謎の液体が降ってきた（￣□￣

小雨が降る高速道路を走行中のこと。
下りるつもりのＩＣから数キロ手前で、前方に密度の高い水滴の塊が見えた。妙な表現だけど、本当にそのような塊が見えた。 うねるように その塊が低空を動いているようにも見えた。 なんとも異様な光景。 それに１号機 ( Euro-R ) で突っ込んだ。
フロントガラスに当たる直前に 小さな粒々が大量に見えた . . . . . 気がする。
フロントガラスは真っ白ではなく 薄い灰色に覆われて視界ゼロ （０＿０；
ワイパーを動かすも綺麗には拭き取れず、櫛状に 所々だけ前方が透けて見えるだけ。 まるで冬の朝に、前夜に雪が降りはしなかったけどガラス凍ってしまっている状態で動かしたワイパーで擦られて一部だけガラス表面の氷が剥げたような状態。
高速道路上だし、雨の中だし、強くブレーキを踏むわけにもいかず、軽く減速しつつ、ウォッシャー液を出してワイパーを動かし続けた。
隙間から覗き見るような視界のまま、下りるつもりだったＩＣで下りた。

何が起きたのだろうか （－＿－？
順調に進めれば３０分ほどで帰宅できる所にいる。
路肩に停めて外から見て見ようかとも思うが、何かしらの塗料でも被ってしまったのなら、見てもショックを受けてしまうだけだろう。 高速道路といっても、あの辺りは高架の上ではなく、畑に中を突っ切るように盛り土をして道がのっかっているような造りだったと思う。 何かが飛ばされてきたのだとしても、違法ではあるが、現象としては不思議ではない。
走りながら半乾きになったのか、また少しだけワイパーで拭き取ることができた。
家までの間にホームセンターでもあれば寄って何かしら買って拭き取るなりできるのだが、そのような店舗は無い。 というか、ほとんど農家さん家の他は何も無い。 わざわざ店を探して遠回りをし、交通量の多い道を進むのも嫌だ。
結局、そのまま停めることもせず家に向かった。

前方から陽を受けると視界がもの凄く悪くなるが、隙間から どうにか見える。
車内に何か無いかと考えながら走るが、修理に出ていた状態からの一時帰宅中だから、何も余計な物は積んでいない。 こうなると、余計ではなかったなと反省・・・。

どうにか帰宅して、恐る恐る １号機を外から見る。
幸いなことに塗料を被ったのではないらしい。

フロントガラス上は、ワイパーで揉まれ磨り潰されて 体不明になってしまっていたが、バンパーには . . . . . . . . . ん～、これは ・ ・ ・


拡大。


少し角度を変えて


マジ かぁ・・・

いつもの周回路を何十周かすればこうもなるだろうけど、わずか数秒で・・・。


直接な衝突を免れたらしいのが、屋根に貼り付いていた。


無数の集団が雨の中を飛んでいて、それが誤って？高速道路上に上がってしまい、雨さえ降っていなければ突進するクルマの風圧でほぼほぼ衝突はしないはずなのに、降り注ぐ雨粒に混じり邪魔されて風圧に耐えてしまったが故にまともに衝突した？
無数の群れと化した虫の塊の向きも私にとっては悪かったんだろうな。
道を横断するように飛んでいてくれれば衝突する数は少なかったんだろうに、横断ではなく道の進行方向と同じ向きに飛んでいたのだろう。 どれくらいかは解からないが、長く伸びた群れの塊が 端から次々と１号機の前部で。。。

少し季節外れだけど、ケルヒャーを出してきた。
フロントガラス上のは、流石にケルヒャーの敵ではなかった。
しかしバンパー前面は、通常の洗車に使えるモードでは除去できなかった。
車両などの塗装面には使うなと注意書きのある 強力ノズルに替え、繋ぎ目には当たらないようにして どうにか除去することができた。

数十年も運転をしているけれど、初めての経験だった。
二度とご免だ （￣へ ￣