ペンタファンに捧ぐ!? 君はMZ-Sを知っているか?

ＭＸ５さんがペンタックス復活の記事を書いてくれたり、ひーもーさんも赤ちゃんの為に購入したり、実はプレマシーユーザー内のペンタ使用率が高かったりしますので敢えて過去を書きます。

ペンタックス銀塩後期はかなり販売だめだったんですよ。
レンズはいいのは間違いないので、ボディの話です。
ぼくがハンドルに付けていたＬＸなんて２０年以上も前のカメラ
ですし、名機として名前が出るＭＸとかＫ２とかＳＰとかもみんな大昔のカメラです。
ＡＦ時代に入ってからは、Ｚシリーズ、ＭＺシリーズ、最終で*ｉｓｔまでＭＺ－５／３位がちとぱっとした位でぼろぼろだったと記憶してます。(Ｚ－１／５系とかＡＦ以外は他社に負けないというか優れたカメラだったんですが・・・。)

それで、Ｚ－１系からペンタファンは夢を見たのです。
キヤノンやニコンの高級機に負けないカメラの出現を!!
しかしなかなか出ませんでした。　いや、正確にはそんなものは存在しなかったのです。
だけど夢を見ていました。
前述のＭＺシリーズが出た時に少し復活したんですペンタックス。
ＭＺ－５がヒットし、３も続きました。
これらは、小型化とアナログオペレーションに特徴がありました。「次にはフラッグシップが出る!」という期待の元、数年後に出たカメラがタイトル及び画像のＭＺ-Ｓです。
みんなが期待したカメラはＭＺ－１。　１番になるはずが、スペシャルに落ち着いちゃった(意味は違うかもですが)わけです。
カメラとしては、決して悪くはないのですが、シャッターがいまいちダイレクト感がなくソフトだったり(ショックを減らす為)、ファインダーも□の内側にメーターが出るような出っ張りをなくした代わりに倍率が下がるという、付け焼刃と言ってはかわいそうだけど、その時のペンタックスに出来る精一杯だったのだろうと思える結果でした。

まぁ、かわいそうなのと出来がいまいちでも好きなので、たまに
使ってますが。。。。

それで、デジタルで最近元気になったペンタックス!!
以前に暴挙というべき計画を実行してたんです。
その愛機ＭＺ-Ｓと同時期に開発していたペンタというか業界初
のフルサイズデジタル一眼です。　仮称ＭＺデジタル。(下の画像です。)


(コンタックスが同時期開発し、後年発売もしましたが大コケしました。　価格がドン高く、大きかったから。)
その頃は、ニコンもキヤノンもAPSサイズをやっとこやって、ただし稼いでる時期です。(2000年頃です。)
価格が１００万円前後になるとかで、見送ったんですが、これかが今のペンタにつながっているかと思うと、なんか複雑な気持ですが、うれしいですね。　
だって、つぶれると思ってたから。。。。
生き残ってくれていて本当にうれしいので、敢えて愛を込めてこんな文を書いてみました。