるのが見えますか?
ドライバーはラリードライバーを起用していました。
上まで到着すると、「下りも乗ってみたい。」と言われて、結局は往復することが多いそう。それはわかります。下りのほうが面白そうにみえるから。
確かに、面白いし、AWDの性能をわかりやすく伝えるPRとしては、理解できます。わかりやすい。
でも、個人的には、自然の中の静かなスキー場の環境に与える影響についてちょっと心配なかんじがしました。ゲレンデを狭くしちゃってるし。どうなんでしょう。
ま、なにはともあれ、今シーズンは、あと八方の栂池と苗場で開催されるそうです。乗ってみたいかたは是非。
で、月曜日の午後に盛岡から新幹線で帰京したのですが、乗ってから仙台、郡山を過ぎたころまで窓の外は雪無し。それが、東京に近づくにつれて真っ白になってしまいました。夕方に東京に着いたころには、電車も道路も大混乱。例によって、雪にまるっきし弱い東京でした。
なんでも、首都高のC2山手トンネルでは、10時間も閉じ込められていたのだとか!
SUBARU Imprezaで青森をスタートし、十和田湖で乗り換えたのはXVの2.0i-S。
ごく粗く言ってしまえば、インプレッサのSUV版です。SUVといっても、背はあまり高くなく、クロスオーバーでしょうか。
なので、これも粗く言ってしまえば、インプレッサと同じ走りぐあいです。
上のショットは、十和田湖から発荷峠を下って、秋田県は小坂町へ下ったところ。(秋田県も通ったのに気がつきませんでした・・・) 小坂町は、明治時代後期に銅鉱山として栄えたところだそうで、町全体を近代化産業遺産として遺しています。 バックはその鉱山事務所だった建物で、国の重要文化財だそう。
雪道を走ると、リアはこんなで、昨日も書きましたが、せっかくのリアヴューカメラはすぐに見えなくなってしまうのは残念。熱線入れるとか、なんとかなるといいですが。
そのバックは、これも重要文化財の「康楽館」という芝居小屋。当時大勢いたのであろう鉱山労働者の娯楽のために建てたのでしょう。荒くれ者で賑わってたんでしょね。
今も使われていて、東京から歌舞伎も来るんですって。
見学したら、舞台下で人力で動かす回り舞台もあり、凄い!
こちらは楽屋。有名な役者さんのサインがそこらじゅうにされていました。
旧いサインがある壁はガラスでカバーされていました。
一見の価値ありです。私は芝居好きではありません。
そしてすぐ近くには、9年前に廃線になった小坂鉄道の駅が。
保存されている保線用車両にはスバルと同じ富士重工製のものがありました。
こちらの立派な除雪車も富士重工製。
なんとトリセツも残ってます!
私は鉄チャンではありません。
XVで高速を走っていてわかったこと。アイサイトによる車線逸脱警告が、路肩のほうの白線のすぐそばまで雪が残っていると、検知できなくなること。カメラのみでやっているのでしかたないですかね。
そして、今回履いて走ったのは、ブリヂストンの新しいスタッドレスであるBLIZZAKのVRX2。
とてもおとなしい(全方向な)性能で、安心して走ることができました。かなり良かったです。
日曜日に、SUBARUのAWDに乗って、青森から安比まで走ってきました。
新幹線で土曜の夜に新青森まで行き、奥羽本線(なんだか昔の響き)に一駅乗って青森駅へ。どうして駅をくっつけなかったんだろ・・・
着いてみたら、路面は完全ドライだし、雪は路肩に少しだけで、ちょっと拍子抜け。
でも、翌朝窓の外を見たら真っ白になっていました。
青森駅は、すぐ先が海で、ちょっとエキゾティックな感じ。その昔は青函連絡船乗り場でもあったのを思い出しました。
青森駅脇から乗って走り出したのは、インプレッサ SPORT 2.0i-L。
レヴォーグなどもそうですが、最新のインプレッサは、ハードもドライブ・クウォリティもぐっと上質になり、こんな路面でも楽ちんです。
雪道なんかを走るときは、走行性能はもちろんですが、ウィンドウが曇らないとか、へんなところが凍結しないとか、も大切です。それがあって安心&楽ちんドライブができます。その点でもこのクルマは合格でした。唯一残念だったのは、せっかく装備されていたリアヴューカメラが、すぐに見えなくなってしまったこと。
山の中に入って行ったら、前方に!
ヘルメットとゴグルでの乗馬でした。かっこイイ! 4駆で1馬力ですね。
まず辿り着いたのはここ、八甲田山中の酸ヶ湯温泉。
ここ、”人間が住んでいる場所”での積雪世界記録をもってるらしいです。8m50cmとか! 想像がつきません。
せっかくなので、ジャボンと素早くお湯に浸かってきました。茶色く濁ったお湯で混浴!
写真撮ってSNSに投稿する輩が出て、こんな無粋な看板と、中にも「ここから先は男禁止」みたいな看板が。実際には湯煙でよく見えません。だいじょぶ。たぶん。
スバルは、ボルボなどと同じく、4輪駆動を「AWD」と呼んでいます。All Wheel Drive全輪駆動ですね。
全世界でのスバルの販売の98%がAWDだそう。
雪国に住むなら、やはり4輪駆動を買います。なんと言ったって雪道での信頼性が高いですから。この辺りではすれ違うクルマにスバルが多かったです。
酸ヶ湯の先は雪で通れず、少し戻るルートでしたが、その下りで、前を走っていたクラウンが雪壁に激突しました。雪国では「いつかはクラウン」じゃなく「いますぐスバル」かも。
新型SUZUKI Spaciaに乗りました。
ひとことで言えば、5年前の前世代よりずっと磨かれていました。運転支援もテンコ盛りで、軽自動車なのにすごいです。
最初に乗ったのは、上級仕様のスペーシア・カスタムのターボ付きです。
いかにも中国向けに見えるトヨタのアルファードほどではないですが、押し出しの強い大きなグリルの顔。軽を買うヒトたちもこんなグリル顔がお好きなんでしょうか? スズキのかたに伺ったら、前世代でも、こういう顔つきのモデルを追加したとたんに売れたんだとか。
で、走り出してみたら、静止から、普通にスロットルを踏んでいき、25km/hを越えるあたりで最初の”シフト”が行われれるのですが、たぶんギア比が飛び過ぎていて、そこから急にパワーが落ちた感がしてしまいます。
トランスミッションはCVTなのですが、わざとトルコンA/Tのような”シフト”感が出るようにしているみたいです。そして、そのギア比が開き過ぎなんだと思われます。燃費対策? ステアリング上のPOWERボタンを押すと、このまだるっこさは消えますが、こちらはアイドリングストップをしません。
それ以外は走りのクウォリティも上がっているし、ノイズレベルも抑えられて軽とは思えないほど。
ダッシュボードにもスーツケースのイメージを、って言ってましたが、RIMOWAですね。
前方視界の広々さも相変わらず。
室内はとても広く感じます。特にリアパセンジャーの足元は広い!
ラゲージスペースもそこそこあります。
物入れもあちこちにあり、「スペーシア」の名前はホントです。
”ふつうの”スペーシアについては次回。
森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
![]() |
ランドローバー レンジローバースポーツ Velar から Sport へ戻りました。2mの車幅は我慢です。 |
![]() |
ポルシェ 993 カレラ 3台目の911。快調に働いています。 |
![]() |
アバルト 500 (ハッチバック) プジョー206のあとがま。ワンぐるまとしても活躍しました。 |
![]() |
ランドローバー レンジローバーヴェラール 車幅がちょっと大きすぎるレンジローバー・スポーツから乗り換えました。 |