フィニッシュした翌日7月9日水曜日の午後にオークランド空港脇のトラヴェロッヂへ向かいました。
表彰式が行われるトラヴェロッヂの玄関には総合ウィナーの Peugeot 205 Turbo 16 と2位の Lancia Delta S4 が停められていました。
15:30からは表彰式が始まりました。
総合順位や各クラスの上位が表彰されました。我々もクラス4位で入賞したので呼ばれてステージに上がりました。
ドライバーの松波登さんがインタヴューを受け、堂々の(?)日本語で「去年は地元ニュージーの女性コドライバーに乗ってもらったけど、言葉が上手く通じなくてコースアウトしてしまったので、今年は日本人にやってもらって言葉が通じて走り切ることができました。」とスピーチ。
それを私が英語で通訳してウケました。
松波さんはモンテ、前年のNZはリタイアしていたので、これがWRC初完走となりました。
翌10日木曜日には車両返送のための準備をしたり、またあの
悲劇に遭われたダンロップのエンジニアさんの仮葬儀にも列席し、金曜日には私ひとり別行動で暖かな楽園フィジーに渡りのんびり2泊して疲れを癒してからの帰国となりました。
これで1986年 WRC Rally of New Zealand の備忘録はおしまい。次は1994年のWRC Rallye Monte-Carlo を”番外編”として書いていこうと思います。例によって途切れ途切れのゆっくりペイスとなりますが、よろしければお付き合いくださいませ。
Posted at 2025/09/24 11:56:55 | |
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