というわけで、4年と10か月を過ごした Range Rover Sport とお別れして、新しくお付き合いをすることになったのはこちらです。
Range Rover Velar。
オーダーしたのはお盆まえだったので、4か月弱で納車になりました。7か月かかった前車に比べるとかなり早くてちょっと驚きました。
見た目が派手な R-Dynamic ではないほうの普通のモデルのSEにあれこれ工場オプションを追加しました。エンジンはディーゼルをチョイス。日本向けには4気筒2リッターしかありませんが。
インテリアはこんなカラーを選んでみました。かなり白いレザーにブラックのスウェードです。
もういちど Sport に、というのも考えたのですが、やはりもう少し幅が狭いのに乗りたくてヴェラールを選びました。55mm狭い1,930mm。
ディーラーから自宅に帰る間に、既におバカなところ、不便なところをいくつか見つけてしまった気がします。これからリポートしていきます。
ところで「Velar」という名前はこれからきています。
1970年に登場した初代レンジローバーを最終テストしていた時につけていた名前です。ちゃんと VELAR というロゴバッジをつけているので、この名前で出そうとしていたのかもですね。
六本木はグランド・ハイアットで友人にランチをご馳走になりました。そのときに我がレンジローバー・スポーツで出かけたのが、このレンジ最後のお勤めとなりました。
グランド・ハイアットはバレー・パーキングで、乗りつけるとそのままクルマを預かってくれるので楽ちん。上は帰りに出してきてくれたときのショット。出して、といっても、ずっと目の前に置かれていたようですが。
こういうバレー・パーキングの係員さんはどんなクルマが来ても焦らないんでしょうね。「え、エンジン・スタートはどこ?」とか「え、パーキング・ブレーキはどこ?」とかはないんでしょうね。えらい。
これでも焦らないようです。この日、友人が乗ってきたこれ!
812 Superfast。フェラーリさんのなかでもV12搭載で一番お高いクラス。数か月前の納車まで、オーダーから2年半かかったんだとか。こういうとき、オーダーしてから待つ間に中古車を買って乗っているヒトも多いらしく、フェラーリの中古車市場はとても活況なんだそうです。
微妙にパープルが入ったブルー・シルバーがとてもエレガント。こういうフェラーリ乗りになりたいものです。
レンジローバー・スポーツに話を戻すと、良かったのは、モデル・ポートフォリオのなかではスポーツ・セッティングと言えども、いかにもレンジらしいまったり感と何があっても大丈夫と思わせてくれる安心感。荷物がたくさん積めたこと。そしてアンダー・ステイトメントなことでした。
ネガはやはり1,985mmというあまりにもデカイ車幅でした。慣れましたけど。
なにはともあれ、おつかれさん、ありがとう! 最後に、いつものように自分で洗車をしました。
ギリギリで最終準備が間に合って港に運ばれた240Z。その後、コンテナに入れられてX線による検査もされて通関完了。
そして一昨日、港を離れたそうです。もう海の上です。Bon voyage!
次に会うのは Reims です。
さて、ACMからラリーの全ルートが発表されています。
ランスからの第1ステージは今年のルートと95%同じでした。徹夜後にヴァランスに着く手前にあるふたつのスペシャルステージが、スタート&フィニッシュは一緒なのですが、途中のコースが少し違っているだけ。
その翌日の第2ステージは全く同じです。今年は大雪でほとんどのSSがキャンセルされたので、同じにしたのかと思います。もっとも我々はその前にリタイアして走らなかったですけど。
なので恒例のミシュランマップは、一部はそのまま使えます。残りを例によって英国のショップから取り寄せました。
マーキングを始めます。
素の1シリーズと言える 118i の次に走らせてみたのは、最強の1シリーズと言える M135i xDrive。
118i の140PS/220Nmに対して、なんと2倍以上の306PS/450Nmを発する4気筒2リッターターボを搭載するトップ・オブ・ザ・レンジです。
クローム部分がブラックアウトされて、見た目の迫力も倍以上。
有り余るパワーを路面に有効に伝えるため、というか安全に伝えるためにFWDではなく4WDです。おかげで、スロットルをバンッと開けてもそこそこ安心して気持ちよく走れました。トルセン式のLSDが装備されていることで、コーナーでちょっと頑張ってみてもしっかり路面を蹴り破綻は無し。
ボディが小さいので振り回すことができ、キモチよし。でも、630万円ですからねぇ。
もちろん 118i とともに、最新のドライバー支援機能は満載でした。
さらに、最新のBMWに装備されているのが”BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント”という機能。メルセデスの場合は「Hi, Mercedes」と話しかけて始まりますが、こちらは「OK, BMW」。
もちろん試してみました。クルマに話しかけるのはけっこう恥ずかしいケド。
まず、モニターにナビ画面を出したかったので、「OK, BMW」と始めてから「ナビを表示」と。すると・・・
なにこれ?
「ナビ」じゃなくて「鍋」屋さんでしょこれ! 久しぶりのひとりバカウケ!
私が訛ってるのかな、とちょっと心配になり、戻ってからBMWジャパン広報の可愛い女性に話しかけてもらったら、やっぱり鍋屋さんが。あーよかった。私のせいじゃなかった。
なんだか1シリーズが可愛くなっちゃいました。
先月の話になってしまいますが、BMWの新しい1シリーズに乗ることができました。
今回で3代目となる末っ子1シリーズ。初代が110万台、先代が140万台とこれまでに250万台の実績です。3代目になっての一番大きな変化はこれまでのRWDから、ミニと同じFWDに変更されたこと。小さなサイズのRWDという、今や貴重な存在であったのにちょっと残念。
まず走らせたのは、ベーシック・グレイドの 118i。素の1。
だいぶ洗練され、兄貴分たちに負けない立派な”BMW顔”になりました。
3ボックスのBMWでのスタイリングの特徴として始まった、サイドウィンドウの下側のライン最後部が少し上に跳ねた”ホフマイスターキンク”も取り入れられています。
118i に搭載されているのは3気筒1.5リッターターボのガソリンエンジンで、140PS/220Nm。
7速のツインクラッチ・トランスミッションと組み合わされての走りは、いかにも最新のBMWらしい洗練さを感じられますが、少しパンチに欠けるのは確か。でも、あくまでも「BMWとしての」ということで、普通のレベルでは充分でした。
FWDとしての躾がハイレベルなので、RWDでなくなった寂しさは感覚上だけの問題かも。
全長4,335mmで幅は1.8mぴったり。使い勝手にも優れて、BMWクウォリティで334万円という価格はお買い得感ありでしょう。
このあとにはパワフルなやつにも乗りました。
森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2011/01/21 15:23:34 |
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