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森川オサムのブログ一覧

2022年04月29日 イイね!

トヨタ博物館 その他モデル

その時のトヨタ博物館で他に注目したモデルはこんなでした。

たぶん私が日本で最初に「キレイだな」と思ったクーペだったいすゞ117クーペ。

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いすゞ自動車が4ドアセダンのフローリアンのプラットフォームを使って伊カロッツェリア・ギアに依頼した結果1968年に生まれたのが117クーペ。実は当時我が家にはフローリアンがあって(それも2台続けて)、あの”不細工な”フローリアンからどうしてこんなのができるのか不思議に思いました。それを市販したいすゞが偉い。

117は今でも時々見かけます。つい先日も最寄りの狭い商店街を走ってました。
でもほとんどは初期型ではなく、ギアにいたジョルジェット・ジウジァーロが創った流麗なスタイルをたぶん当時のいすゞのデザイナーが角型テイルランプや角型ヘッドライトでぶち壊してしまった中・後期型。”マイナーチェンジ”という名の悪行の典型だと思っています。

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展示されていたのは美しい初期型でした。

因みにウチにあったフローリアンの2台めは私がラリーに使ってしまってました。

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これは1969年に出場したラリーでの夜明けのショット。泥だらけですね。当時のラリーといえばダートでしたから。

館内には他にもこんなのが。

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向こうの2台は「カローラvsサニー戦争」を引き起こしたトヨタ・カローラと日産サニーのそれぞれ初代。サニーが1,000ccで登場したら、すぐ数か月後にカローラが1,100ccで「プラス100ccの余裕」ってTVCFでやってたように記憶しています。まさに”戦争”でしたね。
手前はマツダ・ファミリアの初代です。

もちろんミニもありました。

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ミニも初期型で渋さ満点。まあ、ミニは無くちゃだめですよね。

という感じのトヨタ博物館でした。ラリー展は終わってしまいましたが、連休にでもどうぞ。

Posted at 2022/04/29 13:32:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2022年04月27日 イイね!

ミュージアム繋がりで長久手トヨタ

広島のマツダ・ミュージアムの素敵なリニューアルに触れたついでに、先月我らがRX-7の展示を見に初めて訪れた名古屋のトヨタ博物館での他のフロアで見た他のクルマについて載せておきましょう。

トヨタ博物館の偉いところは、自動車の歴史に重要とされるモデルはトヨタ車に限らず展示していることでしょう。
そんな中から目を引かれたクルマをいくつかご紹介しておきます。

まずはオートモ号。

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東京は巣鴨にあったとされる白洋舎、じゃない、白楊社という会社が大正末期から
昭和のアタマにかけて300台造ったとされています。エンジンは空冷直4OHVの950cc。

空冷つながりだとこちらですね。

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ユニークな空力ボディのチェコ・スロバキア製 Tatra。

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空冷V8!の3リッターエンジンをリアに積んだタトラ87。
こんなのが私が生まれる直前にチェコで作られていたのがすごいですよね。

もうひとつ空冷つながりで定番のこちら。

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上のタトラから僅かに遅れて出たのがポルシェ356。
こちらは空冷水平対向4気筒の1.1リッターで40馬力。

それから10年後の英国で生まれたのがこちらのスポーツカー。

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Lotus Elite のエンジンは水冷直4OHCで、1.2リッターから76馬力ですから、この10年間でのエンジンの進歩って凄かったんですね。
本田宗一郎さんもこのロータス・エリートを”研究用”名目で買って乗っていたそうですね。

続きます・・・


Posted at 2022/04/27 11:23:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2022年04月25日 イイね!

マツダ・ミュージアムがフルモデルチェンジ

マツダの歴史を展示していたマツダ・ミュージアムは開設から25年で176万人が訪れたそうですが、ここ2年程閉鎖してリニューアル作業を行っていました。

来月半ばの再開場を前にしてお披露目がありました。私はリモートで参加。

3週間ほど前にCX-60が発表された時にここで「マツダだいじょぶかっ!」と書いてしまいましたが、マツダからの「だいじょぶさ!」を聞けた気がしました。

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エントランスからしてマツダが目指している世界を表しています。
ロビーはこんな感じのようです。

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オトナのミュージアム感満載です。
モータースポーツのコーナーもこんな感じ。

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ルマン・ウィナーですね。ロータリー・エンジンもあるみたい。

マツダ・ブランドの方向性をはっきりとわかり易く見せていると思います。やはり現在ブランドのデザインを引っ張っておられる前田育男さんが、製品であるクルマから用品、ショウルーム、そしてこのミュージアムまで一本の串を通して管理されているからできているのかと思います。

そしてマツダ・ミュージアムの特徴のひとつがこれですね。

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工場内にあるので、ミュージアムの中から生産ラインを見ることができるんですね。これはなかなかありません。とてもいいと思います。
昔、英ローバー時代に会議でロングブリッジ工場に行った時、ミニのラインを見たらとても旧い感じで、オジサン連が白衣のようなユニフォームで並んで手作りしている様子を見た時、このラインをそのまま博物館に入れたら・・・と思ったのを思い出しました。

そして今回のプレゼンの最初にこんな画面が出てきました。

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我らがRX-7がいるじゃないですか!
ここにも展示されていたことがあったんですね。(あ、1979年モンテの備忘録が止まってしまってました・・・)

広島は遠いですが、いちどは行かなくちゃですね。

Posted at 2022/04/25 11:07:07 | コメント(1) | トラックバック(0) | その他 | クルマ
2022年04月23日 イイね!

Renault Arkana

一昨日ルノーの新しいCセグメントSUVであるアルカナに乗ることができました。

クーペスタイルのSUVで、あちらでは昨年の発売後9か月で6,000台売れたそうで、成功作のようです。
日本でも来月発売となるのはハイブリッドのモデルで、このアルカナがフル・ハイブリッドというかヘヴィ・ハイブリッドとしては輸入車で初めてとなります。輸入車はプラグインかマイルド・ハイブリッドだけでしたから。

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1.6リッター4気筒N/Aガソリンエンジンと2つのモーター(メインとHVスタータージェネレイター)を組み合わせたハイブリッドで、ルノーがモータースポーツ用の技術から開発したドグクラッチを組み込んだA/Tと組み合わされています。

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上の写真はトランスミッション内部が見えるようになっています。左端の水色っぽく見えるのがメインモーターで、その上にある小さなのがスタータージェネレーターです。左手前はバッテリーユニット。
日産でなくルノーの技術でまとめ上げたシステムだそう。(なんだかルノーが現在40%以上保有している日産の株を売る噂が上昇中。)

このトランスミッション、なかなかの出来です。例えば微速での所作はツインクラッチものより全然いいです。ごく普通に乗れます。
小型軽量化のためにシンクロメッシュ機構を省いたのを、前述のスタータージェネレイターが作用して回転合わせを行うことでシフトショックを取り除いているそうです。

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発信はモーターのみで行われ、途中でエンジンがかかったり止まったりいろいろ自動的に介入してきます。ハイブリッドなんだから当たり前のことなんですが、このアルカナの場合どうも燃費向上のために一生懸命やらせすぎている感があり、例えば一定のスロットル開度で流している最中にもエンジンがかかったり休んだりシフトされたりして、それが運転席でハッキリわかり過ぎてしまいます。故にちょっと不自然な感じがつきまといます。
まあ今のハイブリッドに乗り慣れたヒトにならさほど感じないのかもしれませんが、ちょっと残念なところ。でもこのあたりはソフトウェアの更新やらなんやらで軽減されてくるのかもです。

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その点以外は良くできていると思います。サイズも手頃でOK。カーゴスペースも思ったより広くて使い易そう。

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小さなところですが、センターコンソールにリモートキーを置ける窪みが作ってありました。

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これ、他には以外と少ない心づかい。便利です。

このCセグメントSUVで429万円は・・・高くはないけど微妙なところでしょうか・・・。

Posted at 2022/04/23 17:10:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | New Model | クルマ
2022年04月20日 イイね!

レンジ退院

2~3週間前にお知らせしたとおり、ウチのレンジローバー・ヴェラールを先週入院させました。

症状は例のブレーキ音と、インフォメーションパネルに妙なウォーニング表示が出たためです。

今回の代車は派手なブルーメタのジャガーXEでしたが、どうやら結構スポーティな上級グレードだったようで、以前やはり代車で乗ったときよりは少しだけ好印象でした。

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やはりジャガーはスポーティ・ブランドなので、できるだけそっち寄りのスペックのほうがいいのでしょうね。

5日間の治療から週末に退院してきました。
でもブレーキ音に対する施術はパッドの面取りとキャリパー周りのクリーニングとグリースアップだけ。前回も前々回もそれでしたから、再発しないほうが不思議。

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ウォーニングに対してはABSモジュールのソフトウェアのアップデイト等々なので関係無さそうなものでした。まあこちらは1回起こっただけなので、治ったわけではないけれどもう出ないかと思います。(そうあって欲しい。)

今日時点で14,800km。総燃費は今も向上中で11.15km/ℓなり。ガソリン価格は上がってますが、軽油なので少しはましです。

Posted at 2022/04/20 21:00:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | Range Rover | クルマ
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森川オサムHP ”Sur le sommet du Col de Turini” 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2011/01/21 15:23:34
 

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