先週のことですが、
FCAジャパンがオンラインで年初の社長会見をしたその日、ルノー本社の社長がこれまたオンラインで会見を開きました。
登場したのは例のゴーン氏失脚のあと、最終的に社長になったルカ・デ・メオさん。
ルノーを、ゴーン氏が目指した「量」から「質」へ転換していくというヴィジョンが中心の立派なプレゼンでしたが、そのなかで私が気になったポイントがありました。
これがこれまでのルノー各ブランドのポジショニング。
左側の BUDGET とは低価格帯のこと。次の MAINSTREAM が中心となる量販ポジションで、 UPPER はそのなかで価格が少し上のもの。点線になっているのはここが手薄だったのですね。
そして右側の SPORT がルノースポールR.S.と復活させたアルピーヌ。
これに対してこれからの方向として示されたのがこちら。
低価格帯はダチアに任せ、ルノーはメインストリームに集中。そしてアルピーヌ。
R.S.が無くなっています。これまで私が想像していたとおりになりそうです。つまり、スポーツ系は全て ALPINE のブランドでやるということでしょう。たぶんこれまでのRSモデルはアルピーヌ名で出てくるし、それにはSUV系のスポーツモデルも含まれるのでしょう。で、アルピーヌ・ブランドのフラッグシップがA110(とその後継)。
昨年までのルノーF1が今年からアルピーヌF1に名前を変えたのもこれを示唆していましたね。プレゼンの最後には新しくなったアルピーヌ(とルノースポール)のボスも登場し、テスト期間用暫定カラーのF1も登場させました。
アルピーヌが少なくともブランドとしては残るようで一安心しましたが、ひとつ気になったのはプレゼン中にアルピーヌの名前の下に”FULL EV”とあったこと。これはイヤです。
もひとつ、途中でちょい気になったのがこちら。
5、サンクを復活させると言ってました。こちらはこのCGがなかなかのスタイリングなこともありポジティヴな”気になった”でした。ルノーのロゴも変えるのかしら?
Posted at 2021/01/19 11:29:16 | |
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