森川オサムのブログ一覧

昨晩、お台場でイベントをやりました。

私が所属するAJAJ（日本自動車ジャーナリスト協会）の重鎮である山口京一さんの講演会でした。

AJAJでは、ちょくちょく勉強会をやっています。普通は内部イベントなのですが、今年が発足50周年にあたることから、その記念イベントの一環として、外部のかたにも公開形式で行いました。

山口さんは、日本人モーター・ジャーナリストの中でほとんど唯一といえる、海外のメディアでも有名なかた。若いころの新聞記者としてのロンドン駐在や、パンナム（懐かしい・・・）社員のご経験から英語に堪能で、かつジャーナリスト根性に満ち溢れたかたで、海外メディアにもずいぶん寄稿されてきました。海外ではJack Yamaguchiのペンネームで有名です。

そのジャックさんは私の16歳年上でいらっしゃって、ご自分の終活の一部として、ご自分の体験、知見を後に残しておきたいということで実現したイベントです。

ジャックさんには、私がランドローバーで広報をやっていた時から、ずいぶんお世話になっています。

2000年に、前のレンジローバーが発表されたとき、日本人ジャーナリスト連を雪のスコットランドまでお連れしたのですが、その日本人のみの日のディナーにわざわざ来られたのはアン王女！　ジャックさんには王女の隣に座っていただいて、話をしてもらったのを思い出します。

王女と話している後姿はまだ少し神、じゃない、髪が残っていた私です。（汗）

そしてその時の重鎮のかたがた。

私の右から、故徳大寺有恒さん、岡崎宏司さん、故小林彰太郎さん、そして一番右端がジャックさんです。

小林さんには、ジャックさんと王女を挟んで座っていただきました。

私が広報を引退した時には、ジャックさんが奥様とご一緒に、三本和彦さんも呼んでくださって、食事会を催してくださいました。でも、今でもこうやってお付き合いができているのは嬉しいことです。肉好きのジャックさん、お元気ですし！　昨晩もイベント終了後、ご夫妻を私のレンジでご自宅までお送りしました。ありがとうございました。

昨晩の講演会は”第１回”。場所の関係もあり、BMWにちなんだお話を主体にされました。次は５月末にマツダの場所でやる予定なので、ロータリー中心になりそうです。ご興味おありのかたは、AJAJのサイトをチェックしていてください。

こんなにお付き合いしていただいてるのに、Jack Yamaguchiのジャックが天邪鬼からだったのは初耳でした！

今週、学生時代からの友人たちと山中湖へ遊びに行きました。

その友人たちが３人乗りで来たのは先代フォレスター。　それと並べると我がレンジローバー・スポーツの巨大さがわかってしまいます。

でか過ぎです。

特に車幅。　1,950mmは日本では大き過ぎです。　でも、次世代が小さくなるのは期待できないんでしょうね。　中国市場が行き詰ってきたのが、僅かな希望でしょうか・・・

自宅まで戻ったら、メーターが30,000kmを越えていました。

納車からちょうど４年です。

六本木ヒルズのヒルズカフェがいまアルピーヌ・ギャラリーになっています。

ブルーのPureとグレイのLineageの２台が置かれていました。

ゆっくり見ることができます。

ラインナップはまだ少ないけど、既にブランド・アクセサリーもできています。

買わないヒトには関係ないこんなのも飾られていました。

インテリアの組み合わせを確認するときに使うサンプルですね。上がリネージで下がピュア用。これを使うときって、一番嬉しい瞬間かも？

来月3日までの限定オープンだそうです。

お茶は飲めない、だっけかな・・・

モンテから帰国してすぐの一昨日、昨日で雪国をSUBARUのSUVで走ってきました。

昨年は青森をスタートし、日本一の積雪量を記録した酸ヶ湯温泉に立ち寄り、岩手県安比高原まで走りました。今回は山形市をスタートし、積雪２番目記録の肘折温泉に立ち寄り、鶴岡まで走りました。

山形市までは山形新幹線で行ったのですが、これがある意味すごい新幹線。なんと福島から赤湯あたりは「単線」！！　ほら、進行右側に線路無し。

途中の駅では乗降できない停車があり、対向列車のすれ違い待ち！　従来線の線路を広軌にしただけのインチキ（？）新幹線です。"地元の政治家向け新幹線"臭がプンプンです。　（私自身のサイトの昨年4月20日もご覧ください。）

まず走らせたのはe-BOXERと呼ぶマイルドハイブリッドを搭載するVX。

XVはSUVといっても、車高はあまり高くなく、運転席からの感覚は普通車に近い感じです。

スバルでは、四輪駆動をあえて全輪駆動と呼び、４WDではなくAWDと呼んでいます。Volvoと同じですね。

日本国内でのスバルの販売のうちAWDは87％ですが、山形県内では95％だそう。まあ当然です。

スバルでは”雪国での性能”を、AWDによる踏破力だけではなく、降雪時の視界の良さや空調などなどいろいろな部門を総合的に考えて向上させるよう開発を続けているそうです。実際に走ってみても、実に楽ちんに感じたのは、それが功を奏していることなのだろうと思えました。ただし、HYBRIDのバッヂの効き目はちょっと「？」でした。

山形市内は今年は異常に雪が少ないんだそうですが、進むにつれて走ったあたりはほんとに雪深し。

でもほんとに楽ちんでどんどん進んで行けました。

そして途中で立ち寄ったのが肘折温泉。2000年以降に限った気象庁の記録では、2013年に566cm積もった青森県酸ヶ湯温泉に次ぎ、昨年445cmを記録して２位なのがここ。

秘境なのに、後ろには妙な建築物が見えます。

なんでも、従来あったここに至る道が崖ごと崩れてしまって、代わりに造った立体道なんだとか。ナビでの道もこれまで見たことないような蝶々結び路？

でもここ、道路下から吹きっ晒しなので、凍結ガチ注意です！

せっかくなので、前回の酸ヶ湯同様、大急ぎで温泉に浸かりましたが、途中にはこんな狂暴なつららが。

落ちてきたら刺さる！

鶴岡までの後半戦は次回に。