2022年08月28日
誤認識
峠越えをしていた。
昔々はトンネルなんてまったく無かったと言っていい峠だったのに、何本ものトンネルが設けられたおかげでカーブの数が減り、越えるのが随分と楽になった。
峠越えの 1/4 は降っていなかった。そこから降り出し、土砂降りにまで変わった。
試しに峠の侵入からレーダーオートクルーズの設定を
これなら途中で解除する必要は生じないだろう
という速度に合わせた。
雨が降るまではまったく問題無かった (^_^
雨が降り出だし、少々苦しくなってきた。
Gベクタコンの制御範囲は未だに不明なのだが、
Gベクタコンの反応が遅れない様に、手遅れにならない様にを最優先にして操舵をして抑え込んだが限界が来てしまい、異様な減速が生じる状況になってしまった ( ̄へ  ̄
やむを得ず、オートクルーズは解除せずにアクセルペダルを踏んで速度維持を補助した。
一方、Gベクタコンの制御は基本は抜く方にしか働かないようで、下りに入ってからは任せておくとカーブの途中で抜く一方の制御による姿勢の破綻が感じられるようにもなってきた。 ここでもまた踏んでの補助が必要になったのだが、夏なのに雨なものだから後輪も駆動されることとなって、前輪は前輪だけ駆動車として結果を出したがり、後輪は後輪だけ駆動車として結果を出したがるという微妙な状態の維持が設定した速度での挙動になってしまった。怖いぞ、ちくしょう! いっそ、もっとパワーをかけて後輪を明らかに駆動させた方が安定するんだけど・・・。 たぶん、BM型アクセラでならこうはならないだろうなと思う。後脚が仕事してくれないDJデミオの難点の一つなのだろうなぁ・・・。
短い直線の先にトンネルの入口が見えた。
雨なこともあってまだ時間は早いのに薄暗かったし、そもそも雨で視界が悪かったので、ヘッドライトは灯らせていた。 当然、トンネル手前からトンネルの中は見えない。
季節や時間帯によらず、入口から出口までが見通せる短いトンネルでなければ、トンネルの中が見えながら進入できるなんてことは めったに 無い。 それが怖くて減速する人がいると、交通量の多い道では渋滞を引き起こす要因だったりもする。
トンネルの入口が見えていた。
突如、
ピッピッピッピッピッピッピッピッピッピッ・・・
という警告音とともに、ヘッドアップディスプレーに
ブレーキ!
との表示が出た。
土砂降りの中で自動ブレーキなんぞにフル稼働されてはとっちらかるかもしれない。
自動ブレーキが発動するよりも早く、軽くブレーキペダルに足をのせて急制動を回避した。
自分には見えていない。
勿論、トンネルの中は見えないんだけど、その手前にも路上には何も障害物は見えていなかったし、軽い減速をしながらもトンネルに進入しようとしている現在も見えていなかった。
何事もなくトンネルに進入し、しばし走って、トンネルを抜けた。。。
完全に峠を越えて、平地に下りてきて走り続けながら思った。
あれで正解だったのだろうか(・_・?
もしかしたら、信じて急制動をかけて一旦停止するべきだったのではないか?
発せられた警告は、カメラ映像からの解析結果だったのだろうか?
それともレーダーからの結果だったのだろうか?
誤認識だったとしたら、暗さが原因だったのだろうか?
それとも土砂降りの雨が原因だったのだろうか?
これからは今以上に自動制御の範囲が広がり、それらを搭載した車両も増えていくのだろう。
大丈夫なのだろうか。
車両側からの警告を運転手はどこまで信じるべきなのだろうか。
とりあえず信じて周囲を疑って慎重に運転をするのは間違いなく正解だと思うが、数秒有るか無いかの状況での判断は迷うというより、日頃からの自己暗示の結果が出るよね。
自分にかけておく暗示のバリエーションが増えて増えて、簡略化されるまでの枝分かれが多すぎて追従できなくなってしまうのではないかしら (=_=
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本当に独り言 | 日記
Posted at
2022/08/28 06:16:26
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