こういうところが日産辛いな

スカイラインからHEVが消える。

＞現行スカイラインからハイブリッド（HV）がなくなったということは、アテーサE-TSシステムを使った4WDグレードが消えたということであり、またハンズオフを実現した先進運転支援システム「プロパイロット2.0」設定車も消滅したということになる。
＞さらにいえば、スカイラインはHVだけに、先進のステアバイワイヤ機能である「DAS（ダイレクトアダプティブステアリング）」を搭載していたので、その異次元のハンドリングを新車で味わうこともできなくなったということになる。

こういう車の販売を維持できないのは辛い。
勿論採算が採れる車種ではない。
毎回i-Phoneが新型に変わる度に買うような、アーリーアダプターにアピールしたり、雑誌媒体のページの水増しにもってこいだし、世間への技術のアピールにもなる。

ホンダも、同じく技術博覧会のレジェンドがカタログ落ちして苦しんでいる。

トヨタは着々と後追いで、普及した技術のキャッチアップをする一方、HEVはホンダと並んで世界一。
車体もドイツ御三家に追い付いた。と思う。
欧州では、好き好んでトヨタのセダン/クーペに乗り換える人は居ないんでしょうけど。
ブランド力は周回遅れ。
なので、大衆車のヤリスに商機を見出すわけで。

マツダはスカイアクティブ中心にSPCCIという世界一の燃焼技術を持つ。
他所がエンジンを諦める中では、最早、飛び道具。
着実にステップアップしてL6＋FRに返り咲く最後のメーカーになったかも。

深刻なのはスバル。
H4は変速機限られるので、HEVも大変であろう。
変速機もCVTに社運を賭けた不運もある。
燃費が良いわけでもない。
触媒はバンクごとに一つか、排気管を一つにまとめた遠いところに一つ置くのか、相性悪い。
カムシャフトもL4の倍要るし。
4WD技術は高い物の、電動化されたらアドバンテージも消えちゃうし。