東京モーターショウの名前が変わって4年ぶりに開かれるジャパン・モビリティ・ショウ。
そのプレスデイに昨日行ってきました。
最初に通りかかったホンダのスタンドで最初に眼に入ったのがこれ。
AFEELA。 SONYとのジョイントヴェンチャーであるソニー・ホンダ・モビリティの初作品。
初作品と言ってもすぐに発売されるわけではなく、コンセプトカーですね。クルマを作り続けてきた本田技研が、電子技術で生きてきたソニーと一緒になってやったらどんなものができるのか、のテストベンチと言っていいのでしょう。
ホンダはこんなことも目指しています。
軽のEV商用車ですが、バッテリーはカセット式で、こんなふうに他で充電したものと入れ換えて走ることができます。
手前にふたつあるのがバッテリーで、後ろがその充電ステーションのイメージですね。
これ見たことあるな、と思ったら、ウチの近くにできた
ENEOSの電動ステーションでした。これに似た充電ステーションがあります。私は今すぐEVならこの方式がいいです。スペア・バッテリーを持って走れるのは安心。
こちらはシティ・コミューターとして可愛くて良し。
バッテリーが上のカセット式ならなお良し。月極め駐車場デモバッテリーを家に持って帰って充電できるから。電動アシスト自転車みたいに。
ホンダでは社員に起業のチャンス(社内でも社外でも)を与えているようで、こちらはそのヒトたちの作品です。
左の白いシューズには丸い小さなデバイスが付けられていて、目が不自由なヒトに向かう方向を感触で教えるんですって。巧く働くならナイス・デバイスです。
自転車のほうは後付けできる電動化ユニット。
なんだか本田宗一郎さんが自転車に小さなエンジンを後付けした”自転車オートバイ”で創業した本田技研のルーツを思い出させてくれて、こちらもナイス。ビッグ・サイトの一角にあった試乗エリアでは乗れるようになっていましたから、ご興味あるかたは是非。
そしてこちらの白くて大きめなのはやはりEVのコンセプトトカー、と言っても発売が近そうな PROLOGUE。
アーキテクチャーはGMのものらしい。
これ売り出してすぐエピローグにならなければいいけど・・・
昨日の会場全体としては、ショウの名前は変わったけど、そんなに変わった様子が見えなかったのが正直なところ。自動車以外の展示場がなんだか地に足がついていない感じ、言ってみれば無理矢理集めてきた感が見え見えで残念でした。
明日の特別チケットのプレヴューデイの後、土曜日から一般公開されますが、やはり今回も輸入車メーカーは3つしかいないのでご注意を。その3つが出展している理由を考えながら見てみるのも楽しいのかも?
因みに、今回の私のイマイチ、じゃない、イチオシは今回もこちら。
マツダはここのところ毎回デザイン推しできていますね。
それも”新しい何か”を打ち出すのではなく、従来からのものをキラッと磨いて。そのほうがすんなりと受け入れてくれる観客が多いからでしょう。私みたいな。
私は所属する日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)が担当する「モータージャーナリストと巡るガイドツアー」のお仕事で明後日から朝から晩までお台場です・・・
Posted at 2023/10/26 14:44:29 | |
トラックバック(0) |
その他 | クルマ