北朝鮮は国営メディアを通じて、朝鮮半島に向かっている米空母を「沈める用意がある」と主張した。23日付の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、空母カール・ビンソンを「一発で撃沈」できると論説で書いている。
「労働新聞」は、養豚場を視察する金正恩・朝鮮労働党委員長の記事に続けて、「わが革命軍は、米国の原子力空母を一発で撃沈できるだけの臨戦態勢を敷いている」と表明。「大きくてぶざまな動物」への攻撃は「わが軍の実力を示す具体例となる」と書いている。
北朝鮮の機関紙「民主朝鮮」も同様に、「敵が二度と生き返らないように、わが軍は無慈悲で壊滅的な打撃を敵に与える」と書いている。
カール・ビンソンを中心とする海軍打撃群は、今週中にも朝鮮半島に接近する予定。トランプ米政権は、北朝鮮の核・ミサイル開発計画に対する「戦略的忍耐の時代は終わった」と表明したばかり。
「労働新聞」は、レックス・ティラーソン米国務長官がアジア歴訪中に、「テロ支援国家認定を含め、どのようにすれば北朝鮮の独裁体制に圧力をかけられるか、幅広く検討中だ」と述べた際にも、強い調子で反論していた。この際には同紙は、「我が国の超絶強力な抑止攻撃が発射されれば、韓国と周辺地域だけでなく米国本土にいる米国帝国主義の侵略軍をも、徹底的かつ即座にせん滅するだろう」と同紙は主張した。
北朝鮮はさらに、オーストラリアが米国との同盟関係を続けるならば、オーストラリアも核攻撃すると主張した。
米空母カール・ビンソン打撃弾は23日、フィリピン海で日本の海上自衛隊と合同訓練している様子が目撃されている。
この強気は一体どこから来るんだ。米国の空母の降誕性は恐るべきもので以前エンタープライズが事故で500ポンド爆弾9発が爆発したことがあるが、数時間で被害は修復されて航空機の発着艦が可能になったそうだ。今時の空母はさらに降誕性が高いだろう。まして周辺はイージス艦で固められている。北のバカ大将の旧式対艦ミサイルなどものの数ではないだろう。それとも核弾頭をつけた弾道弾でも落とすのか。何をやっても北のバカ大将体制は消滅する。何がこれだけ強気にさせるのだろうか。ただのやけっぱちだろうか。もっとも「恐ろしい」なんて言ったらそれだけで体制が崩壊するからなあ。強気にせざるを得ないだろう。
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2017/04/24 21:17:54