モビリティ・ショウもあって少し間があいてしまいましたが、1984年モンテを続けます。
目が覚めると日が暮れていて外は土砂降り。雨の中で第2ステージである Etape Commune をスタートしました。
エタプ・コミュンはまた2晩徹夜で20か所のスペシャル・ステージを走り、モナコへ向かいます。この頃のモンテはほんとにキツいスケデュールだったのがわかりますね。
まずはエクス・レ・バンの町を東側に出てすぐの Veniper村をスタートして La Fecraz村までの14.4kmの第1スペシャル・ステージでした。
全線路面は雪。初めてのペイスノートはまずまず無難に読むことができました。
そのあと南へ走りシャンベリーの街の南外れからSS-2がありました。グルノーブルの北にある Le Sappey en Chartreuse村まで44kmの長いSSでした。
ここには例のカメラカーが来ていたそうで、ということは私の奥さんもいました。
左手前のブルーの上下で赤いフードが奥さんです。よく見るとベータムービーを担いでいますね。
この後、一転俄かに雷が鳴って霰が降り霙になり、着ていたブルーのダウンジャケットがびしょ濡れになってしまったそうです。酷く重くなって絞るほど濡れたんだとか。
それでも頑張って撮った映像にはランチア・ラリーなどトップ連中も映っていました。
エラい!
我々の時も酷い霰で視界が悪く、ペイスノートがあってもスピードを落とす必要があったほどでした。
SS後半になると天候は回復し走りやすくなりましたが。
長いSSを走り切り、深夜のル・サペ=アン=シャルトリューズ村にフィニッシュでした。
SS-1も2もアウディ・クアトロに乗るスティグ・ブロンクヴィストがトップ・タイムでした。
このあと、グルノーブルを通り、現在のヒストリック・モンテでも毎年通るサン・ジャン=アン=ロワイヤンへ向かううちに日付が変わり24日火曜日になりました。
Posted at 2023/11/09 15:50:19 | |
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