先週のウィークデイの深夜。私は首都高の道路上に立ってました。
首都高の北の外れにある新都心トンネルの上り線がその場所。その日の夜はそこが通行止めとされ点検作業などが行われていて、それを見学するチャンスがあったのです。
まず見ることができたのはこれ。
この建物はトンネルを管理するために建てられていて、上の装置はトンネル内の換気をするための巨大なファン。これが2基並んでいました。
そして階段をずうっと下って到着したのがこちら。
東京に向かう上り線トンネル。
天井に取り付けられているスプリンクラーを一つずつ実際に通水してちゃんと散布できるかの点検作業中です。
いつもはあっという間に通り過ぎるトンネルですが、歩くと結構な距離。なのでマイクロバスで移動もしました。
「首都高トンネル逆走」です。
こちらはトンネルの入口。
トンネル内で火災などが発生して赤信号を点けても止まらないで進入してしまうクルマがあるんだとか。それは危ないでしょ。高速上でも赤信号は赤信号です。
トンネルに入ってすぐの場所では緊急時に使う予定のスピーカーの性能テストも行われていました。近所の住宅に音が漏れないようにノイズ・キャンセリング機能のテストもされていましたが、緊急時の放送なら漏れてもいいのではないでしょうかねぇ。
よくクルマの乗り心地の時に言われる使われる「首都高路面の継ぎ目」もまじまじと見ることができました。
なんだかタイアみたい?
そして最後に非常口から階段を上がったら・・・行く先に大きな金属製天井が現れ、スウィッチを押すと
天井がせり上がって・・・・
地上への生還となりました。
上にせり上がっている天井が普段は下がって蓋のようになっているので、歩道脇にヘンなものがあるというわけです。まさかこんな風になってるとは思いませんよね。
首都高には現在長いの短いの含めてトンネルが33か所あるそうですが、全て年に一回はこういう点検作業を行って通行の安全を守ってくれているんですね。
あと、渋滞情報とかいろいろな情報が得られる下の首都高アプリが便利そうです。
Posted at 2022/06/23 12:34:20 | |
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