森川オサムのブログ一覧

今やボルボと同じく中国の吉利傘下となってしまったロータスは全EV化へ進むそうです。アルピーヌのEV化もロータス・エンジニアリングが協力するとのこと。

ただし、その前に現在開発中のコードネーム131を最後のエンジン車として発表するそうです。モデル名は Emira。やはりロータスなので「E」始まりですが、進めて行く方向性からみると、どうやらエリーゼ路線ではなくかなり高価なモデルになりそうな感じがしました。たしか７月に発表できると語っていましたが、ロータスはどうなるのでしょう。

ジュリアの凶暴版といえば以前走らせた 2.9V6 Bi-Turbo Quadrifoglio がありましたが、いわばGTAは最凶暴版。

Quadrifoglioと較べればスタイルからしても最凶暴です。

フロントにはエアスプリッターみたいのが飛び出しているようですし、ホイールの張り出し具合も凶暴です。

エンジンは同じ2.9リッターV6ですが、30PS増しの540PS。ボンネットやルーフを始めとしてカーボンを多用。エクゾースト系もチタンを使ったりして軽量化。さらにGTAmに至ってはリアシートを撤去して2シーター化したうえにサイドウィンドウをポリカーボネイト化するなどで計100kgの減量。ヤル気まんまんですね。

この時期なので、てっきり今年も鈴鹿でのF1は中止、という発表かと思ったら違いました。

まず発表になったのは鈴鹿での日本GPの冠スポンサーが決まったとのこと。

今年は「Honda日本グランプリ」なんだそう。

ホンダが付いたということは、裏を返せば冠スポンサーが付かなかったということなんだと思います。せっかく７年ぶりに日本人ドライバー、それも期待できそうな若者が走るのに。

質疑応答の時間があったので、７月の東京オリンピックの開催有無が10月の鈴鹿でのF1開催可不可に影響がありますよね、と尋ねようとしたら、前の質問の中で答えてくれました。やはりアスリートの受け入れ可否に関わる影響があるとお考えのようでした。そりゃそうですよね。ということはオリンピックはもう無いでしょうから、F1も危なそうです。残念ですけど。

それにしても、今に至ってもまだオリンピックの中止を発表しないなんて、選手のヒトたちが可哀そう。”アスリート・ファースト”なんて言ってませんでしたっけ？

もうひとつ発表があったのは、今年までの契約だったF1と鈴鹿サーキットの間で、来年から３年の契約が新たに結ばれたというものでした。これはめでたし。あと問題はフジTVですね。

さあ来週末はポルトガルGP。

「”より速く。より地球に優しく。唯一無二”。ディーゼルよりも速く、ディーゼルやガソリンよりもサステイナブルで、そのキャラクターは他のハイブリッドと一線を画すユニークな存在」とは言ってますが、ディーゼルエンジン搭載モデルと比べてCO2排出量の削減は最大でも３％なんですって。

ご覧のとおり普通に言うところのワンボックスです。シトロエンのBerlingoと同じ成り立ちと思います。兄弟車。この手は好きではないのですが、リフター（とベルランゴ）はデカ過ぎないのが良し。

デカ過ぎないサイズですが、室内収納はかなりいけます。

カーゴスペースが後席を倒さなくても十分に広いのに加え、そこかしこに収納スペースが用意されていました。

運転席助手席まわりにもいろんな所に窪みや蓋付きボックスが。

リアシートの後ろ頭上にもあり。これは便利かも。

ただし天井もこんなで明るく楽しそうな動く部屋ですね。

1.5リッターディーゼルに8速A/Tで3百万円の半ばなので、こういうの好きな方にはちょっとお買い得なのかも？